NPO法人こうのさと

「この場所で子どもを産んで育てたい」、親子の笑顔があふれ朗らかに子育てできる「子どもの楽園」を一緒に創りませんか?

img-cover
img-cover
img-cover
庭の木に吊るされたハンモック、ブランコをして遊ぶ女の子たち。冬の田んぼを駆け回って遊ぶ少年たち。子どもたちの笑い声が響く空間はとても素敵ですよね。 子どもたちが自然の中で元気に遊び、友達と関わり合い、学び成長していく姿。それを見るのは親として嬉しいもの。 それを共有できて朗らかに子育てができる仲間がいれば、私たちの暮らしは喜びにあふれたものになる。そう思いませんか? しかし、昔はあった何気ない暮らしの風景が、今では、なかなか見られない貴重な瞬間になっています。 「子育てが辛い、苦しい、不安で仕方ない…」 そういったお母さんたちからの声が世の中に響いています。ご存知でしたか?産後1年までの妊産婦さんの死亡原因1位は自殺なんです。 「相談できる相手がいない、分かってもらえない、気軽に話すこともできない、、、」 孤立が悩むお母さんを苦しめています。コロナ禍以降、その傾向はさらに強くなっています。 NPO法人こうのさとでは、自然栽培のお野菜プレゼントを通じて、妊産婦の孤立を防ぎ、自然の中で子どもたちが遊び学べる環境を保ち、豊かにしていく活動を行なっています。 また、子どもたちが主体的に体験を通じて学べるオルタナティブスクール「竹林のスコレー」を運営することで、親子の笑顔であふれる朗らかなコミュニティ「子どもの楽園」の創造を目指しています。 ご支援よろしくお願いします。

生まれてくる子どもたちをみんなで祝福する取り組みとは?

どうして妊婦さんに自然栽培のお野菜を届けるのか?

そこには、生まれてくる子どもたちを地域のみんなで祝福するための理念と活動があるんです。

ぜひ、下の動画をご覧ください。

こうのさとの活動 祝福されるまちづくり

子育てが辛い、苦しい、不安で仕方ない…

「子育てが辛い、苦しい、不安で仕方ない…」そういったお母さんたちからの声が世の中に響いています。

ご存知でしたか?

産後1年までの妊産婦さんの死亡原因1位は自殺なんです。

ガンや血管系の病気もありますが、それよりも多いのが自殺。お母さん自らが死を選んでしまう現実があります。

妊娠中や産後はホルモンバランスの変化から、精神的に不安定にもなりやすく産後うつの問題もあります。

相談できる相手がいない、分かってもらえない、気軽に話すこともできない、、、
孤立が悩むお母さんを苦しめています。

そして、2020年のコロナ禍以降、その傾向は強くなっています。

子どもたちを巡る環境はどうでしょうか?

発達障害の子は、この25年で10倍に…

日本では、少子高齢化が進み、子どもの数がどんどん少なくなっています。しかし、それに比較して増えているのが特別な支援を必要としている子どもの数。

50年前は、3,000万人だった15才未満の子どもの数は、今は1,500万人になり半分に。

しかし、ADHDや自閉症などの発達障害を抱えて支援を受けている子どもはこの25年間で10倍以上に増えています。

さらに、アトピーや喘息、食物アレルギーなど、アレルギー疾患を持つ子どもたちの数も増えています。現在、何らかのアレルギーがある人は約50%とも言われています。

こういった子どもたちの状況が、親を悩ませ不安にし、子育てを楽しめる余裕を奪っているのではないですか?

何が、その問題を引き起こしているのでしょうか?

母と子を中心としたその家族が、すこやかに幸せに暮らすには何が必要なのでしょうか?

世界と日本の現状、子どもが風邪で亡くなる原因とは?

私の体験談を聴いてください。NPO法人こうのさと代表の片岡徹也と申します。

以前、私は看護師として、大学病院の小児科で重い病気の子どもたちの看護をしていました。

がん、白血病、脳腫瘍、先天性の心臓の異常など、そういった病気の子どもたちの看護を通じて、新しい治療薬や高度な手術などにも触れてきました。

人が病気になったら治さないといけない、病院や薬はとても大切だ、とずっと思っていました。しかし、それはとても視野が狭いことだったと思い知ったんです。

青年海外協力隊に参加して、グアテマラという中米の国で保健活動をしたときでした。

山の中の貧しい地域の診療所、あるのは、体重計と冷蔵庫、ちょっとした抗生物質や解熱剤程度の小さな診療所です。

その活動の1つとして、地域の子どもたちの死亡調査をしていました。亡くなる子どもの大半は、風邪をこじらして肺炎になったり、下痢が酷くて脱水になったりして亡くなっている。

