活動・団体の紹介
特定非営利活動法人つむぎでは、介護職員初任者研修、介護職員実務者研修、サービス提供責任者研修、介護補助スタッフ研修などの研修事業を中心に活動しています。 また75の日を通じて「家族の絆を、未来へつむぐ」ための新しい文化づくりに挑戦しています。
活動の背景、社会課題について
核家族化が進み、親子が離れて暮らすのが当たり前になった現代。 「親も年老いてきたな…」と感じても、きっかけがないと、これからのことを切り出せないものです。
「終活」や「介護」といった言葉は、どうしても重くなりがちで、お互いに話を避けてしまう。 その結果、親は「子どもに迷惑をかけたくない」と不安を抱え、子どもは「親が何を考えているかわからない」と心配する…そんな「対話の機会の欠如」が、多くの家庭で起きています。
この小さなすれ違いが、やがて親の孤立を招き、いざという時に「介護離職」を選ばざるを得ない状況を生み出す一因になっていると、私たちは考えています。
「75(ナナゴー)の日」とは
75(ナナゴー)という数字は75歳という年齢を表しています。
75歳は健康寿命の平均に近づく重要な時期です。
75(ナナゴー)の日は、この節目を祝い、か感謝を伝え、思い出作りとともに今後について話し合う機会をつくることを目的としています。
この日をきっかけに、子どもが親の様子に意識を向け、親自身も老後を楽しく元気に暮らすためのプランを考えることで介護予防や介護離職の防止につなげ、さらには賛同する企業様の取り組みにより地域経済の活性化を目指します。
私たちは、この日を日本の文化に位置付けるために記念日登録も行いました。

75の日festivalについて
〇 当日はさまざまな企業様や奈良県警の方も振り込め詐欺の啓発のために参加して下さいました

〇 企業様(花王)の商品の展示の様子

〇 室内会場でのワークショップの様子

▼ 第1回で生まれた、感動の瞬間
今年参加された50代の女性は、80代のお母様と来場されました。 ワークショップで一緒に笑顔になった帰り際、「普段は照れくさくて言えないけど、今日は『いつもありがとう』と母に伝えられました。こんなきっかけを作ってくれて、本当にありがとう」と、涙ぐみながら話してくださいました。
私たちは、このような「きっかけ」を社会に提供したい。 75歳をネガティブな節目ではなく、家族の絆を再確認するポジティブな一日として根付かせたいのです。
プロジェクト内容 2026年、感動の輪を天理・奈良へ!
第1回の成功を踏まえ、2026年はさらにパワーアップ! より多くの方に参加していただけるよう、2つの会場で開催を決定しました。

① 2026年5月5日(火) @天理駅前広場コフフン
ゴールデンウィークの「こどもの日」。天理駅前で世代を超えて楽しめる企画を実施します。
② 2026年7月5日(日) @奈良コンベンションセンター
「75の日」当日。第1回の感動を再び、より大きな規模で「家族の未来」を考える一日とします。
この2つのイベントを成功させ、奈良から全国へ「75の日」の文化を発信していきます。
活動内容について

介護職員初任者研修事業
◇◇ 介護職員初任者研修事業の内容 ◇◇
これから介護の仕事を始めたい方や家族のために介護の
知識を身につけたい方に対して基礎から学べる研修を行っている。
介護職員実務者研修事業
◇◇ 実務者研修事業の内容 ◇◇
介護福祉士を目指す方や、より専門的な知識・技術を習得したい方に向けた研修を行い、介護福祉士の資格要件が取得できる。
地域福祉人材育成事業
◇◇ 地域福祉人材育成事業の内容 ◇◇
地域福祉を基盤とし、専門的な職業能力の開発をサポートする。福祉現場で求められる実践力と人間性を兼ね備えた人材を育成し、地域福祉の発展に貢献する。
「75(ナナゴー)の日」プロジェクト
◇◇ 75の日プロジェクトの内容 ◇◇
7月5日を家族の絆を再確認し、親に感謝し、親の老後について家族で向き合う日にする。
◇ 活動実績 ◇
2025年7月5日に第1回「75の日 festival」を開催
協賛企業20社、参加人数約200名
代表者メッセージ

こんにちは。NPO法人つむぎの山本博美です。
「NPO法人つむぎ」は、普段、奈良県天理市を拠点に介護職員の研修事業などを行っています。 介護の現場では、「もっと早く、親の望みを聞いておけばよかった」「元気なうちにもっと話をしておけば…」と後悔するご家族の姿を、たくさん見てきました。
だからこそ、「後悔する前に行動できる『きっかけ』」が社会に絶対に必要だと痛感しています。
そんななか、(株)ぎんのコンシェルジュで企画された「75の日」の理念に深く共感し、この素晴らしい活動のバトンを引き継がせていただくことになりました。
介護の専門家である私たちだからこそ、この「75の日」を単なるイベントで終わらせず、
「介護予防」や「介護離職の防止」に繋がる社会的な文化として発展させる使命があると考えています。
寄付金の使い道について
皆様からお預かりしたご支援は、第2回「75の日 festival」の2会場分の開催費用として、大切に使わせていただきます。
目標金額:480,000円
| 項目 | 単価 | 数量 | 金額 |
| 奈良コンベクションホールA | 18,000 | ||
| 奈良コンベクションホールB | 18,000 | ||
| 奈良コンベンションセンター会議室 | 8,000 | ||
| 映像機器使用料 | 15,000 | ||
| 移動式スピーカー | 3,000 | ||
| チラシ作成費用 | 8,000 | ||
| ポスター作製資料 | 20,000 | ||
| イベント招待状作成料 | 6,000 | ||
| 景品用袋その他 | 10,000 | ||
| 菓子つかみ取りゲーム用景品 | 50,000 | ||
| 搬送用トラックレンタル料 | 15,000 | 2 | 30,000 |
| 長机レンタル料 | 1,500 | 68 | 102,000 |
| 椅子レンタル料 | 400 | 180 | 72,000 |
| テントレンタル料 | 12,000 | 10 | 120,000 |
| 合計 | 480,000 |
返礼品
・75の日festival の招待券
・お礼のメール
最後に
「75の日」を、父の日や母の日に並ぶ、日本中の家族にとって当たり前の「記念日」にしたい。
75歳という節目が、不安な「老後」の始まりではなく、家族の絆を確かめ合う「希望」のスタートラインになるように。
この挑戦は、私たちNPO法人つむぎだけでは成し遂げられません。 どうか、この素敵な文化を一緒に育て、奈良から全国へ広げる仲間になってください。 あなたのご支援が、未来の家族の笑顔をつむぎます。
心より、ご支援をお待ちしております。



