今年は阪神・淡路大震災から30年。尼崎の商店街では空き店舗が増え、活気が失われつつあります。私たちは、シャッター通りとなっている「新三和商店街(サンロード)」に拠点を移し、商店街の個人事業主がつながる新しい活動の場をつくります。
今年3月には、阪神電車「大物駅」と「杭瀬駅」の間に、阪神タイガース2軍の新しい球場「ゼロカーボンベースボールパーク」が完成しました。この開業をきっかけに、球場と阪神沿線の商店街をつなぐイベントを開催し、地域に新たなにぎわいを生み出すプロジェクトをスタートさせます。
この取り組みを進めるのは、兵庫県からSDGsの認証を受けたNPO法人シンフォニーです。「誰ひとり取り残さない」を合言葉に、地域に根ざした活動を行っています。
尼崎の商店街には、「信頼」で成り立つ文化があります。不正や裏金が通用しない、公平でオープンな関係づくりが大切です。私たちはこの商店街ならではの価値を守り、広げていくことを目指します。
活動・団体の紹介
実行体制
代表 和田周治(元市会議員、杭瀬一番街振興組合理事長)
〇副代表 林 久博(地元市議会議員)
〇副代表 大谷かんすけ(元県会議員、尼崎子ども無料塾ODA未来クラブ理事長、財団法人日本アジア交流センター理事長、外国人サービス花みずき代表)
〇委員 矢下幸司(日本経済大学准教授)
〇委員 足立鍾平(NPO法人生きがい・やりがいネット中途障害者リハビリ友の会)
〇委員 礒田洋一(NPO法人ASUネット)塚口商店街で居場所づくり
〇委員 姚愛平(NPO法人シンフォニー事務局長)
活動の背景、社会課題について
尼崎の商店街では、特に「シャッター通り」(閉店した店が並ぶ通り)が目立ち、地域の大きな課題となっています。この問題は、商店街だけで解決できるものではありません。
例えば、阪神タイガースの2軍球場を訪れた人が、商店街で飲食や買い物をするかどうかは、アクセスの良さ、つまり「足」の確保が大きく影響します。
そこで私たちは、商店街の空き店舗を活用して駐輪場を整備し、それを生活に困っている人たちの仕事づくりにつなげるという取り組みを提案しています。
活動内容の詳細、実績について
2024年12月 杭瀬餅つき大会
2025年1月 新三和商店街「新春の集い」
2025年2月 阪神出屋敷駅前フェスタ
代表者メッセージ
商店街の理事長を長年やっていると、できること・できないことがはっきりとわかる。シャッター通りの問題は、組合レベルで対応することは不可能に近い。それでも何かしたいと思い、阪神2軍球場がオープンしたことを踏まえ、「ゼロカーボンベースボールパーク・商店街連携プロジェクトを立ち上げた。我々のげんかいは見えているので、ぜひ多くの市民、企業の応援をお願いしたい。
寄付金の使い道について
チラシ・ポスター印刷費、会場費、音響費、事務局費等に使わせていただきます。