本年も、皆さまからの温かいご寄付と継続的な応援により、多くの取り組みを実現することができました。心より御礼申し上げます。
今年は、ボランティア・インターンプログラムに154名の方が参加してくださいました。現地でお母さんたちや子どもたちと時間を共にし、学び合う機会が着実に広がっています。
また、日本の小学生・中学生が自ら寄付を集め、8月にはその想いを形にして、子ども16人とお母さん11人をサファリへ招待することができました。支援する側・される側という関係を超えた、忘れられない体験となりました。
教育支援では、86名の子どもたちに返済不要の奨学金を給付し、幼稚園から高校まで継続して通う環境を整えることができました。
給食支援は、月曜日から金曜日まで休むことなく継続しました。
9か月間は、120名(週4日)と70名(週5日)、残り3か月は80名に週5日提供し、年間で延べ約34,000食の給食を届けることができました。毎日の「温かい食事」が、子どもたちの健康と学びを支えています。
トレーニングセンターでは、新たに8名の女性が職業訓練を修了・卒業しました。さらに、女性支援の一環として、コーポラティブで製作しているバスケットの販売も新たにスタートしました。
加えて、代表の山田は、全国約50か所で講演を行いました。大阪大学、高知工科大学、四天王寺大学、中京大学、慶應義塾大学、青山学院大学、中央大学、三重大学、明治学院大学、公文国際高校、HR高等学院、畝傍高校、田辺高校、姫路海陵高校など、多くの教育現場で活動の背景や現地の声を直接伝える機会をいただきました。
これらすべての活動は、寄付者の皆さま一人ひとりの支えがあってこそ実現しています。今後も、現場に根ざした支援を大切にしながら、着実に歩みを進めてまいります。



