活動・団体の紹介
NPO法人あいだは、平成30年に埼玉県に認証を受け設立された、特定非営利活動法人です。埼玉県北部を中心に、自立援助ホーム(児童自立援助事業 I 型)や中高生向け学習支援、移動式子ども食堂などの事業を通じて、社会の貧困問題や若者の自立に焦点を当てた活動をしています。
登場人物紹介
NPO法人あいだ理事 奥野大地
初めまして職業は臨床心理士として、精神科の医療機関で働いていたり、自費のカウンセリングをさせていただきながら、色々な方の心理的困りごとを日々伺っています。好きな言葉は「わけ合えばあまる」©︎あいだみつお
このプロジェクトのナビゲーターをさせていただきますよろしくお願いいたします。困っている人が増えるよりも速く、助ける人を増やしたいという思いで活動をデザインしました。
あい♡だいな〜 newcal おおた担当
婚活倶楽部JustMeet-A 池津和子
東京都大田区で、結婚相談所と婚活パーティや独身コミュニティの運営をしております。 子どもの課題は大人の課題。独身の方々の悩みは子どもたちの悩みとつながっていて切っても切れ話せないもの。地域を盛り上げるのは我が子の将来のためと思って取り組んでいます。
今回のプロジェクトを通じて全国の地域コミュニティがつながり多くの関わりが生まれるきっかけとなって輪を広げていきたいと思っています。
NPO法人あいだ 理事 寺田絢香
パン教室開業スクールの運営をしています。500名様からの開業に携わらせていただきました。自身もシングルマザーとして、全国のお母さんたちとつながり、ママの在宅ワーク支援、ママWEBデザイナー・映像制作スクールの運営をしています。 子ども食堂開催の先に、お子さんやお母さんとつながり、循環していく世界を目指しています。
一人でも多くの頑張っているお母さんに、今回のプロジェクトを通してのご支援、応援を届けたいと思います。一人でも多くの方に関わっていただけたら幸いです。
法人名の由来
NPO法人あいだの名前の由来を紹介させてください(よく誰かの名前ですかと聞かれるのですが、そうではありません)。かつて、ひとりの精神科医が、「心はどこにあるんですか?」と、先輩精神科医に聞きました。そのもう一人の精神科医は、「人と人との『あいだ』にあるんだよ」と答えたそうです。
生物としての霊長類ヒトはもう一体別のヒトがいないと人間にはなれません。逆を言えば、人は周りのひととの「あいだ」に、いつでも愛情を生み出したり、貧困を消し去ったりできると私たちは確信しています。そんな思いをこめて、NPO法人あいだという名をかかげています。
ミッションは貧困対策
貧困対策をするときに、どうしても貧しかったり、困っている人の方を向いて対策を始めてしまいます。NPOあいだの活動は、困っていない人の方を向いて、その人たちが助ける側になるにはどうしたらいいのかを突き詰めてゆく活動です。貧困の一次予防、「助ける人を増やすこと」をしています。
運営している事業
- シェルターである自立援助ホーム
- 中高生への学習支援を行うフリースクール「てらこ」
- 移動式子ども食堂「あい♡だいな~」
中でも今回のチャレンジは、NPO法人あいだの事業の一つである「移動式子ども食堂」の開催頻度を高くし、また開催地域も広げてゆくことにチャレンジしています。
どんな事業なの?
子ども食堂が広がりを見せています
wikipediaによれば...
