認定NPO法人礎の石孤児院
認定NPO法人

礎の石孤児院カンボジアで新たに子どもを受け入れるために/カンボジアでは子ども病院で置き去りにされる赤ちゃんの増加が!!

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【目的・ミッション】 カンボジアの孤児院では、2025年現在17歳名の子どもたちを受け入れ、生活支援や教育を提供しています。カンボジア政府によるNGOの登録を更新し、孤児院を存続するために、新たに15歳以下の子ども達を6人以上受け入れていく必要があります。そのためには、運営費の増額が必須となっています。子どもの1か月の必要額は学費60ドル/人、食費50~70ドル/人、生活費、医療費を加えると6人分で780ドル/月(約12万円)です。スタッフの増員も必須で1人あたり300ドル/月、2名分で600ドル(約9万円)が必要となり、毎月約22万円を増額しなければなりません。最近は子ども病院で生まれたばかりの赤ちゃんが母親から捨てられ、置き去りにされるケースが増えており、政府より置き去りにされた乳幼児の受け取りの打診もあります。乳幼児の受け取りにはスタッフの増員がより多く必要となります。 【団体・個人の紹介】 礎の石孤児院は2001年に特定非営利活動法人として、また、2011年には認定NPO法人として東京都にて認定されています。カンボジアには日本人の責任者スタッフを派遣し、1997年より孤児院を運営し、カンボジアの外務省と社会福祉省でNGO団体の登録がなされています。現在は幼稚園生から大学生、職業訓練生まで17名が4名のスタッフと共に生活しています。

活動・団体の紹介

礎の石孤児院は、1997年より世界の子どもたちを支援する活動を行っている認定NPO法人です。主な活動地域はカンボジア、ザンビア、フィリピン、(ブラジルは準備)などで、各国で孤児院の運営や無料の学校運営、子どもたちの就学支援、活動の準備を行っています。貧困ゆえに親に売られた子どもも受け取りました。両親が誰だかわからない子ども、親戚をたらい回しにされていた子ども、様々な環境の中で子どもたちの心の傷は深く、笑顔を失った状態で出会った子ども達一人一人に「あなたは愛されている存在なんだよ。」「あなたの存在は価値のあるものなんだよ。」と時間をかけて、目をじっとみて接していきます。子ども達の顔から笑顔がこぼれた時は本当に嬉しいものです。そして、子どもたちに与えるよりもその子どもたちから受け取る恵の多さに気づいています。孤児院や孤児院学校に訪問してくださった方々から、「子どもたちから力をいただいた。元気になれた。」と感想をいただいています。

**カンボジアでの活動**
カンボジアでは、長い内戦の影響で依然として弱い立場にある子どもたちが多く存在しています。礎の石孤児院は、1997年よりカンボジアで孤児院を運営し、子どもたちに安全な生活環境と教育の機会を提供しています。これまでに受け入れた孤児の人数は45人(男子26人+女子19人)孤児院から自立した子ども達の人数28人(男子19人+女子9人) IT関係の仕事、車の修理、農業に従事、建築関係の仕事、コーヒー店を経営など、それぞれの道を自分で選び自立しています。                 2025年現在孤児院に在籍している人数は17人です。(大学生3人、職業訓練生3人、中学生2人、小学生以下8人、障害児1人)

★カンボジアの社会福祉省のNGO団体の登録を継続するためには15歳以下の子どもの人数を6名以上増やし、15歳以下が15名以上在籍すように指導を受けています。そのために子どもの生活費、学校登録費の資金の不足や、スタッフの増員に伴う資金の不足が問題となっています。

具体的には、子ども1人につき、学校に行くのに月、約60ドル、食費としては子ども1人あたり月に約50ドル多い子で70ドルほど必要です。それで約月130ドル、6人で月780ドル、日本円にすると、1か月約12万円ほどになります。

