活動・団体の紹介
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえについて
むすびえは、「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。」をビジョンに掲げ、こども食堂が全国のどこにでもあり、みんなが安心して行ける場所となるよう環境を整え、こども食堂を通じて、多くの人たちが未来をつくる社会活動に参加できるように活動しています。具体的には、各地域でこども食堂を支える地域ネットワーク団体を支援すること、何か社会に貢献したいと考えている企業・団体とつながりこども食堂へ支援を届けること、こども食堂が社会の「あたりまえ」となり、より多くの子どもたちがアクセスできるようになるために必要な調査・研究と啓発を行っています。2023年度は、のべ1,919団体に約5.2億円の助成を行った他、企業等からの物資等支援をのべ9,616団体へ仲介しました(売価計算で約3.8億円)。
調査を通じてこども食堂の現状を明らかにすることは、より多くの活動への参加を促し、地域づくりに資すると考えて、民間の活動として全国調査に取り組んできました。今では、むすびえが継続して実施しているこども食堂全国箇所数調査等の結果は、政府の資料などにも広く活用されるようになっています。
全国に広がるこども食堂。多様な民間活動のため、こども食堂ごとに抱える課題は異なります。
全国のこども食堂は、地域住民やボランティアの手によって自発的に運営される多様な活動です。
2025年2月時点で10,867箇所に達し、公立の中学校と義務教育学校を足した9,265校を上回りました。

そんなこども食堂は子どもたちへの食事提供に留まらず、地域社会のハブとして様々なステークホルダーをつなぐ存在として、全国各地で子どもや家庭、地域社会を支えています。

こども食堂の活動は多様なため、一つひとつのこども食堂が抱える課題は、それぞれに異なります。1万箇所を超えたところで、改めて私たちは以下のことなどを明らかにしていきたいと考えています。
- こども食堂はどんな場所なのか?
- こども食堂はどんな場所だと思われているのか?イメージと実態は合っているのか?
- こども食堂にはどんな支援が必要なのか?必要な支援は届いているのか?
なぜこの調査が必要なのか?
現場から届く声と状況がみえることで、必要な支援・応援ができる
こども食堂の数は増えていますが、どんな人が来ているのか、どんな思いで運営をしているのか、運営する方々が日々どんな困りごとを抱えているのか。そうしたことは、まだ十分に知られていません。
この調査を通じて、こども食堂を応援したい人や企業が「どのように支援すればよいのか」を明確にします。
こども食堂の「いま」を知ることで、社会全体の理解が深まる
「こども食堂は、食事を提供するだけの場所ではない」。
子どもたちが異年齢の友達と出会い、地域の大人や高齢者と触れ合い、さまざまな仕事や考え方・生き方を知るきっかけになっています。また、こども食堂は、緩やかであたたかな交流の中で、子どもたちが地域に見守られながら育っていく場にもなっています。こうした多面的な役割や地域に根ざした価値が、現場の実感としてすでにあらわれています。
しかし、こうした大切な価値は、まだ十分に社会に知られていません。
こども食堂の意義や可能性を広く伝えるために、調査結果を発信します。
未来のこども食堂を支えるために
こども食堂の持続可能な運営には、行政・企業・市民など、関わるいろいろな人たちとの連携が不可欠です。
調査で見えてきた、運営者の声や必要としていることをもとに、よりよい支援を考え、支え合いの輪が広がる環境を整えていきます。

プロジェクト概要
このプロジェクトでは、「こども食堂の現状」と「社会での受け止められ方」の両面を調査します。
特徴①
複数の角度から分析することにより、こども食堂の実際の活動と、一般社会におけるこども食堂の認知度、イメージと実際の活動状況との間にギャップはないか、また、こども食堂運営者が感じている課題と支援との間にギャップはないかを明らかにします。これにより、こども食堂に行きやすい環境、こども食堂により効果的な支援ができる環境づくりを促進します。
特徴②
これまでむすびえが実施してきた他の調査とも照らし合わせて分析することによって、こども食堂の現状に迫ることをめざしています。特に、継続して実施している調査項目については、こども食堂をめぐる環境の変化や課題の変化を明らかにすることに役立ちます。

この調査を通じて、こども食堂の「いま」をデータで明らかにし、社会全体で支える仕組みをつくります。
理事長からのメッセージ
ご支援の使い道について
このプロジェクトの実施には300万円が必要です。
クラウドファンディングでのご支援は、こども食堂の全国調査の実施費用に充てられます。
項目 | 金額 |
こども食堂の全国調査実施費用 | 250万円 |
予備調査・追加分析費用 | 40万円 |
調査結果の発表・公開(報告書作成・イベント) | 10万円 |
この目標を達成できた後は、こども食堂の可能性を届けるための数字と声を更に集めるため、ネクストゴールとして「こども食堂の課題と新たな価値を明らかにする調査」の費用獲得も目指します!
団体・活動の実績
むすびえは、こども食堂を支援する伴走者・仲介役として、地域の企業・行政・社会福祉協議会(社協)など、さまざまなステークホルダーと食堂を結びつける活動を行っています。こども食堂の運営者がアクセスしづらかった助成金や寄付などの支援情報を提供するだけでなく、これまで社会活動に関与してこなかった企業とも連携し、「子どもを地域全体で支える仕組み」をつくることに力を注いできました。
こうした取り組みが評価され、2023年8月にジャパンタイムズ主催の「Sustainable Japan Award 2023」ESG部門審査員特別賞を受賞しました。
https://musubie.org/news/7325/
※ご支援の各コースのロゴには「T-ables(テーブルズ)」の「てーぶぃ」が登場しています。「こども食堂の楽しさ、もっと広がれ!」の願いを込めて誕生した「てーぶぃ」は、こども食堂の象徴ともいえる一方で、どこにでも存在し、誰にとっても身近な存在である、「テーブル(=食卓)」をイメージ。こども食堂を全力で応援する、かわいいキャラクターです。
https://musubie.org/news/10530...
このプロジェクトは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」の認定プロジェクトです。
▼GIVING for SDGsの詳細サイト
https://congrant.com/jp/corp/sonybank/givingforsdgs.html
「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」では、寄付決済時に発生する決済手数料をソニー銀行が協賛することで、寄付者の想いがこもった大切な寄付金を全額 NPOに届けます。寄付金の社会への還元性を高めることで、寄付文化の浸透および NPOの社会課題解決に向けた活動を支援することが可能です。
▼ソニー銀行ホームページ
https://moneykit.net/?cid=cf_gfs033_01

最後に
こども食堂は、子どもたちの安心できる居場所であり、地域のつながりを生む大切な拠点です。
しかし、データが不足している現状では、適切な支援が届きにくい課題があります。
あなたのご支援が、こども食堂の未来を支えます。
どうか、このプロジェクトへのご協力をお願いいたします!
📩 お問い合わせ・詳細はこちら: research@musubie.org

金額3,000円 |

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