相談できずに苦しむ若者たちに、あなたの力を届けてください。

ベトナムから日本に働きに来た若者たちは、言葉の壁や制度の複雑さから、困ったときに相談できずに孤立してしまうことがあります。
私たち日越ともいき支援会は、そんな若者たちの最後の相談先として、命と生活を守る支援を行っています。
突然の帰国命令。空港から逃げ出し、震える手で送られてきたSOS

深夜、Messengerに長いメッセージが届きました。
「突然、明日帰国だと言われました。」
「理由は教えてもらえません。」
「会社を“自己都合退職”と書いた紙にサインしろと言われています…」
送信してきたのは、地方工場で働く20代のベトナム人男性。
彼が勇気を出して「サインしたくない」と伝えると、会社は冷たく言い放ちました。
「サインしなくても帰国することになる。」
拒否すれば寮から追い出される
相談窓口も知らず、日本語も十分に話せない。
追い詰められた彼は紙にサインさせられ、そのまま空港へ連れて行かれました。
パスポートは会社が持ったまま。
無理やり出国させられそうになった瞬間、
**「日本に残りたい」**という一心で隙を見て逃げ出し、
震える手で私たちにメッセージを送ってきました。
ベトナム人の未来と権利を守るための支援活動
日本で劣悪な環境に置かれているベトナム人技能実習生や特定技能、留学生の数は急速に増加しています。住居の確保、日本語教育、さらには労使交渉にまで活動は広がり、各々の解決を目指しています。
『声を上げられないまま虐げられる』若者たちがいます


こうした強制的な帰国命令・退職強要は、特別なことではありません。
背景には “構造的な問題” があります。
① 監理団体が本来の役割を果たしていない
技能実習生を守るべき存在なのに、
- 企業の言いなり
- 問題に対応しない
- トラブルが出たら「帰国で処理」
というケースが全国で起きています。
② 受け入れ企業が外国人を「労働力」として扱う
必要な時だけ働かせ、トラブルが起きると退職勧奨・帰国。
“ビザという弱い立場”につけ込み、
若者の人生をコントロールする仕組みが存在します。
③ 「転職」が簡単ではない
日本人は翌日すぐに転職できます。
しかし在留資格を持つ外国人は違います。
- 転職するには 入管の審査が必要
- 許可が出るまで 働けない
- 収入ゼロ・住まいも失う
- 結果、転職という選択肢が“事実上奪われる”
企業はこれを理解しており
「どうせ転職できないだろ」と圧力をかけます。
④ 結果
相談先がなく、逃げるか帰国するかしか選べない。。。そんな若者が後を絶ちません。
逃げ場のない若者を、最初から最後まで支えるために



私たち日越ともいき支援会は、
「相談 → 保護 → 住居確保 → 生活支援 → 労使交渉 → 就労 → 帰国」
まで一貫して支援できる日本でも数少ない団体です。
主な支援:
- SNS相談(年間1万件以上)
- 緊急保護シェルター
- 食糧支援
- 住居確保
- 労働問題の相談・企業との交渉
- 妊産婦支援(通訳・医療同行)
- 転職を目指す若者の就労支援
- 帰国希望者のサポート
あなたの寄付が“今日の命”を守ります



金額別の支援使途
- 1,000円…2〜3食の食料支援
- 3,000円…逃げてきた若者の緊急保護
- 5,000円…妊婦さんの医療同行・通訳
- 10,000円…新しい就職先で再出発できる土台づくり
あなたの支援が、確実に一人の未来を変えます。
年間12,000件以上のSOS。あなたの支援が必要です

代表者メッセージ

私たちはこれまでに、数え切れないほどの若者のSOSに向き合ってきました。
暴力・搾取・突然の帰国命令・退職強要・孤立…。
日本で誰にも守られず苦しむ若者があまりに多いのが現実です。
助けたい気持ちがあっても、場所も人手も資金も足りません。
あなたの寄付は、今この瞬間助けを求めている若者を守る力です。
ともに、誰も取り残さない社会をつくりましょう。