それから子どもたちの生活を支えるケアスタッフがあと2人必要です。スタッフ1人あたり月に約300ドル。2人で600ドル、こちらは約9万円ほど必要です。
ケアスタッフは、経験がある方はもちろん歓迎ですが、なにより「子どもたちを支えたい」という気持ちがある方を求めています。最初の3か月は仮採用期間ですが、正式に採用されれば、月300ドル程度から給与と手当がつきます。
さらに、子どもたちを受け入れる際には、病院での血液検査やワクチン接種に約30ドル、
生活に必要な身の回りのものの準備に約10ドルが必要で、一人当たり日本円で約7,000円ほどです。
トータル現在、送金しているお金にプラス約22万円を毎月送金する必要があります。

皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

活動の背景、社会課題について

カンボジアの礎の石孤児院の活動の背景・社会課題

カンボジアでの礎の石孤児院の活動は、国内の深刻な社会課題を背景に行われています。以下、その主な社会課題について詳しく説明します。


1. 内戦の影響による貧困と孤児の増加

カンボジアは1970年代にポル・ポト政権(クメール・ルージュ)の大虐殺を経験し、約200万人もの人々が命を落としました。この影響で多くの家族が崩壊し、孤児となった子どもたちが増えました。また、ポル・ポト政権崩壊後も、経済の低迷や社会の混乱が長く続き、親を亡くしたり、家族に十分に養育されない子どもが多く存在しています。


2. 貧困による児童労働・人身売買の問題

カンボジアは東南アジアの中でも貧困率が高く、特に農村部では多くの家庭が1日数ドルの生活を強いられています。このため、学校に通えず、児童労働に従事する子どもが多くいます。さらに、一部の貧困家庭では、生活費を得るために子どもを売るケースもあり、人身売買や児童買春の被害者となる子どもたちも後を絶ちません。


3. 教育格差と就学困難な子どもたち

カンボジアでは義務教育があるものの、貧困家庭では学校に通うための学費や教材費を捻出するのが困難です。また、農村部では学校自体が不足しており、特に女の子は教育を受ける機会が少ない傾向にあります。その結果、十分な教育を受けられず、将来の仕事の選択肢が限られる子どもたちが多いです。


4.健康

カンボジアでは、栄養不足や医療へのアクセスの悪さが深刻な問題となっています。特に貧困層の子どもたちは、十分な食事をとることができず、栄養失調に陥るケースが多く、病気になっても適切な医療を受けられません。


5. 施設の不足とケアの質の問題

孤児や貧困児童を受け入れる施設は国内にいくつか存在しますが、多くは資金不足や人員不足に悩まされており、子どもたちに十分なケアを提供できない場合があります。そのため、長期的に安定した環境を提供できる孤児院の存在が重要になっています。

活動内容の詳細、実績について

礎の石孤児院は、こうした社会課題に対応するために以下の取り組みを行っています。

  1. 孤児の受け入れと生活支援
    • 家族を失った子どもたちに安全な居住環境を提供。
    • 栄養バランスのとれた食事の提供。
    • 健康管理や医療支援の実施。
  2. 教育支援
    • 孤児院で生活する子どもたちが学校に通えるように学費や教材を支援。
    • 高等教育や職業訓練の機会を提供し、将来の自立をサポート。
    • 大学での学びを希望する子どもたちへの学費のサポート。
  3. 心のケア・人間教育
    • トラウマを抱える子どもたちに対する心理的なケアやカウンセリングの実施。
    • 生活習慣や社会性を身につけるための指導。

寄付金の使い道について

10人の方が毎月2000円寄付していただくことで、
1人の子どもが学校に通え、生活ができるようになります。

その他、以下のような孤児院の活動資金の助けになります。

以下のような孤児院の活動資金の助けになります。

1.毎月の安定した運営資金の確保(最低4550ドル+臨時出費)

2.追加の子ども受け入れに伴う資金援助(800ドル~900ドル/月)

3.スタッフ増員のための資金(スタッフ賃金300ドル/月×2名)

4.医療費の支援(政府より医療費の補助がなくなったため)

5.建物の修繕費

寄付者へのお礼・ご伝達事項

寄付していただいた方へは、毎月ニュースレター(web版・紙版)のお届けします。
また、礎の石孤児院は認定NPO法人のため、税金の寄付金控除が受けられます。(確定申告の必要があります)
1年分の寄付金受領証明書をお渡しいたします。

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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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