ゴリラやゾウが生息するコンゴ共和国のオザラ・コクア国立公園が世界遺産に登録されました。しかし公園の入り口があるンボモ村はゾウによる畑荒らしが深刻で、村人の生活と自然保護の両立が課題です。そこでゾウによって収穫ができなくなった場合の生計として、JWCSは村人に向けた養蜂教室を始めました。ところが3年計画の2年目で助成団体の事業再編により資金が得られなくなってしまいました。受講生の村人も現地在住の講師も意欲満々です。せめてハチミツの収穫までのあと1年、養蜂教室の継続にご支援をお願いします。
2025-01-06 11:28
ついに採蜜しました!(その2)
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よく見る蜂蜜の収穫は巣枠に平らに作られた巣から蜜を採るイメージですが、この群れは好きなように斜めに、細切れに巣を形作っていました。講師が次々と巣枠から蜜の入った巣を切って大鍋に落とす傍ら、受講生らは枠に残った蜜をすぐ味見していました!鍋にすべて入れたら、蜂蜜を処理するために作業場に戻ります。手作業で巣穴をつぶしていき、ろ過します。皆さんのご寄付のおかげで器具類を準備できていましたので、ろ過されるのを待つところまでスムーズに進んだところ、受講生の一人がフィルターの上にたまっている巣と蜜が混ざった状態のものをこぼしてしまうアクシデントも。また、作業場は屋根に隙間があって蜂も蜜の匂いにどんどん集まってき、ちょっとたいへんでした(その後網で隙間を塞ぎました)。最終的に約6.5リットル、約10キロ弱の蜂蜜が採れました。1箱で15キロから20キロ採れることもあるので、やや少なめでした。