2025年11月3日夜から4日にかけて台風ティノ(25号)がフィリピン中部を直撃し、弊団体セブ事業地で約300世帯全体が河川の氾濫による洪水で家屋を流され、さらにボホール事業地でも家屋の損壊など甚大な被害が出ています。
家を失った人々が不衛生な避難所で厳しい生活を強いられています。食料や水、薬、毛布、衣類、衛生用品などの緊急支援を必要としています。
2025-11-12 15:20
支援第1弾 ご報告【NPOハロハロ台風ティノ緊急支援】
緊急支援開始から早速あたたかい応援をたくさんいただき、誠にありがとうございます!
セブ事業地とボホール事業地の現状や、支援状況をお伝えいたします。
セブ事業地では11月6日からお米や食料の配布を中心に進めています。
ボホール事業地では停電が続く中も以前の台風支援から導入したバッテリーを稼働させて地域の人々のケータイの充電サービスを行っています。
今回の災害でも、本当は住んではいけない川沿いや海沿いに追いやられて生活していたインフォーマル世帯の人々の家が流され、帰る家も家財も失い、社会的経済的に弱い立場にある人がさらに苦しい状況に立たされています。
セブ事業地
すべての家屋を流されたホープ地区(sitio paglaum)への物資支援を中心に進めています
11月6日(木)セブ現地協働団体TSKが、450kgの米を購入し、84世帯に5kgづつ配給
11月10日(月)セブ現地協働団体TSKが、缶詰240食分、ヌードル648食分、漂白剤を購入し84世帯に配布
ボホール事業地
台風ティノによる停電が続いています。
ボホール現地協働団体ASFAが、地域の人々に充電スペースを提供
携帯電話などを充電し、島の外の状況や、家族/友人との連絡など、コミュニケーションがとれる環境を支援しています。


