一般社団法人マツリズム

「祭に対する意識調査」詳細レポート

3年間のコロナ禍を経て、全国各地でお祭りが再開しています!4年ぶりに復活する祭に対する期待も高まる一方、祭の主催者や担い手には新たに様々な課題も生まれています。このような現状を幅広く知ってもらい、今後の地域の祭の持続可能性を高めるためのアクションに繋げるヒントにしてもらうため、祭に対する意識調査を自主的に行いました。 自己肯定的意識と祭り経験の間には一定の相関が見られるなど、祭りの教育的価値の可能性も示唆されました。地域の祭の担い手・自治体・教育/研究機関などに是非活用いただきたく思っています。 全額自己資金で行った調査であることもあり、ダウンロードしたデータを見られてもし価値を感じられた方は寄付での応援もお願いできますと幸いです。

活動・団体の紹介

 マツリズムは「祭りの力で人と町を元気に」をビジョンに掲げて活動している団体です。担い手不足に悩む地方の祭りと都市部の若者や外国人をつなげ、祭りの次代への継承と地域活性化を試みる観光ツーリズム ”Ma-tourism” を全国で展開しています。
 また”Ma-tourism”を軸に、担い手を対象とした祭りの価値を高めるワークショップや、祭りの力を活かし た企業の人材育成・組織開発支援も行っています。今後も埋もれた地域資源に光をあて、文化継承・観光振興・移住定住 促進などにも波及させていく活動を行っていきます。

活動の背景、社会課題について

 日本の祭は、地域を彩る 年に一度のハレ舞台。地元に人が帰ってきて、老若男女が笑顔で触れ合い、喜怒哀楽が解放される時間です。その共通体験は記憶に刻まれ、地域のアイデンティティをかたちづくっています。
 一方、人口減少や高齢化・気候変動・感染症などの影響を受け、多くの祭が存続の危機にあります。伝統文化継承のため様々な知恵を絞っているが、突破口がなく消失してしまった祭りも多い現状です。
 しかし、私たちは祭の力を信じ、祭りや地域のためにできることはまだまだあると考えています。祭の意味をもう一度問い直し、これまで祭や地域文化に関われなかった人たちが混ざっていくことで、新たなコミュニティが形成され、人と地域は更に元気になるはずです。今後も祭を取り巻く様々な課題を解決し、祭の力で人と町を元気にしていきます!

活動内容の詳細、実績について

 マツリズムは祭の楽しさを伝え、人と地域をつなぐ役割を「マツリテーター」と名付け、代表自身がマツリテーターとして、全国の祭を行脚しこれまでに30地域100回以上の祭に参加、20地域の祭りの担い手とのネットワークを築いてきました。祭りの本質を体感してもらうプログラムを、5年間でのべ500名以上に対して提供しています。上記に加え、現在は多くの地域また、企業や学校に対して祭りを通したチームビルディングや地域活性化の講演を実施し、祭りの魅力を伝え続けています。

代表者メッセージ

これまで9年以上活動を続け、全国30地域、100以上の祭に参加した実経験から、祭を通じて生まれたつながりは、性別・世代・職業・人種を超え、「おかえり」「ただいま」と笑顔で迎えられる関係が日本中に広がることを実感しています。
祭は生きる歓び。今こそ、みんなで円陣を組んで、魂と響き合う瞬間を、いい祭を、つくりましょう!

寄付金の使い道について

地域の祭文化継承のための調査事業や若者への祭の文化の啓発に間する取り組みなど

団体情報
一般社団法人マツリズム
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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