現在のミャンマーの様子
ミャンマーのマンダレーにあるシンガイやミッターという地域では、地震によって農業用の水路や農道が壊れ、多くの農家が仕事や収入の手段を失い、貧しい暮らしを強いられています。また、工場で働いていた若者たちも、工場の倒壊や閉鎖により職を失っています。
これらの村は他の地域からのアクセスが悪いため、地震が起きてから今まで、外からの支援がほとんど届いていません。こうした状況を改善し、人々が少しでも早く安定した生活に戻れるよう、壊れた家の修理や、日々の暮らしに必要な物資の支援が急がれています。

(地震により倒壊した建物)
これまでにNICCOが行ったミャンマー支援
NICCOでは、2025年4月から現地提携団体と連携し、地震による被災者支援に向けた調査を実施しています。5月下旬から6月上旬にかけて、当会スタッフが現地へ行き、提携団体と調整しながら、マンダレーにて、支援が行き届いていない221世帯と300人の高齢者および子どもに対し、ビニールシート、蚊帳、歯ブラシや毛布などの生活物資、粉シリアルなどの食料を配布しました。

(当会スタッフ立会いの下、ヤンゴンからマンダレーに配布物資を輸送しました)

(被災者へ必要な生活物資を配布しています)
過去にはサイクロン災害支援(2008年)や少数民族帰還民支援(2013年~2016年)などを実施しました。過去の活動については、こちら(https://kyoto-nicco.org/project/myanmar/)よりご確認いただけます。
今回の活動内容について
マンダレーにあるシンガイやミッターで被災した、支援が行き届いていない人々へ、必要な生活物資を提供します。
(1)物資の選定・調達
当会の現地スタッフが現地のニーズを調査し、必要な物資を選定します。選定された物資をヤンゴンにて調達し、マンダレーまで輸送します。
(2)物資の配布
マンダレーの配布拠点で、支援が行き届いていない世帯を対象に、調達した物資を配布します。
寄付金の使い道について
皆さまからいただいたご寄付は、2025年3月28日に発生したミャンマー地震とそれに関連する災害で被災した、マンダレーにあるシンガイやミッターにおいて支援の行き届いていない人々へ生活物資を配布するための活動費として活用させていただきます。
領収書について
ご寄付いただいた皆さまには、寄付金受領証明書(領収書)を決済完了時に自動送信メールにてお送りいたします。紙での領収書をご希望の場合は、その旨を備考欄にてお知らせください。
税制上の優遇措置について
NICCOは公益社団法人の認定を受けているため、寄付金に対して税の免除措置を受けられます。これにより個人・法人を問わず、会費納入やご寄付に税制上の優遇措置が受けることが可能です。詳しくはこちらをご覧ください。