皆さん、ご存じですか?東日本大震災の被災地域では震災後不登校が5倍になりました。私たちが知ったのは震災から5年も経った頃。何とかしないとと動き始め、再登校の支援をはじめました。あれから13年経ち、「被災地の支援」とは言えないくらいの年月が過ぎました。しかし、不登校・引きこもりは全国的にも増え続け、小中学生の不登校はコロナ以前の17万人からコロナ後は30万人、高校生の不登校6万人、中退者は4万人で合わせると10万人となりました。
小中学生には行政からの支援がありますが、義務教育を過ぎた高校生には支援がなく、出席日数が足りなくなった子どもの多くが通信制高等学校に編入します。しかし、長く不登校だった子どもが仲間もなく、独りで遅れた学習を取り戻し、卒業するのは大変なこと。
全国的にも通信制高等学校の卒業単位取得率は76.7%ですが、岩手県ではわずか45.7%。通信高校の生徒を卒業までの支援する『サポート校』が少ないことが要因です。
卒業単位を取得する多くの子どもが実はサポート校に通っています。
2019年に開校し、地域の学校訪問を終え、スタートしかけたところにコロナウイルス感染拡大となり、中断を余儀なくされました。
今回はサポート校の再スタートの為に必要な資金を募ります。
独りぼっちでなく、仲間と共に学べるように。あの日から不登校の子どものためにサポート校を創りたい。
認定特定非営利活動法人マザーリンク・ジャパン