今年は阪神・淡路大震災から30年。尼崎の商店街では空き店舗が増え、活気が失われつつあります。私たちは、シャッター通りとなっている「新三和商店街(サンロード)」に拠点を移し、商店街の個人事業主がつながる新しい活動の場をつくります。
今年3月には、阪神電車「大物駅」と「杭瀬駅」の間に、阪神タイガース2軍の新しい球場「ゼロカーボンベースボールパーク」が完成しました。この開業をきっかけに、球場と阪神沿線の商店街をつなぐイベントを開催し、地域に新たなにぎわいを生み出すプロジェクトをスタートさせます。
この取り組みを進めるのは、兵庫県からSDGsの認証を受けたNPO法人シンフォニーです。「誰ひとり取り残さない」を合言葉に、地域に根ざした活動を行っています。
尼崎の商店街には、「信頼」で成り立つ文化があります。不正や裏金が通用しない、公平でオープンな関係づくりが大切です。私たちはこの商店街ならではの価値を守り、広げていくことを目指します。