ゴリラやゾウが生息するコンゴ共和国のオザラ・コクア国立公園が世界遺産に登録されました。しかし公園の入り口があるンボモ村はゾウによる畑荒らしが深刻で、村人の生活と自然保護の両立が課題です。そこでゾウによって収穫ができなくなった場合の生計として、JWCSは村人に向けた養蜂教室を始めました。ところが3年計画の2年目で助成団体の事業再編により資金が得られなくなってしまいました。受講生の村人も現地在住の講師も意欲満々です。せめてハチミツの収穫までのあと1年、養蜂教室の継続にご支援をお願いします。
2023-12-20 15:29
小乾期に入り、ハチは蜜集めに精を出しています
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ご支援をありがとうございます。最近のンボモ村の様子をご報告します。
12月中旬になると雨が減ったかわりに、日差しがとても強くて暑い日が続いています。雨が毎日のように降り続いていたあいだ、ハチの動きは鈍っていましたが、今は前より活発になった巣箱が特に二つあります。
そのうち一つは村の幼稚園の敷地の隅にあり、一度群れが出て行ってしまった、と思ったら戻ってきたのです。ンボモでの養蜂は「ハチ次第」、ハチが巣箱を気に入ってくれるかどうかですが、なるべく気に入ってくれるように、見回るときには静かに、虫や落ち葉など邪魔なものがあれば、どかすようにしています。
写真:園舎の陰に巣箱を置かせてもらっている幼稚園。養蜂教室の座学もこの園舎を使わせてもらいました。慈善団体が通園料無料で運営しています。