ゴリラやゾウが生息するコンゴ共和国のオザラ・コクア国立公園が世界遺産に登録されました。しかし公園の入り口があるンボモ村はゾウによる畑荒らしが深刻で、村人の生活と自然保護の両立が課題です。そこでゾウによって収穫ができなくなった場合の生計として、JWCSは村人に向けた養蜂教室を始めました。ところが3年計画の2年目で助成団体の事業再編により資金が得られなくなってしまいました。受講生の村人も現地在住の講師も意欲満々です。せめてハチミツの収穫までのあと1年、養蜂教室の継続にご支援をお願いします。
2024-08-05 11:00
受講生の待ち箱にハチの群れが入りました!
野生群を取り込むために、各受講生が自宅近辺などで待ち箱を設置し、ハチが入ったかチェックする実習で、なんと11箱にハチが入りました!トップ賞は4個設置したすべてに入ったイスマエルおじさんです。次は4個中3個入った若者アルノーさん(写真)。設置場所の選択がよかったのです。群れが定着してある程度巣を作ったら、徐々に蜂場に移動させるため、さきに蜂場を拡張する作業を行いました。すると人間の騒ぎに怒ったハチが私たちを次々と刺してきて、私も目のすぐ下を刺されて翌日から二日間、顔半分が腫れてしまいました。少し離れていたので油断して防御帽をつけていなかったのです。蜂場はマルミミゾウが入らない、村を囲った電気柵の中なので安心していましたが、なんと柵の中に残っているゾウがまだいて、蜂場のすぐ近くを二頭が通った跡がありました。果たしてこのゾウは柵の外に出たい時の出口を知っているのか、疑問です。