わたしたち、NPO法人移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)は、日本に暮らす移民・難民、外国ルーツをもつ人びとの権利と尊厳の保障を求め、地域で活動する個人や団体をつなぎながら、政策提言・情報発信などに取り組んでいる全国のネットワーク組織です。
日本では、移民・難民の受け入れ・ともに暮らすための仕組みが十分に整備されておらず、そうした人びとがさまざまな困難にさらされ、ときに生きていけないほどの困窮に陥ることもあります。
とくにコロナ禍以降は、従来から不安定な立場にあった移民・難民の過酷な実態が顕在化し、わたしたちは緊急支援にも力を入れてきました。
資金確保も困難ななか、2023年7月からは「アウトリーチ手法による『新移民時代型』支援ネットワーク構築事業」を開始し、昼夜を問わず奔走する支援者たちの活動費用の一部を支えるとともに、生活が差し迫った事態にある方がたに、食料・シェルター・医療費といった緊急費用を提供。
2023年7月から2025年8月までの約2年間で、生活に困窮したのべ491人に対し、1,764万4,244円の緊急支援を実施してきました。
わたしたちは、さまざまなルーツの人が安心して暮らせるための仕組みづくり、そして必要な支援が届けられるよう、取り組みを続けていきます。
わたしたちと一緒に、誰もが安心して自分らしく生きられる社会をつくりませんか?



