活動・団体の紹介
★食と人の架け橋 特定非営利活動法人くじらのペンギンハウス
住み家をなくしたペンギンがくじらの上で生活をしていた
そんなあってはならない事を実現させないために
くじらのペンギンハウスはうまれました。
農産物を成長させるだけではなく、お客様と未来ある若者たちの
大切な心と身体も育みます。
私たちが生きていくために必要な食べ物の事について考えてみませんか?
活動の背景、社会課題について
世界的なコロナの大流行により、子どもたちが課外体験はおろか学校のクラブ活動ですら満足に参加できない状況が長く続いてきました。
出かける機会が激減した子どもたちが多く存在します。
また、近年は学校の勉強以外の活動に参加する割合が、親の年収により大きく比率が変わってしまうという状況が続き、
低年収の世帯で学校以外での課外活動に参加したことがないという子ども達の割合も多くなってきています。
最近になって、低所得の世帯の子どもたちにも、教育が行き届くように、行政による学校教育費の補助が叫ばれるようになり、
一部の地域では学費の無償化等の議論が勧められていますが、教養をつけたり非日常体験にチャレンジしたりといった経験がなく育つ事による
教育格差はますます大きくなっています。
そんな中で、当NPO法人ではどのような子どもたちにも、本格的な教養をつけたり、非日常体験にチャレンジして楽しんでもらえたり出来るように、
親の年収に関係なく参加できる様々な若者応援事業を実施します。
活動内容の詳細、実績について
農産物の成長を通して、未来ある若者たちの大切な心と身体も育みます。
春夏秋冬、季節折々の採り立て新鮮農産物を都市近郊農業で直売所や直売コーナーを中心に販売しております。
消費者の方に農業体験などで畑にお越しいただき、お客様の目線で大切に栽培しています。
活動事業
★私たちが生きていくために必要な食べ物の事について考えてみませんか?
「農ボランティアと若手農家との交流イベント」
★若手アスリートに、目標や夢・これまでの優秀な成績について広くSNS等で発信する
「くじらのペンギンハウス、ハロウィンアスカツSNS宣言事業」
★恵まれない母子家庭や父子家庭、親と離れて施設で暮らす子ども達にプレゼントを贈る
「トナカイからの赤いクリスマスプレゼント事業」
★若者の夢を応援します。若手モデルさんと行うバーチャル発信チャネル創造事業
「ストロベリー水族館」
★令和に飛び出す恐竜博物展
コロナ禍で外出自粛の期間が長く、学校以外の体験活動などに参加出来なかった子どもに、
想い出作りの一環として、無料の恐竜博物館イベントに招待し、2日間で1651名の
来場者に楽しんてもらう企画を実施
代表者メッセージ
現在、日本の食糧自給率は39%台を推移し、6割以上の食糧を外国に頼っています。そして
国内の農業者の年代別割合は20代が1.4%、30代が3.5%、40代が5.1%、50代が12.5%、
60代が30.4%、70代以上が47.1%と、60歳以上が8割を占めており、超高齢化を迎えてい
る産業となっています。
高度成長期時代には、様々な専門職人が給料の上昇を期待して子供の職業を会社員にし、その
孫も会社員となる流れを作り、一次産業の作り手を外国に依存する社会に変貌させてきました。
しかし、現在は、一般職の割合が様々な専門職よりも多く、会社員同士が仕事を取り合って給料
が減少してしまい、稼ぐことが出来るのは一般職ではなく、資格を持って専門職として働いてい
る技術者や職人であるという時代の流れになりつつあります。
実際、大手企業では、営業職などの一般職の求人は減少し、メンテナンス等の技術職やコンピ
ュータ関連のクリエイター職の求人募集が多いという所も出てきております。
もはや世の中のサラリーマンが、一生涯一つの会社に勤めあげるという終身雇用制度は崩壊
し、社内起業家の育成や副業を推進する企業も増え始めています。
また、生活スタイルの自由度も少しずつ高まってきていますが、スポーツや文化活動などの趣
味の世界に使う金銭的な余裕もバブル世代の人々に比べて減少してきました。
そこで、くじらのペンギンハウスは食と人の架け橋をコンセプトに変革を目指します。
農というキーワードを活用し、農産物を成長させるだけではなく、お客様と未来ある若者たち
の大切な心と身体も育みます。
未来に希望を持てなくなっている若者が多い中、人として誇りをもって優雅に暮らしていくた
めに、文化活動やアスリート活動に熱中する若者を応援したり、単なる会社員ではない一歩踏み
込んだ、週末起業家等の第二の職業能力を開花させたり、様々なチャレンジ精神を持っている未
来の日本を作っていく若者を応援していきたいと考えています。
そんな思いで私たちはかれこれ10年以上活動してきました。しかし、代表一人のマンパワー
では限界を感じ、このたび団体の法人化を目指し、チームとしてさらに大きな形で、世の中の変
革を目指していきたいと思います。
私たちは、生きていくために必要な「食」、つまり食べ物が農業界だけの特別なものではな
く、誰にとっても身近な「植」になってほしいと考えています。そして「職」というものをいま
一度見直してほしいと考えています。さらに、自分らしい「飾」を創造して、生きる活力を手に
入れて、個性を磨いて自分「色」を大切にしてもらいたいです。
そんな人が一人でも多く増えるためにくじらのペンギンハウスは法人化に向けて動き出しま
す。
令和 3年 4月18日
特定非営利活動法人くじらのペンギンハウス
設立代表者 花野 眞典
寄付金の使い道について
上記実績の他、さまざまな若者応援事業に活用させていただきます。
皆さまからの心暖かい寄附を有効に活用し、未来ある事も達の楽しい思い出作りに
貢献させていただきます。
暖かい支援をよろしくお願いします。