子供やその保護者および地域住民に対し、無料または安価で「栄養のある食事・温かな団欒」を提供するための日本の社会活動。2010年代頃よりテレビなどマスメディアで多く報じられたことで、「孤食」の解決・子供と大人たちの繋がり・地域のコミュニティの連携の有効な手段として、日本各地で設置数が急増している。
NPO法人あいだも2020年から子ども食堂を開催し、シングルペアレント家庭や、休日親御さんが働きに出ている方々に食事を提供していますが、やっていて気がつくことがあります。それは「いろんなことをしなくてはいけない、大変だ。そのコストの割に役に立っているのかな。。。」
子ども食堂の大変さの正体
子ども食堂に欠かせない、不特定多数に食事を提供することと、自分の子どもじゃない子どもの面倒をみる、そこに来た人々の困りごとに気づいてあげられる。これらは別々の専門性を持った「専門業」です。自分の専門業のことをするのは散歩でも、他の専門業のことをその道の素人がしようとすると、富士山に登るような作業になります。あい♡だいな〜ではこれらをそれぞれの専門家に分業しています。
これまでの実績
メディア掲載(新聞)
官公庁(埼玉県)
テレビ(一部)
固定店舗をあきらめたら、色々なことが捗った
移動コストを受益者に押し付けない
固定店舗の良い点はもちろんたくさんあります。しかし、地方都市・近郊で決まったお店で子ども食堂をするということは、利用する人に、わざわざそこまで食べにきてもらわなくてはいけなくなります。「子ども食堂に来たから2,000円浮いた」ら、その向かう先が「本当の困りごと」です。浮かせて欲しいお金を払って、来てくれるのであれば、こちらから出向こう、と始まったのが「あい♡だいな〜」です。
専門家同士の神効率
この日本に、食事だけ得られればその人の問題が終わる、などという人は一人もいません。日本は、先人たちの頑張によって、専門家以外には解決できない困り事しかない世の中になることができました。現代の困りごとにはその道のプロにしか応えられません。弁護士さんやエンジニアさんが、専門外の料理や価格設定・経費計算に奮闘するのは正直もったいないし、調理は調理のプロがやれば、利用者ももっと喜んでくれます。それが最終的には利用者の困りごと解決、ひいては高い満足度につながります。
子ども食堂は外食体験
農林水産省の調査によると、週1回以上開催できている子ども食堂は全体の15%に達しません。ほとんどの子ども食堂は月に一回かそれ以下の頻度というのが現状です。それが悪いことだとも何かの不足だとも思いません。ただし、だから困っている人が「食事で」助かっているというのは飛躍があると思います。
そもそも、週1回の開催であったとしても、カロリー源としては依存できません。なので、これは認めるべきだと思います。「子ども食堂は日常の体験ではなく、特殊な体験、外食である」と。一方、どんな境遇の人でも、「月1回の外食ぐらいしたい」とシンプルに思うのではないでしょうか。であれば最高の外食体験を提供したい。それにはプロの手による料理で提供しようというのが「あい♡だいな〜」です。
助ける側にみんななる。その選択が苦労なくできる。
- あい♡だいな〜にくる人は、いわゆるイン婚家庭だけではありません。それらはむしろ一握りです。食べに来てくれた大人は、キッチンカーの売り上げに貢献してくれます。
- その大人を連れてきてくれた子どももキッチンカーの宣伝をしてくれたことになります。
- そしてキッチンカーは、お客さんにとびきりの外食を提供できます。
この循環が、次回の「あいだいな〜♡」開催につながります。
本当の困りごとに直接アプローチ
現代では本当に困っている人であっても、食事には困っていない可能性すらあります。その人の本当の困り事は専門家でなければ見抜けませんし、手出しもできません。また、困り事を抱えている人はそれを隠すこともありますし、隠す権利もあるのです(個人情報保護)。
私たちは、「あい♡だいな〜」に来た人にを、その人の問題を安心して話せる、解決できる専門の人と引き合わせたいと考えています。金融(FP・保険代理店)・弁護士・精神科医・産科医・助産師・保育士・などなどと連携して事業をしています。
施しをしたいんじゃない、「お客さん」をして欲しい
NPO法人あいだは、精神科医が代表で、臨床心理士が副代表の団体です。貧困が連鎖するとよく言われますが、その理由を突き止めました。それは、お客さま体験の欠乏からくる、将来の選択肢の減少、視野狭窄です。
