緑に覆われた山々は、私たちの心を和ませます。
そして、私たちはこれまで豊かな山の恵みに支えられてきました。
しかし、熊本県の6割を占める山々の現状をあなたは知っているでしょうか?
今、ふるさとの山が荒れています。森が消えています。
この基金は、熊本県内の森林の再生活動を支援するために、「一般財団法人 くまもとSDGs推進財団」が2023年10月に創設した『豊かで災害に強いふるさとの森づくり基金』です。
第1次助成事業の公募で採択された2団体(球磨郡山江村と八代市坂本町)の森林で、助成事業(2024年1月中旬~4月末)が実行され、中長期的な森林再生につながる目覚ましい成果を上げることができ、第1次助成事業の成果をさらに熊本県内に広げていくために、第2次助成事業(2024年10月~2025年1月末)を行いました。
現在、第3次助成事業への事業展開に向けて、引き続きみなさまからのご寄付を募集しています。
豊かで災害に強い森づくりを実行する活動団体へのご支援(ご寄付)を、どうぞよろしくお願いいたします。
2025-01-20 15:48
球磨川流域での森づくりを考える勉強会の第3弾企画を開催しました。

実行団体の一つ【風の杜人】が、「球磨川流域での森づくりを考える勉強会の第3弾」を開催されました。
◎1月18日(土) 森の国の守り人 橋本光治先生の話しを聴く会
会場/多良木町石倉A棟 参加者37人(子ども1人)、 交流会 14人
徳島県那賀町で持続可能な林業経営として評価されている『自伐型林業』のスペシャリスト橋本光治氏の講演会には多くの方が関心を寄せられ、熊本県外からの参加者もありました。
この自伐型林業の道は、壊れない道として最近全国で広まりつつあります。令和2年7月豪雨での球磨川においては、林道や搬出道路が崩落のきっかけとなり、それにシカの食害や間伐放置林、その他の要因が重なって、大きな崩落につながっているところが多く見られました。
そのきっかけを作らない道づくりのヒントとなる、実践と知恵が詰まった講演でした。