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特定非営利活動法人ピースホープNPO法人
帰る家のない子どもたちが、未来をあきらめないため 「自立援助ホーム カイロス」開設へ
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支援総額
663,000
18%
目標金額 3,500,000
サポーター
26
残り
58
2026年03月10日 23時59分 まで
NPOピースホープは、家庭や社会で孤立を経験してきた若者たちが安心して暮らし、自分の人生を切り拓いていける「自立援助ホーム カイロス」を開設します。子ども食堂で聞こえた声「家に帰ってもな。」「ひとりでご飯を食べてる。」小さな背中で必死に踏ん張っている子どもたち。 シングルマザーの方から「こんな場所が早くあったら…。実は離婚後、息子は自分で命を…。」という言葉を伺ったとき、私たちは涙が止まりませんでした。温かいごはんと笑顔が集まる場所だからこそ、孤独や不安が浮き彫りになったのです。中学を卒業する年齢になっても、安心して眠る場所がない。頼れる大人がそばにいない。そんな若者たちに「大丈夫やで」と伝えたい。その願いが形になったのが、自立援助ホーム「カイロス」です。カイロスには「人生の大切な時」「チャンス」という意味があります。15〜22歳の男子6人が、新しい一歩を踏み出し、進学や就職の準備を整え、つまずいてもまた立ち上がれるように寄り添う家です。このホームを“安心して大の字で眠れる場所”にするのには、どうしても皆さまの力が必要です。リフォーム代、6人分のベッドや机、生活用品、暮らしの基盤となるものが足りていません。若者を未来へ押し出すために力を貸してください。あなたの寄付が、ひとりの若者の「生きていける」という希望につながります。温かいご支援を心からお願い申し上げます。

帰る家のない子どもたちが、未来をあきらめないため「自立援助ホーム カイロス」開設へ

奈良市で子どもたちの居場所づくり活動を行っている、私たちNPO法人ピースホープは、2026年5月、家庭や社会で孤立を経験してきた子ども・若者が、安心して暮らし、自分の人生を切り拓いていくために「自立援助ホーム カイロス」を開設します。

1.自立援助ホームとは?

自立援助ホームは、児童福祉法に定められた児童自立生活援助事業です。虐待や貧困等、様々な家庭の事情によって親と暮らすことができず、困難を抱える子ども・若者が、衣食住の保証と心のより所を得ながら「自分1人で生きていく」力を養うために共同生活を送る場所です。ここは、ただの「住まい」ではありません。

高校に通いながら、仕事をしながら、食事を整え、部屋を保ち、人と関わる中で、「ありがとうございます。」「ごめんなさい。」を自然に交わすことができる毎日を積み重ねていきます。

スタッフは食事、洗濯、掃除などの生活上の指導や学習支援、就労支援を行います。ですがスタッフは「指導者」ではなく、彼らに寄り添い、彼らの声に耳を傾け、相談に乗るなどし「メンター」として共に生活をします。レールを敷くのではなく、「こんな生き方があるよ。」とレールを紹介していきます。

言葉と言葉のキャッチボールの中で、若者たちは初めて「大人を信じてもいいのだ。信頼してもいいのだ。」と感じ、自分で物事を選択し、生きる力を育んでいきます。そして、彼らは社会へ踏み出す前に立ち止まり、安心と安全の中で自信を取り戻していきます。そのような生活を通し、私達は彼らが経済的にも精神的にも自立した大人へと歩み出すことを支えていきます。

自立援助ホームのことが詳しくわかるページへ ▲▲クリック▲▲

2.なぜ今、自立援助ホームなのか?

1)養育を必要とする子ども・若者の現状

こども家庭庁の統計によると、日本全国で養育を必要としている子ども・若者は 49,426 います。  

2022年度「児童養護施設入所児童等調査」(*調査日2023年2月1日)

施設
入所人数
児童養護施設入所児童
23,043人
乳児院入所児童
2,404人
里親委託児童・ファミリーホーム委託児童
7,770人
自立援助ホーム入居児童
958人
児童自立支援施設
1,135人
障害児入所施設
8,244人
その他
5,872人

多くの子どもたちは、乳児院から児童養護施設や里親家庭などへと移り、生活と安全が守られた環境で育ちますが、ある一定の年齢に達し児童養護施設や里親家庭での生活を終えると、「退所」という形で社会へと送り出されます。

