「『これが私(This is me)』と名乗って生きられる社会をめざして」
関係性・創る
※「これが私(This is me)」と一歩を踏み出し名乗ったとたん、その私(私たち)を傷つける偏見や差別がこの社会にあります。そして、それがわかっているからこそ、傷を受ける前に自らこの私を隠し、苦しみの叫びを心の内に押しとどめて暮らす人たちもいます。
さらに今インターネット上における偏見と差別・暴露は、「声」を上げることをより困難にしています。
私たちの誰もがこのような社会の当事者になっているということです。
偏見や差別にNO!を突きつける「新たな私たちのつながり」を創っていく取り組みを進めていきたいと思います。
代表者メッセージ
設立は2003年。従来のやり方やしくみに依存せず、「関係性を創る」をテーマに「とにかくやりながら考えまた実践しよう」をスタンスに独自の活動をしてきました。財政的には行政等機関からの補助は一切なく、会費と寄付、さまざまな取り組みを行いながら運営しています。さまざまな人権問題について関係機関団体や個人と連携し、微力ですが取り組みを進めています。
そのなかでも部落問題の相談を主として、相談者の都合のいい時間と場所を調整して、継続した対応と支援を行うなどの取り組みを大切にしています
活動内容
部落差別をはじめ一切の差別の撤廃をはかるため以下の事業を行っております。
調査研究事業
人権にかかわる住民意識調査など
啓発・情報提供事業
さまざまな人権問題の啓発情報提供として講師派遣、年間100件以上
相談・支援事業
さまざまな人権問題、部落問題(なかでも結婚差別)の相談支援など
啓発推進、人材育成事業
人権セミナー実施、「人権リーダー養成・部落問題講座」開催など
その他
☆第67回全国人権・同和教育研究大会(長野大会)実行委員会事務局(窓口)として企画・運営・実践検討・事務関係などを行う。
☆「ハンセン病市民学会全国交流集会in長野」実行委員会事務局(窓口)として企画・運営
寄付金の使い道について
- 部落問題の相談支援などのスタッフ人件費及び交通費
- インターネット情報化社会における差別と人権侵害にも対応したモニタリングや学習・情報共有・意見交換会定期開催の運営費及び人材育成のセミナー等費用
- 人権問題に関する情報提供(メールを主に)の運営・人件費
- 各地の人権関係機関や被差別当事者との交流の運営費