特定非営利活動法人風の子園

風の子園を新しい場所へ

埼玉県三郷市にある“みさと市幼児教室風の子園“は、誕生から50年の間、保護者と保育者が支え合って大切に育ててきた園です。しかし、現在の園舎は令和8年3月末日に使用期限を迎え、さつき平での歴史に幕を下ろすことになります。 令和8年4月からは新しい場所で風の子園を開園する計画を進めていますが、新たな活動場所への移転費用や運営維持費が不足しています。 この地域から、子どもが子どもらしく、その子自身のペースで、仲間と共に幼児期の日々を過ごせる場所を失いたくありません。 私達と一緒に子どもたちの成長を見守り、応援していただけると嬉しいです! ご支援ご協力お願いいたします!

保育者木下からのメッセージ

「子ども達が子ども時代を存分に仲間と共に楽しむ、冒険に満ちたこの場所を守っていきます!ご支援ご協力お願いいたします」

子どもが子どもらしく、その子らしく、幼児期を過ごす

保育者木下が動画でも話していたように
風の子園が一番大切にしているのは、子どもが今何を感じているか、考えているかということです。

風の子園の毎日は子ども達が創り出しています。
その子自身が楽しい!面白い!やりたい!好き!と思うことを存分に「あそびこめる」ということです。

特別なことができなくてもいい。
まずはその子、そのまんまの心と体で幼児期の日々を、仲間と過ごす。

虫を捕まえるのが好きな子
工作に夢中な子
どろんこが好きな子
ごっこあそびが好きな子
好きなことを好きなだけ、とことんあそぶ。どんどんあそぶ。

もちろん何もしなくたっていい。そのまんまでいいんです。

風の子園の子ども達はとにかく自然であそびます。
既製品のおもちゃは園にはありません。
水、泥、雨、葉っぱ、花、目に入るものがなんでも、あそびの道具となるのです。

工作は、牛乳パックや空き箱など、ありとあらゆるものを使って、切ったり貼ったり、穴をあけたり、それを使ってお友達とあそんだり
子どもの想像力を大爆発させて、どんどんあそびを展開していきます。

そんな日々の子ども同士のあらゆる状況を、そっと見守る保育者がそばにいて、必要な時はそっと助けたりもします。
例えけんかになっても、頭ごなしに「やめなさい!」と言うのではなく、両者に「どうしたの?」と聞くことで自分の気持ちを言葉にできたり、相手の気持ちを想像できたり、できなかったり、、、

そんな日々の体験から得るものは、子ども達の芯となって、この先もずっと社会を生きていく力となるに違いありません。

風の子園が、園として存在しているからこそ
お友達と、保育者と、毎日顔を合わせて過ごす小さな社会があるからこそできることがあります。
子ども達が初めて家庭から離れて過ごす集団生活の日々の中で、その子それぞれに必要な生きる力を、あそびを通して子ども達自身の力で少しずつ身につけていくのです。
そんな毎日を送れる場所は、意外に少ないのではないでしょうか?

“その子がその子らしく集団の中で生きること”を体験できる場所を、絶対に無くしてはいけないのです。
子どもたちの選択肢の一つとして、この地域に絶対に残しておきたいのです。

保護者が保育者と共に守ってきた子育ての場所

風の子園は幼稚園でも保育園でもありません。
幼稚園類似施設とも呼ばれ、在園児の保護者と保育者が協力して自主運営を行ってきました。
園の環境整備や、園に関わる様々な活動に多くの保護者が参加して、それぞれが責任感を持って自主的な活動で園を支えてきました。

園の活動に保護者が深く関わることで、園にいる時間が増え、我が子の園での姿やお友達との関わり方、子どもたちひとりひとりの眩しい姿を見ることができ、みんなで子育てを分かち合うことができました。

昨今は核家族化も進み、自治会等も参加者が減り、地域の人のつながりが少なくなってきているように思います。もちろん、人が繋がれば大変なこともありますが、子育てを孤独にせず、親もひとりひとりの個性を尊重し合って、子育ての楽しみや悩みを分かち合えることは幸せなことではないでしょうか。