しかし、社会で自立して行くために十分な準備が整った子ども・若者ばかりではありません。実際に「一人で生きていく準備ができている」10代の若者は、ごくわずかです。時にそれは、「社会に放り出される」と言ってもいいほど、厳しい現実です。

中には行き場を失い、ネットカフェや知人の家を転々とする子ども・若者もいます。

働きながら学校に通おうと必死に踏ん張る子ども・若者もいますが、不安定な生活のため、退学を余儀なくされる子ども・若者もいます。そのような状況にある彼らは、今この瞬間にも、誰にも頼ることができず、また公的な支援につながれないまま、孤立した状況にあります。

施設で育った子ども・若者たちは、義務教育終了前に、進路を考える中で、「自立援助ホーム」への入所を選択することがあります。自立援助ホームは、家庭へ帰るという選択肢を持つことができない彼らにとって、安心して暮らすことができる「帰る家」となります。

2)「居場所」づくりから「住む場所」づくりへ

私たちNPO法人ピースホープは、子ども食堂を月に2回、不登校の子どもの居場所づくりを週に1回、乳幼児と親の集いを月に1回実施しています。こうした活動を通じて、1ヶ月の内、数時間しか関わることができない中でも、参加する子ども・若者たちが成長していく姿を見てきました。また、多くの相談を受けてきました。今でもはっきりと覚えている出来事があります。

  • 忘れられない出会い

① ネットカフェで警察に保護された10代の少年

警察から連絡を受けた保護者経由で、私たちのピースホープに連絡が入り、彼と面会することになりました。保護者から20万円だけ渡され、親に捨てられました。「もう大人なのだから自分で仕事を探しなさい。」そう言って、保護者は去りました。「お前は必要ない…」その言葉を吐いていきました。少年は気が狂ったように叫びました。私たちは子ども食堂をメインにしているNPOであるため、どうすることもできませんでした。奈良市の子どもセンターの心理士の方にすぐに連絡しました。私たちは朝から夕方まで一緒に時間を過ごすことしかできませんでした。一時的な居場所はあっても生活の場を用意することはできませんでした。ただ空を見上げ、「一緒に暮らせる場所があったらなあ。」と思い、目から涙が溢れました。「1人でも。1人でも多くの若者が幸せに生きてほしい。たとえ親がいなくても。」そのように思いました。

②「もっと早く、こんな場所があったら…」

ある女性が「引きこもりや不登校の子どものために何かさせてください。」とピースホープに来ました。話が進んでいくと彼女は涙を流しながら「こんな場所がもっと早くあったら…。実は私、離婚していて…。それから息子は…、自分でいのちを…。」と語ってくださりました。時間が止まったように感じました。私は何も言えませんでした。「やっぱり居場所だけじゃ足りない。一緒に住むことができる家が必要だ!」と痛感し、胸が締め付けられました。

そして「若者たちに落ち着いて日常を過ごすことができる家と自分で将来を選ぶことができるチャンスを提供したい。」と思うようになりました。

  • 出会った子ども・若者の成長と変化

・引きこもりだった少年が突然ピースホープにやって来ました。理由を聞くと「僕…。自殺しようと思います。生きているのがしんどいのです。お母さんは産後鬱で、ぼくの世話をしてくれず。6年間一緒に食事をしたことがないのです。」そんな胸が締め付けられるような話を聞きました。帰る前に「明日も来るか?」とたずねると、彼は「はい。みんなでチャーハン食べたいです。」と言ってくれたので、私はすぐに調理師の友人に連絡しました。一緒に買い物にも行き料理をしました。その少年は包丁の握り方、野菜の切り方を知りませんでした。ひとつひとつ教えました。そして、毎週、勉強を教えてもらえるよう元塾講師の知人を紹介しました。彼はなんとか無事に通信制の高校を卒業し、今はB型就労支援で働いています。彼は私に「働いたお金でハンバーグをご馳走したい。」と言ってくれました。嬉しかったです。

・いじめで学校に行けなくなった中学生が、不登校の子どもの居場所に来るようになり、元美術教員のスタッフが彼にデッサンを教えてくれました。夢を見つけた彼は、無事に美術系の高校に合格しました。