難しい単語が並びましたが、こういうことです。お客様として満足すると、その仕事をしたくなります。皆さんにも覚えがありませんか?塾で成績が上がると塾の先生になりたいと思ったり、患者として良くしてもらうとお医者さん・看護師さんになりたくなったり。この商品知ってる、というだけで、その会社が周りから浮き上がって見えたり。ところがお金がないと、世の中にどういう仕事があるか、わからないまま大人になります。すると、自分がお客さんをしたことがあるのはレジか専門職(学校の先生かお医者さん・看護師さん)になり、その狭い視野の中にある限られた職に就けない・続かないと、貧困の連鎖が始まります。
ですので、あい♡だいな〜では食事もプロが経費計算したものを、相談に乗るのも、(そこに居合わせる)臨床心理士やFP、税理士です。そして、子どもも大人も楽しめるプロによるイベントを同時開催しています。カメラマン、パティシエ、ドローン・パイロット、マジシャン、タロット占いなどが、「楽しい」とともに、将来を拓くお客様体験を提供しています。
あい♡だいな〜を全国へ
NPO法人あいだは、埼玉県で始めたこの活動「あい♡だいな〜」を全国的な活動にしようとしています。栄養摂取や家事の負担軽減だけでなく、地域交流や防災、貧困の予防効果も見込まれる「あい♡だいな〜」は、首都圏、関西、九州などでも開催されています。これからも、一緒に開催してくださる仲間を募集しています。
こういう困りごとに実際に届く!(利用者の声)
3人のシングルマザーです。ありがたいことに私には安定した仕事があります。なので、私たちが子ども食堂に行くのであれば、必要な人が行ったほうがいいと思って足が向きませんでした。ですが、3人の子どものうち1人でも病気になると、子どもたち全員を連れて病院に行かなくては行けません。そんな時、仕方なくファミレスで食事をすると3,000円〜4,000円はかかります。大人が正規料金でも、子ども分がただなのであればものすごく助かる仕組みです。
シングルマザーで、生活保護を受けています。元の家族から経済的な支援は難しいのですが、家業のペットビジネスを手伝っていますが、数が増えてしまって多頭飼育ようになっていて手がつけられていません。役所の人には全ての話を聞いてもらうわけにもいかず、正直どうしようもないなと思って、すごく窮屈にしています。
こんなことがありました。
19歳の未受診の妊婦さんがあい♡だいな〜にいらっしゃいました。その方は引っ越してきてしばらく経っていましたが、市役所の保健師がリーチできていない人でした。その地区の開催者が親しくしている産科の院長に連絡をとり、2日後に受診させることができたそうです。その時初めてお腹の中の子どもの性別や予定日がわかりました。
その方は無事出産されましたが、出産時には携帯電話や電気も止められていたので、早めに対応できたのは、妊婦さんにも来やすい活動だったからだと思っています。
寄付金の使い道について
今回のクラウドファンディングの目標金額は、今年12月から来年度末まで、京急大田区を含めた4か所で月一回程度の開催したとして
4カ所✖️15回✖️30,000円=180万円としてその一部をゴールとさせていただいております。
あい♡だいな〜を拡大させてゆくためにはより多くの方のご支援が必要となりますが、厳しい目で見ていただいて応援されるに値する活動を目指してまいります。
最後に
最後になりましたが、ここまで読んでくださった人は、本当にありがとうございました。
よく、現代の貧困は見えにくくなったと言われますが、それは先人たちのおかげで「専門家以外には気づきもできない、手も出せない問題しか残っていない成熟した社会」になった、ということだと思っています。この活動は食事に困っている人が(食事には困っていない人であっても)、その人なりの困りごとの解決に繋がり、「この人生には生きる価値があるんだな」と感じてもらえる可能性を秘めていると自負しています。
この活動を広げることがその一助になればいいなと思っています。よろしければ皆さんも仲間の一人になってください。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
ナビゲーター奥野大地
金額1,000円 |
金額4,000円 |
金額8,000円 |
金額16,000円 |
金額40,000円 |
金額50,000円 | 在庫9 |
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金額100,000円 |
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