特定非営利活動法人ハロハロ
NPO法人

NPOハロハロ台風ティノ緊急支援

支援総額
766,000
76%
目標金額 1,000,000
サポーター
51
残り
5
2025年12月10日 23時59分 まで
2025年11月3日夜から4日にかけて台風ティノ(25号)がフィリピン中部を直撃し、弊団体セブ事業地で約300世帯全体が河川の氾濫による洪水で家屋を流され、さらにボホール事業地でも家屋の損壊など甚大な被害が出ています。 家を失った人々が不衛生な避難所で厳しい生活を強いられています。食料や水、薬、毛布、衣類、衛生用品などの緊急支援を必要としています。

団体の紹介

NPOハロハロは2008年よりフィリピンと日本で地域の人が主役になるまちづくり活動に挑戦しています。生まれた場所や環境に左右されず一人ひとりが地域と国際社会に参画し豊かさを共有できるライフスタイルを世界へ広げようと、生活向上・教育・啓発3つの事業を展開しています。

このページは、2025年11月3日から4日にかけセブおよびボホール事業地を襲った台風ティノ緊急支援の応援のお願いとなります。10年以上に渡り活動をともにするセブおよびボホール現地協働団体との信頼関係のもと、現地の人々の手による現地に密着した緊急支援に取り組みます。

台風ティノについて

2025年11月3日夜から4日未明にかけ台風ティノがフィリピン中部を直撃しました。レイテ島上陸後、セブ島、ネグロス島と激しい雨と風を伴い通過し、河川の氾濫や堤防の決壊などによる大洪水がおこりました。濁流に家を流される、屋根まで浸水するなど、甚大な被害となっています。死者数は188人をこえ(2025/11/7付BBC)、行方不明者数も日を追うごとに増加しています。11月6日、大統領が国家災害事態を宣言しました。災害発生後も道路の不通、停電も続き、家を失った多くの人を抱える避難所の機能不全なども起こっています。なお、この台風は風雨の勢いそのままにベトナムそしてカンボジア、ラオスへと、アジアに被害を広げました。

弊団体事業地の被害状況

セブ事業地の状況

セブ州タリサイ市ドゥムログ村には、約4,000世帯22,000名が生活しています
そのうち不法滞在地域を含む4地区約400世帯2,000名が当団体の事業地対象地域です

環境活動にともに取り組んできたホープ地区全289世帯の家屋が、河川の氾濫による洪水にのみこまれました。教育事業をともに進めてきたパガトパット地区、ルーマ地区も海沿いにあり、深刻な状況です。住民は3日から避難所におり死者こそいませんでしたが、家屋家財全てを失った人々には帰る場所がありません。体育館や小学校などの一時避難所もあふれかえった状態です。多くの人々が狭い場所で、蒸し暑く、プライバシーもなく不衛生な環境での不自由な生活を強いられています。川や海沿いの危険な地域での生活を余儀なくされていた貧困層の人々の生活が、さらに困難な非常事態となっています。現地では食料、水、寝具、衣類、衛生用品、薬などすべての物資が不足していると連絡を受けています。

ボホール事業地の状況

ボホール州ヘタフェ市アルマー島(村)で、約300世帯1,200名が生活しています。

32世帯の家屋の屋根が損壊しました。島の主幹産業である海藻栽培にも影響が出ており、さらに、島を囲うように植樹していたマングローブの一部も台風で流されてしまいました。被災後停電が続いていましたが、11月12日(水)に復旧しました。現在、食料、水、薬などの物資が不足しています。
ボホール事業地は、9月26日の台風オポンでも被災しており、海藻栽培やマングローブの管理など彼らの仕事に使用されていたデッキが壊れたまま復旧が進まず、住民の日々の活動に支障が出ている状況です。

寄付金の使い道について

支援方法

セブ・ボホール両事業地の人々を対象に、現場に密着した草の根の緊急支援を行います
支援対象者:約1,000世帯 約4,200名

 セブ州タリサイ市ドゥムログ村 約700世帯 約3,500名
 ボホール州ヘタフェ市アルマー島(村) 約300世帯 約1,200名
10年以上に渡り活動をともにしてきたセブ現地協働団体 NGO Tulay sa Kinabuhi inc,(略称:TSK)、ボホール現地協働団体 NGO Alumar Seaweed Farmers Association inc,(略称:ASFA)を信頼し、現地の人々自らが生活する村を対象に草の根の支援活動を展開します
*集まる支援金額によっては、現地NGOの手により、本当に支援を必要としていて支援が届きにくい地域にも緊急支援活動の対象を広げることがございます。

主な緊急支援物資

食料・水・日用品・衛生用品・寝具・衣類・薬・通信運搬費(ネット通信など)・旅費交通費(車両/ガソリン代)・家屋復旧にあたる清掃用具や建築資材など

緊急支援以上のご寄付が集まった場合、復興支援活動にあてさせていただくことがございます。最初の1,2ヶ月は緊急支援に集中し、食糧、水にはじまり、衣類や寝具など命をつなぐ物資の支援を中心に行います。2,3ヶ月後からは家屋の修繕・復旧に焦点をあて人々の日常をとりもどす息の長い復興支援活動行うべく2025年12月に復興支援用寄付サイトを立ち上げる予定です。

*ご寄付の最大20%は管理費に充てさせていただきます。NPOハロハロとフィリピン現地協働NGOの管理費があることで、現地の人々との連絡調整、寄付金の受け入れから現地での支出までの透明な管理運営、そして報告までを行えるようになります。

緊急支援にあたる現地協働団体ご紹介

セブ現地協働団体 NGO Tulay sa Kinabuhi(略称:TSK)

教育支援を中心に貧困地域内部からの変革に取り組むNGO。代表のグレマーさんとは、2010年より活動をともにしてきました。生きる架け橋という意味の団体名。2017年法人登記。
事業対象地域:セブ州タリサイ市、セブ州メデリン市ほか
緊急支援実績:2013年セブ市火災支援2014年ヨランダ緊急支援2020年コロナ緊急支援2021年台風オデット緊急支援

ボホール現地協働団体 NGO Alumar Seaweed Farmers Association(略称:ASFA)

約1200名の島民全員が海藻栽培農家ということで、豊かな海藻栽培の島づくりを目指してマングローブ植樹保全や環境活動に取り組むNGO
代表のロルダンさんとは、2015年より活動をともにしてきました。2023年法人登記。
事業対象地域:ボホール州ヘタフェ市アルマー島(村)
緊急支援実績:2020年コロナ緊急支援2021年台風オデット緊急支援

団体情報
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