瀬戸内海に浮かぶ、人口700人ほどの小さな島・豊島(てしま)。
名前の通り自然豊かな島で、棚田の風景や、スダジイの原生林が残る森など、穏やかな瀬戸内の景観が今も息づいています。近年はアートの島としても知られ、国内外から多くの人が、現代アート作品と自然をめぐるために訪れています。
そんな豊島では、かつて日本最大級の産業廃棄物の不法投棄事件、「豊島事件」が起こりました。
この出来事をきっかけに、瀬戸内の美しい自然環境を守り、再生し、未来へつなぐことを目的として、「瀬戸内オリーブ基金」が設立され、豊島を拠点に活動を続けています。