子どももありのまま。大人もありのまま。
風の子園は、今しかない幼児期の我が子、そして仲間との時間を楽しめる場所です。

令和6年度より保護者と保育者による運営から、法人による運営へと変わりました。
保護者は運営から離れ、『親も子も育ち合う』『みんなで育てる』環境を大切にした、自由参加型の保護者活動を行なっています。

新しい場所では、保護者だけでなく、今よりももっと地域の方々とも関わりをもって、みんなで子育てを楽しめる場所を創り出していきたいと考えています。

寄付金は大切に、全て子ども達の為に使わせていただきます。

①まずは新しい場所へ移転する資金が必要です。

現在のさつき平の風の子園よりは小さくなりますが、自然の中で子ども達が開放的なあそびが行える広さがあり、園庭を作ることができる候補地に出会うことが出来ました。

現在賃借契約に向けて詳細を調整中ですが、
風の子園の想いに大変共感いただいた大家さんのご厚意に応えられるように、新しい場所で子ども達が日々を楽しめるように、試行錯誤をしていきます。

ご支援ご協力、どうぞ宜しくお願いいたします!

◆移転までにかかる主な費用◆予定額約500万円 (2025年2月3日更新)
①園として利用出来るように整備する費用300万円
◇外構 約200万円 
 駐車場整備・フェンス(安全の為の整備)土入れ(園庭と築山に適した土を入れます)
◇建物内整備 約100万円
   既存設備撤去・給湯設備/トイレの造設・間取りのリフォーム
 (子どもが安全に過ごすために決められている基準に沿ってリフォームを行います)
②契約などにかかる移転諸費用 約50万円
 手数料・敷金
③開園までの家賃(2025.9月から発生予定)/維持費用 140万円
 約20万円 × 7ヶ月
④引越費用や備品処分費用 (額未定)

◇移転候補地◇
・吉川市高久582
・吉川美南駅より 徒歩21分 / 現風の子園より 徒歩47分・車9分

②移転後も園を継続していく為には運営資金が必要です。

認可施設(認定子ども園や幼稚園、認可保育園など)には、国や自治体から施設の運営を支援するための補助金が出されます。
しかし、風の子園は認可施設ではないため、施設への補助金はありません。

認可施設と同じように、子どもたちが安心して過ごせる環境を維持していく為には補助金に代わる運営資金がどうしても必要です。

認可施設になることも考えましたが、今の場所では自治体が新たに認可施設を募集していません。
少子化の今、市民全体のことを考える自治体としては、幼児施設に新たな費用をあてることは難しいことなのかもしれません。

ですが、私たち風の子園は、50年間守ってきた「見守る保育」「あそびこむ」環境をこの地域から無くしてはいけないと強く信じています。

赤ちゃんだった我が子が、人との関係性を築く年齢になってきて初めて過ごす社会。
それが幼稚園や保育園などの幼児施設となります。

その中の選択肢の一つとして、風の子園を残せるように努力していきます。
そんな私たちにお力を貸していただけるととても嬉しいです!

風の子園を応援する2つの方法

応援する!ボタンより今回のみをお選びください

・お好きな金額にてお申し込みください
・ご自身のペースで何度でもご寄付いただけます
銀行振込をご利用いただくと寄付金額の全額が団体への支援となります
 ※銀行への振込手数料は寄付者様のご負担となります

応援する!ボタンより毎年をお選びください

・お好きな口数にてお申込みください
・クレジットカード決済となります
・賛助会員として登録させていただき、毎年1回以上、メールにて活動の報告をさせていただきます
・解約、金額の変更、クレジットカードの変更は、お手数ですが風の子園までメール(kezenokoen@gmail.com)にてご連絡下さい

当法人が認定を取得すると、寄付金控除の対象となります

認定を取得する為には
年間3000円以上の寄付者が100名以上いること
寄付者の氏名と住所が記載されている寄付者名簿を提出する
などが必要です。

匿名寄付も可能ですが、上記の理由から、可能な範囲でご氏名の記入をお願いいたします。
認定法人への進捗は活動報告にてお知らせいたします。

団体情報
特定非営利活動法人風の子園
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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