2025年11月3日夜から4日にかけて台風ティノ(25号)がフィリピン中部を直撃し、弊団体セブ事業地で約300世帯全体が河川の氾濫による洪水で家屋を流され、さらにボホール事業地でも家屋の損壊など甚大な被害が出ています。
家を失った人々が不衛生な避難所で厳しい生活を強いられています。食料や水、薬、毛布、衣類、衛生用品などの緊急支援を必要としています。
2025-12-06 10:20
ブルーシートと布で、簡易的な仮住まいを増設【ハロハロ台風ティノ緊急支援】
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ハロハロ台風ティノ緊急支援チームのなるせです。
11月末にお米の支援を行い、避難所となっている小学校で現地のNGOから住民グループの手で、家屋を流された人々に配布されました。
約500世帯が流される甚大な被害となったセブのタリサイ市ドゥムログ村ホープ地区とパガトパット地区の人々は、学校などの教育機関が再開されていく中で、今にもしまってしまうかもしれない避難所の開設延長につぐ延長という不安定な環境におかれています。NPOハロハロの現地協働NGOでは、村長さんのご好意で所有スペースを一時的に使わせてもらって、仮住まいを増設しており、学校などの避難所から人々が少しずつ移動しています。けれど一時的な住まいにすぎず、人々は今後の生活に大きな不安を抱えたままの状態です。
小学校の避難所でお米を配布
小学校や高校も通常授業の再開があり、避難場所が縮小されていく中も、帰る家を失った人々はいつ終わってしまうかわからない避難所の開設延長に、不安な気持ちを募らせています。


仮住まいの増設
現地NGOTSKではドゥムログ村の村長さんのご厚意で、プライベートスペースの中の家畜飼育場所などを取り壊し、ベニヤ板などをしき、ブルーシートや布でしきりを作った簡易的な仮住まいを増設し、体育館や学校などに避難していた人々が移転してきています。




お話し会のお知らせ
フィリピンと日本、人が主役のまちづくり
NPOハロハロ13周年記念活動報告会
台風ティノ緊急支援・復興支援についてもお話しします。
日時:2025年12月13日(土)19:00〜20:30
場所:港区立男女平等参画センター/Zoom/アーカイブ
https://halohalo13th.peatix.com/