NPOピースホープ インスタグラムページへ ▲▲クリック▲▲

・夜の街が居場所だった若者が、子ども食堂で元塾講師スタッフと出会い、勉強を見てもらい大学に合格しました。

・不登校の兄弟が来ました。話してみると、ドラムを演奏するのが好きで、ビートルズが好きな子でした。スタッフがギターを一緒に弾きセッションしました。彼は一緒に音楽を奏でることを喜んでいました。私たちの居場所で励まされて、学校に通えるようになり、修学旅行にも参加することができるようになりました。今では「中学校に行きたいと」と元気に語ってくれています。

私たちが出会ってきた子ども・若者の成長や変化を目のあたりにし、「居る場所」が「住む場所」になることで、可能性はもっと広がっていくにちがいないと私たちは考えるようになりました。

だから私たちは、自立援助ホームをつくります。

「ごはんを作ってもらった記憶がない」「自分には価値がないと思ってきた」そんな過去を抱えながらも、未来を切り開こうと頑張っている子ども・若者たちがいます。「自立援助ホーム カイロス」は、「自分1人で生きていける力」を身につけ、自分の人生を自分で選び取るためのホームです。

3.「自立援助ホーム カイロス」が大切にすること

『カイロス』という名前には「人生にとって大切な時」「人生のチャンス」という意味が込められています。

「自立援助ホーム カイロス」概要

開設場所
奈良県奈良市
利用定員
6名
利用年齢
15歳~20歳(個別の事情により22歳まで)
スタッフ
保育士 1名
自立援助ホーム勤務経験者 2名
施設建物
軽量鉄骨2階建て 延床面積 162,36㎡
施設用地
敷地面積275,74㎡
運営主体
特定非営利活動法人ピースホープ
(理事長 吉田泰貴)

「自立援助ホーム カイロス」は、「今」を大切にしながら、共に歩んでいくホームです。

私たちは、ここで暮らす子ども・若者6人、ひとりひとりにとって、「カイロス」で暮らす時間が新しい一歩を踏み出す大切な時間となることを願っています。

安全なこのホームで、彼らは自分の将来を考え、進学や就職に向けて準備を整えていきます。

どんな背景を持つ子ども・若者も安心して過ごせるよう、1人1人を尊重し、かけがえのない存在として向き合い、社会で生きていく力を育む支援をしていきます。

「ここで過ごせてよかった」と思える場所になるように、スタッフ全員が自立に向けて共に歩みます。

「自立援助ホーム カイロス」は、子ども・若者の自立に向けて、「自己肯定感を育む」「社会性を身につける」「経済的観念を身につける」という3つのことを大切にします。

① 自己肯定感を育む

「自立援助ホーム カイロス」は、失敗しても受け止めてもらえる、安全なホームです。
日々の暮らしの中で小さな成功体験を重ねながら、前向きに努力して挑戦する姿勢を取り戻していきます。そうした経験の積み重ねにより「自分には価値がある」と捉えられるようにサポートします

② 社会性を身につける

スタッフや仲間との共同生活を通して、他人と協力しながら、自分の意見も言える社会性を身につけていきます。対話することで、相手を尊重することや、自分の意見や気持ちを率直かつ適切な方法で表現することを学びます。そうした共同生活を通し、社会の中で孤立しない力を身に付けていきます。

③ 経済的観念を身につける

お金の知識は、困窮や搾取から自分を守る力になります。お金の流れを可視化し、収入と支出を把握し、計画的な貯蓄、習慣を身につけられるようサポートします。また、社会生活の中での様々な契約に関する知識を得ることで、契約トラブル等から身を守ります。こうしたサポートを通し自分の生活を自分で守るための土台を築いていきます。

4.支援していただきたいこと

「自立援助ホーム カイロス」の開設にあたり、使用する建物の改修工事や生活環境、学習環境の整備のための費用を募らせていただきます。

目標金額 3,500,000円

内訳

建物リフォーム(個室への間取りの変更等)
1,144,000円
電気設備改修・設置(エアコン、コンセントの移設、ドアホン等)
1,320,000円
学習環境整備(学習机、学習椅子等)
179,000円
家電用品・台所用品(洗濯機、冷蔵庫、調理家電、調理器具、食器等)
522,000円
照明設備
41,000円
安全設備(防犯カメラ、施錠設備等)
60,000円
その他備品購入(ベッド、寝具、カーテン等)
234,000円