ありふれた病気にかかり亡くなってしまうのは、充分な食べ物を手に入れられず栄養状態が悪いこと、清潔な水がすぐに使えないからです。

そんな環境が子どもたちの健康を奪い、死に追いやっているとは思いませんでした。

食べ物、水、電気、ガス、水道、交通、こういった環境すべてが人の健康を左右し、大きな影響を与えていることを身をもって知ることができたんです。

悲惨な食の現状

日本に帰ってきて分かったのは、日本で一般的に食べられている食品の悲惨な現状です。

日本の農薬使用量は世界で一番多く、残留農薬が心配される遺伝子組み換え作物の輸入量も世界一。

世界的な研究では、農薬が子どもの神経発達に悪影響を与えることが報告されています。

下の図は、自閉症や広範性発達障害と診断される人の数と、農薬使用量の国際比較の図です。

農薬使用量が多い国は、自閉症と診断される人の割合も高いことが分かります。

こちらの書籍では、メキシコの農村地帯のこどもたちの描いた人の絵が紹介されています。

(図:子どもの脳が危ないより)

農薬を大量に使用している地域に生まれた子どもは農薬をほとんど使わない地域の子どもに比較して、人のイメージがとても遅れていることが分かります。

誰もが食べたことのあるコンビニのお弁当には、数百種類の添加物が使われており、中には発がん性が懸念されるものも入っています。

一般的に使われている着色料や化学調味料にも、神経毒性があり、興奮しやすくなったり落ち着きがなくなってしまうという研究もあります。

ヨーロッパで禁止されているものが、日本では当たり前に使われています。

有害性を持つと考えられる添加物や化学物質の基準値も緩い傾向があるんです。

交通のインフラが整っていて、病院へアクセスしやすい日本では、幸いなことに子どもがすぐに亡くなってしまうということは少ない。

ですが、発達障害やアレルギーは、どんどん増加しており、健やかな子どもの成長と発達を脅かしていると考えられます。

子どもたちは自分で食べる物を選べません。

親が気をつけるしかありませんが、こういった話は学校で習うこともなくテレビや新聞で取り上げられることも極々わずかです。

だからこそ、母親も原因が分からず不安になり、ずっと悩まされてしまうのではないでしょうか。

子どもの健康と母親の安心

この2つを解決するのが、自然な食べ物と豊かな環境なんです。

そのことを地域に暮らすみんなが知って、協力しながら自然な食べ物を作って増やしていければ、その地域はどうなるでしょうか?

食べる物を買うときも、不安なく選ぶことができて、小学校や中学校の給食も児童の体を大切にしたご飯が出てくる。

子どもたちがすくすくと元気に大きくなって、自分のやりたいことを見つけて、成長していく輝く姿があります。

想像してみてください。

そこには、子どもたちとお母さんの笑顔。

そして、それを輪になって囲んでいるあなたと仲間たちの笑顔が見えませんか?

