ディスレクシアのひとがいきいき暮らせる社会を。活動報告2023&寄付応援募集

発達障害の大部分を占めるLD(学習障害)の中でも、読み書きに特異的に困難さを持つディスレクシアは人口の約8%、通常学級には2人から3人いる計算です。 読み書きが困難だと疲れやすく、自信を失いがちになり、対応を怠ると学習の遅れだけではなく、心身の不調につながることがあります。LD児の約35~60%が不登校を経験します。「ディスレクシアだと気づかれず静かに困っているこどもたち」がいます。 本人が特性に気づき、特性に合った学び方を得て、適切な対応と支援につながる仕組みが必要です。現在ではICTの活用や多様な方法で補うことにより、文字を読んで手書きすることがすらすらと正確にできなくても、本来の力を発揮できるようになってきました。 「ディスレクシアのひとがいきいき暮らせる社会」に向けて、本人たちのウェルビーイング(生活の満足度や幸福感)につながる支援を、ご寄付でお支えください。

「ディスレクシアの人たちがいきいきと暮らせる社会を実現する」大きな目標へ前進

エッジの強みは先駆性、独自性と当事者性です。日本ではだれも知らなかった「ディスレクシア」の正しい認識を広め、発達障害者支援法や障害者差別解消法をはじめとする各種法律、支援施策、教育政策、などの制定にもかかわってきました。進取の精神で行政、研究者、教育機関、メディア、保護者に働きかけ、支援者や当事者本人たちのネットワークを造ってきました。

2023年は、長年の願いだったディスレクシアに関わる多くの団体で連携して「ディスレクシア月間」を実施できました。これまで培ってきた、本人を中心にディスレクシアを知っていただくための啓発、本人たちのウェルビーイング(生活の満足度や幸福感)につながる支援方法と支援者の育成、本人たちを中心に発信し支援者や応援者とつながるネットワークに一層力を入れました。

これらの事業はすべてみなさまからの有形無形の応援の賜物です。

ご寄付でおこなっている活動(2023年度エッジ感謝祭資料より抜粋)

エッジは当事者本人が発信すること、つながること、エンパワメント(もっている力を伸ばしていくこと)を、事業の中心においています。

2023年はこども家庭庁委託事業ディスレクシアのこどものオンライン居場所「メタ・エッジ」をオープン。当事者会NODEのメンバーとメタ・エッジ参加者が話せる会を開催し、同じ特性をもつ大学生やおとなに、入試や勉強のコツなどを聞いてみる姿が見られました。

『ディスレクシアだと気付かれず静かに困っているこどもたち』の早期発見、早期支援を重視し、集団でアセスメントを行う事業に力を入れています。2024年2月集団アセスメントの成果発表会には300名以上のお申し込みがあり、全国にニーズがあることがわかっています。

ディスレクシアや発達障害の特性を理解して支援する人材を増やす事業として、LSA(学習支援員)養成講座、読み書き困難指導・支援講座、読み書きアセッサー養成講座を開講しています。

2023年10月ディスレクシア月間を、エッジ主催、共催LDに関する4団体で初開催。読書バリアフリーの対象にディスレクシアも含まれるという働きかけも図書館や自治体に行い、国会図書館をはじめ各図書館の協力や世論の関心の高まりにつながりました。

エッジはみなさまからのご寄付で活動しています。

「ディスレクシアのひとがいきいき暮らせる社会」に向けて、創業23年のエッジはさらに邁進してまいります。ご寄付はディスレクシア本人たちの支援になる事業に大切に使わせていただきます。

ご寄付による応援をどうぞよろしくお願いいたします。

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