「性的指向および性自認に基づく差別を日本からも無くさなければならない。そのためには法律が必要だ。」という強い想いから、2015年4月に発足したLGBT法連合会は、最初は呼びかけ団体6団体と事務局のみの小さな所帯でしたが、発足5年が経ち、今や全国各地70を超える賛同団体から成る全国連合会へと成長しました。
これまでLGBT法連合会は2015年の発足以来5年間は任意団体でした。その間は、助成金や講演・研修活動での事業収益をベースに活動していましたが、活動規模が拡大するにあたり、より継続的かつ安定した組織運営を見据えて、一般社団法人化し、よりご寄付を募ることといたしました。
発足以来、政策提言活動、学習会の実施、情報発信を柱に活動を続けています。ほかにも、厚生労働省やNHKの調査に協力をしたり、選挙のたびに各政党および各候補者へのアンケートを行ったり、書籍を出版したり、とさまざまな活動を行っています。今回皆さまからいただいた貴重なご支援は、下記のような用途で使用させていただきます。
LGBT法連合会は、政策提言活動の一環として、国会会期中に直接国会議員に現状の困りごとや目指す社会を伝える「院内集会」を開催しています。これまで多数開催し、議員、一般ともに参加者は増えていっています。今後も意義のある院内集会などの政策提言活動のために、いただいたご支援を活用してまいります。
LGBT法連合会は、外部の団体や教育機関、大使館や企業・組織、そして学術者や研究者などたくさんの方々とともに、情報発信活動としてシンポジウム等を開催してきました。性的指向および性自認に基づく差別を無くすことの重要性を伝えていくことを目的として、学術の最新情報や教育機関・企業・組織での取り組みの事例、諸外国のグッドプラクティスなどを盛り込み、多角的な視点でテーマ設定をしています。参加者からの評価も「面白かった」「満足した」の声を多くいただいてきました。これからも、多くの方々にとって役立つ情報発信活動のために、いただいたご支援を活用してまいります。
LGBT法連合会は、様々なメンバーの持つ知見や専門性を活かし、各種ガイドラインや資料を作成しています。これからも、社会の現状や、法令、条例等に沿ったガイドラインを作成し、多くの方々にご活用いただくために、いただいた支援を活用してまいります。
LGBT法連合会はこれまでもこれからも、一日も早いLGBT差別禁止法の法整備を求めて活動しています。そのためには、全国から広くたくさんの皆さまのお力添えが必要です。
LGBT法連合会を応援してくださる皆さまを募集しています。誰もが差別や不利益な取り扱いに遭うことなく、平等に生きられる社会を目指して、ご支援賜りますようよろしくお願いいたします。
LGBT法連合会一同
賛助会員(月額定期寄付会員)としてご参加くださる場合はこちらのリンクからお願いいたします。
https://congrant.com/project/lgbtetc/2422