こうのさとの取り組み 命を中心にした祝福されるまち

私たち、NPO法人こうのさとでは、地域に暮らすみんなで無農薬無化学肥料のお野菜を作り、妊婦さんにプレゼントする活動を行っています。

2020年の設立準備期から、2024年12月までで838件、妊産婦さんへのお野菜プレゼントを提供してきました。

その活動、また下で紹介する竹林のスコレーの活動も含めて、今までにおよそ9,400m2の耕作放棄地を農地に復元することが出来ました。

自然を尊重した持続可能な農業によって安心安全な食べ物をつくると同時に、子どもたちが遊び学べる自然環境を保っていきます。

畑活中、子どもたちは泥んこで遊んでます。そして、その野菜を食べてお母さんのお腹の中で育って産まれてくる命をみんなで祝福する。

母と子、命の根っこを中心においた希望に満ちた社会。

そんなまちを作るのが、NPO法人こうのさとのコンセプトであり私たちの使命です。

お野菜を受け取った妊婦さんの喜びの声

ここでは、お野菜を受けとってかわいい赤ちゃんが誕生したお母さんの喜びの声を紹介します。

うぐさゆみこさん なるくん

みつおかあかりさん てんちゃん

かないめぐみさん もねちゃん

生まれてきてくれた赤ちゃんがたくさんいます

お野菜プレゼントを受け取って生まれてきてくれた赤ちゃんへのお母さんからのメッセージを紹介します。

あおちゃん いっくん

りーちゃん むにくん

ほだかくん たわくん

自然の中で生きる力を育む学校 「子どもの楽園」を目指して

私たちの活動で大切にしている「子どもが自然の中で遊び学べる環境を保つ」を実現させたのが、令和5年4月に開校した竹林のスコレーです。

コロナの期間中、畑での活動中に、学童期のお子さんを連れてくるお母さんたちがたくさんいました。話を聞くと、「なかなか学校に行けないんです、、、」と。

コロナが始まって以降、学校に行かない選択をする子どもたちは、増え続けています。

令和6年度、文部科学省は不登校児童生徒数が34万6千人と過去最多であると発表されました。

竹林のスコレーは、およそ30,000m2の敷地で田畑山林があり、自然の中で伸び伸びと子どもたちの興味・関心を培い、学びの芽を育んでいます。

詳細は、「竹林のスコレー」公式サイトからご覧ください。

竹林のスコレーと、祝福されるまちづくりの活動を通じて、子どもたちの笑い声が響き、親子の笑顔があふれ朗らかに子育てが行える「子どもの楽園」の創造を目指しています。

ご協力のお願い 寄付を募集しています

NPO法人こうのさとでは、法人所在地である倉敷を起点にして、妊娠中のお母さんに、農薬化学肥料不使用のお野菜を定期的に継続してプレゼントしています。

その活動を通じて、孤立を防ぎ、子育ての悩みを打ち明けられる関係性を育みながら、安心安全な食料をつくっていける地域コミュニティを創造しています。

この活動は、賛同していただける皆様のご寄付によって継続できています。

こうのさとの活動を支えてくださるみなさまのご寄付で、以下のような活動を行うことができます。

祝福されるまちづくり 妊婦さんへの自然栽培野菜のプレゼント

妊娠が分かりご登録されてから、産後4回まで定期的に安心安全なお野菜をプレゼントしていきます。

毎月3,000円の寄付で1人の妊婦さんに妊娠中から産後1ヶ月までお届けできます。

  • 無農薬無化学肥料のお野菜を栽培する人の雇用
  • 野菜の配達に関わる交通費や消耗品の購入
  • 耕作放棄地や休耕田の開墾、農地への復元
  • 農作業、宅配に係わるスタッフの研修
  • 農機具の購入や維持、メンテナンス
  • 出産された妊婦さんへのお祝いメッセージビデオの作成

竹林のスコレーの継続と充実した活動に向けて

  • 古民家の修繕や設備の改修などの維持管理
  • 子どもたちの充実した活動を支援するスタッフの雇用
  • 子どもたちの教材や文房具などの消耗品
  • 外部講師に依頼するスペシャルクラスの充実
  • スコレーに関わるスタッフやボランティアの研修

寄付にご協力いただいた方へ、定期的な活動報告をメールでお送りさせていただきます。

寄付に関するよくある質問

Q. 1回だけの寄付はできますか?

A. はい、1回だけのご寄付も大切に使用させていただきます。ご都合の良いときに、ご自由な金額でこちらからご寄付ください。

Q. 領収書(寄付金受領証明書)はもらえますか?

A. はい、Eメールにて全ての方に電子的にお渡ししています。(受領日付はお申込日ではなく、各決済代行会社からNPO法人こうのさとに入金された日付となります。)

Q. 毎月の寄付は止めることはできますか?

A. いつでも、中止することができます。また、金額の変更もいつでも可能です。ご連絡をいただかない場合は、自動更新として翌月以降もお支払いいただいています。

語り継がれる物語をあなたと一緒に

私たちのNPO法人こうのさとは、岡山県倉敷市に拠点があります。

岡山県倉敷市は美観地区、大原美術館があり観光地としても有名ですが、その歴史の中には公共の福祉に大きく寄与した実績があります。

明治維新から20年という時期に、日本で初めて創設された孤児院が岡山孤児院でした。

(写真提供:石井記念友愛社)

石井十次氏が始めた岡山孤児院は、その後、名古屋地方の地震や、東北での飢饉を受けて全国から孤児を受け入れ明治39年には、その児童数は1,200名になったそうです。

西日本のある地域の片隅で開始された社会福祉の個人事業が、他の人々と他の地域に拡がり、新たな事業に継承され、現在の福祉体制を築き上げたと言えると思います。

その孤児院の運営に出資をし、協力していたのが、大原美術館の創設者でもある大原孫三郎氏です。

写真:大原孫三郎氏と大原美術館

私たちが住む岡山県倉敷市という町は、偉大な先人が築き、残してくれた誇りある文化と慈愛の歴史を持っています。

そして、それらによって育まれた人間性こそがこの町の宝だと思います。

2020年のコロナ禍以降、今までの社会の形態が変わり苦しむ人が増える中で、新しい福祉の形を倉敷から始めることは、先人たちの想いを受け継ぎ今を生きる私たちの使命だと感じています

母と子、命を中心に据えた「祝福されるまち」を一緒に創っていきましょう。

あなたのご支援で、親子の笑顔が増えて、この国の未来が輝きます。

ご迷惑でなければ今すぐ、ご支援をよろしくお願いします。

団体情報
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・ 会費決済サービス「コングラント」で作成されています。