一般社団法人モザンビークの新しい教育を支援する会(パルコ)
一般社団法人

一般社団法人モザンビークの新しい教育を支援する会(通称:パルコ)です。アフリカ南東部のモザンビークで一人一人を大切にする教育活動を実践しています

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桜梅桃李 アフリカ南東部に位置する最貧国の一つモザンビークで活動しています。 私たちの主な活動は三つです。 教育活動 2024年2月にJICAとの共同事業として首都近郊のマトラにてインクルーシブ教育を実践する幼稚園を開園しました。2025年3月現在は2年目に入りました。11名の子どもたち、園長先生、3名の先生、3名の料理、お掃除担当と一緒に毎日活動しています。 幼稚園では地域の発達障害児向けに無償での療育支援の提供も行っています。 2025年後半からは地元の市役所と提携して障害が理由で学校に通えない子ども向けの教育活動を行う予定です。 2026年からの小学校開校に向けて準備中です。 多文化共生事業 日本の主に教育機関での講演活動、モザンビーク人への日本語日本文化教室を行っています。 2025年夏からは国際協力やアフリカに興味がある方向けのボランティアツアーを開始する予定です。 障害があっても働ける仕事作り 学校教育を終えてからの方が人生は長いです。日本のように行政のサポートによって作業所を運営し様々な人への居場所、働き場所を作るという大規模なイニシアチブはありません。社会において誰かに必要とされ役割を果たす中で己を知り能力を高める、そうした場作りを目指しています。 2025年2月からは地域の孤児院で障害者が従事する農業を開始しました。

活動・団体の紹介

私たちはアフリカ南東部の国モザンビークで活動している団体です。モザンビークはアフリカの中でも特に経済的に貧しい国の一つです。

この地におきまして私たちは教育活動を行っています。2021年にモザンビーク人の事業パートナーの家のベランダではじめた寺子屋が私たちの原点です。

活動の背景、社会課題について

アフリカが好きでアフリカに住むことが夢だった代表理事の関谷がJICA海外協力隊でモザンビークに行ったところから物語ははじまります。2017年に任期の2年間を終えて帰国後、「絶対モザンビークに戻って永住する」と決め職を得て渡航しました。2021年より寺子屋事業を開始し2023年に独立、法人化して今に至ります。

私たちが行っている全ての活動は、学校教育と学校教育の枠に収まらない広い意味での教育活動であると捉えています。教育こそが社会を変革するための、最も実効性の高い手段であり、同時に社会全体が各人の人格の完成を目的とする状態を目指しています。教育を手段としてのみ捉えるということは人間を手段として捉えることを意味します。社会の様々な問題はこの目的と手段との取り違えから起こっていると考えます。

Por natureza, somos todos especiais! ポルトガル語で「本来はわたしたちは全員特別!」という意味です。このことばをモットーとして、人間の手段化からの脱却を目指し「一人一人を大切にする教育活動」をモザンビークの地で実践しています。

※ポルトガル語はモザンビークの公用語です。

活動内容の詳細、実績について

事業領域は三つあります。

教育事業
2021年、まだコロナの影響が残る中で事業パートナーのベランダではじめた寺子屋が私たちの原点です。

2022年からは発達障害児向けの個別療育支援を開始しました。個別最適化した教育活動を行いたいという代表理事の意向と事業パートナーの専門性ややりたいことが一致した結果です。

2024年2月にJICAとの共同事業として首都近郊のマトラにてインクルーシブ教育を実践する幼稚園を開園しました。2025年3月現在は2年目に入り11名の子どもたち(全員に発達障害の診断があります)、園長先生、3名の先生、3名の料理、お掃除担当と一緒に毎日活動しています。
地域の発達障害児向けに無償での療育支援の提供も行っています。
2025年後半からは地元の市役所と提携して障害があって学校に通えない子ども向けの教育活動を行う予定です。
また2026年からの小学校開校に向けて準備中です。

将来的には幼稚園から大学までの教育機関を設立、運営します。モザンビーク社会で活躍する有為な人材を無数に送り出せる体制作りに励みます。

写真は2025年2月に行われた保護者会で撮ったものです

多文化共生事業
日本の、主に教育機関での講演活動、モザンビーク人への日本語日本文化教室を行っています。
2025年夏からは国際協力やアフリカに興味がある方向けのボランティアツアーを開始する予定です。

より多くの人たちに日本、モザンビークを知ってほしいですし実際に行き来できる仕組みを整えます。日本でモザンビークといえば「パルコ」、モザンビークで日本といえば「パルコ」という存在になります。

障害があっても働ける仕事作り
学校教育を終えてからの方が人生は長いです。モザンビークには日本のように行政がサポートして作業所を運営し様々な人の居場所、働き場所を作るというようなイニシアチブはありません。学校教育機関終了後、障害者の多くは家庭内でほとんどの時間を過ごすことになります。社会において誰かに必要とされ、役割を果たす中で己を知り能力を高める、そうした場作り、仕事作りを目指しています。
2025年2月からは地域の孤児院で障害者が従事する農業を開始しました。この孤児院には身寄りのない障害児(大人の方もいらっしゃいます)が50名以上入居しています。

目標は5万人の雇用を作り出すことです。

農作業をする孤児院の入居者さんの様子

代表者メッセージ

桜梅桃李(おうばいとうり) 

それぞれの花がそれぞれの在り方で美しく咲き誇り、かつ全体として調和を保っている、という意味です。私たちが目指している世界観です。モザンビークにおきまして教育活動を通してこの世界観を実現させてまいります。ぜひ仲間になってください!

noteにてモザンビークでの日々の活動をつづっています。つくろわずにありのまま書くことを心掛けています。ご笑覧ください。

https://note.com/moz_education

代表理事略歴 関谷拓朗(せきやたくろう)

兵庫県神戸市出身

2006年 創価大学教育学部教育学科卒業(在学中にガーナへ交換留学)

2009年 神戸大学大学院国際協力研究科博士前期課程修了(経済学)

2009年-2015年 矢崎総業㈱勤務(愛知県で法人営業)

2015年-2017年 JICA海外協力隊でモザンビークへ派遣される(コミュニティ開発)

2018年-2023年 日本植物燃料㈱駐在員としてモザンビーク勤務

2023年- 現職 モザンビークで活動中

寄付金の使い道について

教育事業、多文化共生事業、障害があっても働ける仕事作りと三つの事業領域がありますが、寄付金は特に収益化が難しそうな活動の費用と運営費に利用させていただきます。

地域の発達障害児への無償療育支援や障害が理由で学校に通えない子どもへの教育活動、障害があっても働ける仕事作りの中でも経済的に持続させるのが難しい「居場所作り」に近い活動などが対象です。

当団体のウェブサイトです。

https://sites.google.com/view/...

団体情報
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