自立援助ホームに入所してくる子ども・若者の多く、児童養護施設の出身ですが、児童養護施設に入所する前の彼らの生活は、私たちの想像を超えるものです。
・寒くても、暖房をつけられなかった冬
・布団がなく、床で眠った夜
・空腹でも「お腹すいた。ご飯食べたい」と言えなかった日
・誰にも話を聞いてもらえなかった時間

そんな彼らが、中学卒業と同時に、「社会に出る準備」を始めます。

特別な贅沢は必要ありません。あたたかい部屋、あたたかい布団、あたたかいご飯、あたたかい会話があり、そして、「自分は大切にされていい存在なんだ」と前を向いて歩んでいけるホームをつくります。

5.代表者 吉田泰貴 より 支援をくださるみなさまへ

私自身、幼い頃に家族の関係の中で深く傷つき、愛されることに対する不安や疑いを抱えながら育ちました。

小学生の時に父親は家を出て行きました。

夜、二段ベッドの上で布団を被り、1人で泣いていました。母親と弟3人での生活がスタートしました。
高校生になると家に帰らないほど遊び、非行に走りました。

シングルマザーの母親の涙を何度も見ました。

父親がいない寂しさはすごくありました。けれど、母親は諦めないで関わってくれました。そして、「自分のいのちにも意味がある」と感じることができ、今があります。

若者たちの声なき声に耳を澄まし、寄り添う大人がいる社会をつくりたい。
「どれほど辛い過去があっても、人生はやり直せる。」
そんな確かなメッセージを、「自立援助ホーム カイロス」から届けていきたいと願っています。

5年前、自立援助ホームアシュレーを運営されているNPO法人チェンジグライフの理事長野田詠氏先生に声をかけていただきました。

「泰貴先生、一緒に子どもたちの未来のために働いてくれませんか?」

私は簡単なことじゃないと思い「2週間待ってください。」と言いました。

1日1日経つにつれて子どもたちがどんな環境であっても「まっすぐ生きていける」ことを伝えたいと思い、スタッフとして働くようになりました。また、チェンジングライフで働いている際、NPO法人 青少年の自立を支える奈良の会さんが運営されている、「あらんの家」の濱田進士先生とも話す機会がありました。

両団体の先生は「支援とは『してあげること』ではなく、『一緒に希望を信じること』」と仰っていました。

また、他の団体との関わりから学んだ「一人ではできないけれど、共に歩めば可能になる」という言葉も大切に、私たちは子ども・若者たちと共に歩み伴走しながら「自立援助ホーム カイロス」を築いていきたいと思います。

いただいたご支援は、彼らが再び夢を描き、将来へと歩み出すための、自立へ向かう力になります。私たちは、ご支援いただくみなさまとともに、子ども・若者が「ここにいていいんだ」と思える彼らのホーム(家)をつくります。

「自立援助ホーム カイロス」は、彼らが自信を持って「生きていける」と感じられるホームにします。

太いロープは、強く頼もしく見えます。
けれど、そのロープにつかまることができる若者は限られています。
一方で、一本一本は細く弱く見える糸でも、
たくさん結ばれることで、多くの人を同時に支えることができる大きなネットになります。

一人の力や、一つの制度だけでは、支えきれない現実があります。
支援者、地域、学校、行政、医療、そしてあなた。
一人ひとりの小さな力がつながるとき、
若者たちが再び立ち上がるための道が生まれます。

どうか、ひとりの子ども・若者が立ち上がるその瞬間に、あなたの想いを重ねてください。
彼らは今まさに、さまざまな困難と向き合いながらも、自分の人生をあきらめず、「生きよう」と懸命に歩んでいます。

あなたの応援が、その一歩を支えます。

マンスリーサポーター、賛助会員も募集しています。
共につながり合い、彼らの未来を支えるネットワークを築いていくことができれば幸いです。

彼らがここに住み「生まれてきてよかった」と心から思える人生を歩めるように
どうか、あなたの力をお貸しください。

このプロジェクトは「GIVING100 by Yogibo」の応援プロジェクトです。

「GIVING100 by Yogibo」では、プロジェクトが目標金額を達成した場合、寄付決済時に発生する決済手数料を株式会社Yogiboが全額負担することで、大切な寄付金を全額NPOに届けます。

▼GIVING100 by Yogibo詳細ページ

https://congrant.com/jp/yogibo

▼ Yogibo公式サイト

https://yogibo.inc/

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