ゴリラやゾウが生息するコンゴ共和国のオザラ・コクア国立公園が世界遺産に登録されました。しかし公園の入り口があるンボモ村はゾウによる畑荒らしが深刻で、村人の生活と自然保護の両立が課題です。そこでゾウによって収穫ができなくなった場合の生計として、JWCSは村人に向けた養蜂教室を始めました。ところが3年計画の2年目で助成団体の事業再編により資金が得られなくなってしまいました。受講生の村人も現地在住の講師も意欲満々です。せめてハチミツの収穫までのあと1年、養蜂教室の継続にご支援をお願いします。
2024-10-02 11:04
野生のミツバチが次々と巣箱に!蜂蜜の収穫も近づいてきました
5月から7月にかけて仕掛けた野生のミツバチを取り込む「待ち箱」は、取り込みやすいシーズンが終わり雨季に入った9月の時点で最終的に18箱にハチが入りました!そして群れによって勢力の強弱があり、巣作りの速さに違いがあることを学びました。明らかに勢力が強い群れが3箱に入り、ハチの数が多くあっという間に中の10本の巣枠すべてに巣を作ったので、蜂場へ移し、すぐに上段の箱を載せました。上段に作られる蜜を収穫するのもそう先ではない、と期待が大きくなりました。
また、蜂場一か所には10箱までにしたほうがよいということで、別の場所に第二蜂場も新たに開きました。合計15箱が蜂場にあり、群れが大きくなってくれるのを待ちます。
蜂場の整備には土台にする固い木を切ったり、巣箱を頭に乗せて暗い夜道を長距離歩いたりなど、アフリカの養蜂では力仕事がたくさんあり、若い受講生のたくましさに感心するばかりです。