『たった一度しかないその子(個)の子ども時代が、本当にその子ども自身のものとなりますように』
京都府綾部市の農村部にある風の子共同保育園は、1986年に7人の大人と11人の子どもで無認可保育園としてスタートしました。たくさんの方々に、物心両面にわたり支え、励ましていただいて、吹けば飛ぶような風の子は、つぶれず、つぶさず、もうすぐ39年目を迎えようとしています。
親と職員で運営資金と保育内容をつくりながら、いつも子どもをまんなかに、2006年にはNPO法人「ひとなす風のこっこ 風の子共同保育園」を設立して、現在までに180人以上の卒園生を送り出してきました。
日当たりがよく、風も吹き抜ける園舎では、乳幼児から学童6年生までが元気にのびのびと過ごしています。
現在は、乳幼児25名、学童15名が在籍し、自分のやりたいことを仲間と相談しあって、生活をつくっています。川のせせらぎ、鳥のさえずりを聴きながら、緑多き地域を”庭”のように駆けまわり、手作りの給食、おやつをほおばる毎日。
懐かしい空気の流れる木造園舎で、子どもたちは「遊んで」「食べて」「描いて」「眠って」「転んで」「笑って」「泣いて」みんなで大切な時間を過ごしています。
そんな風の子共同保育園の持続可能な運営に、どうかご支援いただけますと幸いです。