緑に覆われた山々は、私たちの心を和ませます。
そして、私たちはこれまで豊かな山の恵みに支えられてきました。
しかし、熊本県の6割を占める山々の現状をあなたは知っているでしょうか?
今、ふるさとの山が荒れています。森が消えています。
この基金は、熊本県内の森林の再生活動を支援するために、「一般財団法人 くまもとSDGs推進財団」が2023年10月に創設した『豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金』です。
第1次助成事業の公募で採択された2団体(球磨郡山江村と八代市坂本町)の森林で、助成事業(2024年1月中旬~4月末)が実行され、中長期的な森林再生につながる目覚ましい成果を上げることができました。
この第1次助成事業の成果をさらに熊本県内に広げていくために、第2次助成事業(2024年10月~翌年1月末)を行っています。
第2次助成事業の採択団体については、以下をご確認ください。
https://kspf.or.jp/1650/
現在は、第3次助成事業への活動助成に向けて、引き続き寄付を募集しています。
みなさまからの活動団体へのご支援(ご寄付)を、どうぞよろしくお願いいたします。
2024-10-16 21:02
球磨川流域での森づくりを考える勉強会(サステナ・フォレスト上映会と現地観察会)を開催しました!
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「豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金に基づく助成事業」の実行団体の一つ【風の杜人】が、10月13日に「球磨川流域での森づくりを考える勉強会(サステナ・フォレスト上映会と現地観察会)」を開催しました。
この映画は、現在の森が抱える問題を分かりやすく取り上げたドキュメンタリー映画で、熊本県内では初上映となりました。本映画上映を勉強会として、映画でも山の現状を解説されていた森林流域管理学を専門とする蔵治光一郎教授が、解説を交えて参加者の理解が深まっていました。
そして、場所を移して助成事業で「皆伐後の森林再生」を実行する現場へ
ここは2年前に皆伐されたところですが、2年でかなりの雑木で覆われています。ただ、皆伐時に通した搬出道路のつくり方が森林流水としてひどく、大雨が降る度に崩れる状況を参加者は目にされていました。
ぜひいつか現地をみなさまにも、本映画と風の杜を見ていただきたいと願います。