大隅なかよし学童保育所の紹介
大阪市東淀川区にある大隅なかよし学童保育所です。現在は15人の児童が放課後に登所し、保護者のお迎えの時間まで、宿題をしたり色んな遊びをしたりして、楽しく過ごしています。それだけでなく、異なる年齢集団だからこそできる関わりを大切にいます。
例えば、学年が上の児童が下の児童に勉強を教えたり、一緒にけん玉やブロック遊び、読書、鬼ごっこなどをする中で、大きい子は小さい子の面倒を見てあげたり、小さい子は大きい子に教えてもらったり、大きい子のまねをしたりする中で、それぞれに合った役割や振る舞い方を身につけながら、成長するところを見守っています。
児童の放課後の居場所について
大阪市には、全小学校に「いきいき(児童いきいき放課後事業)」という放課後の子どもたちの居場所が提供されています。しかし、利用可能時間が長くても18時までであり、利用児童の増加に伴い静かに過ごすことができません。部屋が狭く指導員の人数に対する児童数が多いので、充分な保育がなされているのか疑問もあります。すべての子どもが放課後の時間を安心して過ごすことができているという訳ではないのが現状です。大隅なかよし学童では、19時30分まで保育があり、少人数できめ細やかに先生方に見てもらうことができ、子どもにとっても保護者にとっても安心で安全な保育を提供しており、働く保護者にとっては心強い存在となっています。
今回のプロジェクトについて
大隅なかよし学童保育所は、昭和55年に設置され、以降、父母自らが運営(民設民営)してきました。運営費用は主に保護者の負担金と大阪市からの留守家庭児童対策事業の補助金により賄っています。
これまで出来る限りの経費の削減、保護者の負担金の増額、バザーなどに出店して売り上げを運営にまわすなど行ってきましたが、大阪市からの補助金の減額があり、運営がとても厳しい状況に陥っています。
保護者が安心して仕事・子育てが出来るよう、そして、子ども達の健全な成長のために学童保育所を存続していきたいと思っています。どうか皆様も暖かいご支援をお願い致します。
寄付金の使い道について
ご寄付いただいたお金は、当面の学童の運営(指導員の賞与、イベント費等)に使わせていただきます。
学童保育所としましても、見学や体験の機会を増やすなどで利用児童を集め、各家庭からの利用料などで運営していけるよう努めていきます。