このプロジェクトは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」の認定プロジェクトです。「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」では、寄付決済時に発生する決済手数料をソニー銀行が協賛することで、寄付者の想いがこもった大切な寄付金を全額NPOに届けます。寄付金の社会への還元性を高めることで、寄付文化の浸透およびNPOの社会課題解決に向けた活動を支援することが可能です。
▼GIVING for SDGs特設サイト
https://congrant.com/jp/corp/sonybank/givingforsdgs.html
▼ソニー銀行のウェブサイト
https://moneykit.net/?cid=cf_gfs005_01
活動・団体の紹介
「NPO法人キャットネットかまくら」前身の活動創設は1998年に始まります。
当時50代の私村田は鎌倉市二階堂に転居して、フリーランスの金型設計業を営んでいました。鎌倉市立第二小学校の周辺で生活していた18頭のかなり汚れた猫達に出会い、戸惑いました。 インターネットで横浜市磯子区保健所の獣医師黒澤泰氏が創設した地域猫活動を進める「磯子区猫の飼育ガイドライン推進協議会」の所在(リンク https://www.isoneko.net/%E5%9C...)を知り、教えを請いに訪問した結果、委員長の獣医さんに「あなたが自分で18頭の猫達の不妊化手術して、鎌倉で地域猫活動を始めなさいよ?」と言葉巧みに説得され、まさかの人生3分の1をかける保護猫活動に踏み込んでしまいました。 その当時、神奈川県大和市の山口獣医科病院院長山口武雄氏が「不妊化手術で猫達が合法的に殺処分される数を減らす」リンク( https://prtimes.jp/main/html/r... )との強い意思で、年間数千頭の猫達を安全で効率的な低額手術手法で実績を上げていた時期に直接お会いする機会を得て強く啓発されました。 2001年秋に鎌倉市内で猫ボランティアをしている23名の方々を招き、猫ボランティアネットワーク任意団体設立。2002年3月までの初年度に62頭を手術。2002年5月に鎌倉市内で特殊技能を持つ会員達が主体になってチャリティイベントを開催し、寄付集めに貢献して貰いました。市内各地の会員達と協力者がガレージセールなどで自主的に手術費用を集めて手術推進する方式確立。 2006年2月にNPO法人キャットネットかまくらを設立 鎌倉市民で地域猫活動を発案して著名獣医師黒澤泰氏に理事就任を願う。
2012年6月の役員改選で、公益財団法人神奈川県動物愛護協会代表山田佐代子氏を理事 ( https://kspca.jp/ )にお迎え。
NPO法人格を取得後は鎌倉市との協力関係も改善して、定期的に展示施設の利用枠を得て広報用活動パネル展示可能になりました。 2015年3月11日付で神奈川県より認定NPO法人の認証を受け、2020年3月11日から2025年3月10日までの認証延長を受け活動継続中です。 リンク先内閣府NPOポータルサイト https://www.npo-homepage.go.jp... 2019年11月から4か月間、鎌倉市HPの特設ページで「保護にゃんとのお見合い会」を鎌倉市と共催。2023年度も現在実施中です。リンク先鎌倉市 https://www.city.kamakura.kana...
活動の背景、社会課題について
「飼い主の居ない猫」とは屋外で生活し、餌を与えてもらい生きる猫の事です。
この猫達の境遇を憂いて餌を与える人を「餌やりさん」と呼びますが、この人達の存在で屋外生活する猫達が生きて居られるのも事実です。 未手術の母猫が出産するのは年間2回か3回、その都度4-5頭出産しますが成猫になれるのは5割程と推定しています。
未手術の1頭の母猫から1年で5-6頭になり、餌が少なければ他の「餌やりさん」や「餌やり家」を訪ねる事になり、その地域で猫数増加が目立ち始めて問題が起きる事になります。 また「不妊化手術は可哀そう」「仔猫を育てる事だけを望み成猫になると外に出す人」等が居て猫数増加の問題が常態化する地域の場合、保健所と連携して私達が関与しますが解決までに年単位の時間を要するケースになります。 保護猫活動する最終目標は「飼い主の居ない猫」ゼロ、即ち地域に居る猫が全部飼い猫である状態です。今現在は理想ですが、日本の「動物愛護と管理」法の猫の分類「飼育動物」上からもそれが正常な状態と思います。
スイスの飼い猫の為の窓から地上迄の階段
私の友人の住むスイスは世界で有数の動物保護国です。飼い猫達が家の窓から地上迄の専用階段で自由に出入り出来るのが普通です。もちろん不妊化手術も常識。 スイスはじめヨーロッパ諸国に比べて、日本では屋内生活させる事で猫の安全確保、隣近所の住民への配慮が必要である事の落差を感じながら、私達は今の最上策として屋内飼育を保護猫譲渡の際に新飼い主さんにお願いしています。
活動内容の詳細、実績について
実際の活動は、不妊・去勢手術、脱走猫捜索、事情により飼育継続できない依頼者の猫の保護と里親探しには、可能な案件には市内外の保護猫団体や個人ボランティアと連携して行います。 また、鎌倉市や保健所からの支援要請紹介の案件にも対応しています。
活動実績は、2001年9月から2023年3月末迄で不妊化手術数3,365頭、保護猫譲渡数約500頭(団体間の相互依頼があり正確な頭数集計出来ず)、保護待機中猫31頭。
代表者メッセージ
私達の活動は目的の猫を捕獲器を使って確保する事が第一関門であり、猫の将来を決める瞬間です。 とても大事な事、それは捕獲作業が成功した全ての猫達が、とても多忙な中で集中的に対応して頂ける動物病院の先生方の強力なご支援により成り立っています。 また私達の存在を知る方々、猫達の保護、不妊化手術、医療、捜索等の依頼をされた方達からのご寄付により長年運営を続ける事が出来ました。
NPOキャットネットかまくら 代表理事村田圭四郎
地域猫創を設し全国に広めた獣医師 黒澤泰氏
公益財団法人 神奈川県動物愛護協会代表理事山田佐代子氏
今回のクラウドファンドのタイトルにありますが、私達チームが長年のフィールド活動と情報交換等で得られた知見を通して、SDGsの主旨に沿って今後の保護猫・動物活動に貢献する情報発信を行います。 皆様からのご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
本件ウェビナーチームの黒澤泰獣医師と山田佐代子神奈川県動物愛護協会会長からは,冷静かつ期待を込めた力強いメールを受けています。 皆様ご期待下さい。
寄付金の使い道について
ご支援寄付金は2024年度内で行う12回のウェビナー運営費用を主に充当致します。 第一部は私と黒澤泰氏の担当で保護猫・動物活動の理解を広める事を目的に「飼い主の居ない猫内容をの不妊化手術」と「小規模地域猫」(仮称)のマッチングで手術後の猫達を「地域猫」として安定した生活が出来た後、飼い猫だけの生態系を目指す取組みを考察して行きます。 また猫達の小規模地域内頭数の把握精度を進め、広範囲の猫数把握等を目的とします。 第二部は黒澤泰氏と山田佐代子氏の担当で「人と動物の関係」に付いて、動物観、動物保護、動物福祉、動物等の権利等、初級から中級の検定試験出題に匹敵する内容の講義を目指します。 ご寄付の用途としましては、講師謝礼等人件費、資料作成配布費用、ウェビナー運用機材費並び経費に充当さてさせて頂きます。 ご寄付目標額に余剰が有りました場合には、保護猫活動費(外部ボランティア活動団体への支援を含む)に充当させて頂きます。