「PTA・保護者組織を考える会」とは

「PTA・保護者組織を考える会」は、PTA・保護者組織に関わる全国の保護者のネットワークです。「PTA・保護者組織を取り巻く環境をよくすること」「子どもも大人も幸せな学校になるために、保護者は学校とどう関われば良いのか考えるきっかけを作ること」を目的に、情報提供、交流会や学びの場の企画・運営、相談受付、WEBアンケート等を行い、これからのPTA・保護者組織のあるべき姿を模索していきます。
※当会は、特定の政治色を持たない活動を行います。※保護者組織とは、PTA連合会(協議会)、コミュニティ・スクール、おやじの会など地域活動を行う団体も含みます。
活動の背景、PTAが抱える課題

「くじ引きでPTA役員になってしまった」「下の子がまだ小さいのに、平日昼間の活動を手伝うよう強制された」etc。毎年新年度の時期になると、メディアやSNS上に、もはや風物詩のように、PTAにまつわるネガティブな声があふれます。共働き世帯の増加等によるPTA役員・委員のなり手不足や参加を強制する風潮など、PTAにはさまざまな課題があります。しかし、子どもたちがのびのびと、健やかに育っていくには地域に住む大人の目や手が必要不可欠であり、PTA・保護者組織はその一端を担っています。私たちは、保護者、学校、地域が連携し、子どもたちの豊かな学びの未来を共に創っていくために、PTAや保護者組織のあり方を誰もが「自分ごと」として考え、関わるきっかけとなる機会を創出したいと考えています。
これまでの活動内容と今後の活動
これまで、オンラインを中心にした取り組みを行ってまいりました。以下、活動実績の一部です。
1)オンラインイベント【春のPTAまつり2024】
どうなってる?今年はどんな感じ?となりのPTA・P連(2024年5月25日)

2)オンラインイベント【秋のPTAまつり2023】
加入率どうなった?入会手続きは?役員選出どうした?
〜「任意加入制」にして見えてきた! PTAのとこれから〜(2023年10月27日)

3)オンラインイベント【春のPTAまつり2023】
隣のPTA・P連、どうなってるの?
〜不安や悩みも! 夢や希望も!ワイワイ語ろう会〜(2023年3月25日)

これらのイベント終了後に寄せられた、参加者からの感想の一部を紹介します。
地域や自治体の規模や特徴によって多様なPTAのあり方や運営方法があるということが実践者の言葉として学べたことがよかったです。
PTAに対して、悩みながらもなんとか前向きに取り組んでいこうという方々との情報交換だったので、明日へのモチベーションにつながります。この素敵な活動事例やムーブメントを日本中に広げていきたいですね!
勇気がもらえました! PTAまつり、ぜひ回数を増やすか、地区ごと(東北、関東などに分けて)開催を希望します。企画本当にありがとうございます!
上記のオンラインイベントに加え、当会の前身であるSNS上のコミュニティ「PTAの今を楽しく知る会」において、オンライン上の情報交換を行ってきました。今後も、全国のPTA・保護者組織の皆さまの拠り所となるような活動を継続しています。
これからは、以下の4つの柱を掲げて活動してまいります。
①オンライン・オフラインの対話会やイベントの開催 PTAや保護者組織のあり方について、みんなで話し合う場を作ります。オンラインでもオフラインでも、対話を通じて気づきを得たり、解決策を探したりします。
②PTA・保護者組織の皆さまのさまざまな課題解決に向けたオンライン相談 PTA活動で困っていることや悩んでいることについて、専門家や経験者がオンラインで相談に乗ります。個別の課題解決をサポートします。(1時間程度/無料)
③PTA・保護者組組織、学校、地域との連携等をテーマとした調査・提言 PTAと学校、地域がどう連携していくべきか、より良い関係性を築くための調査を行い、その結果をもとに社会に向けて提言を行います。
④PTA・保護者組織に関する情報発信 PTA活動に役立つ情報や、全国の先進的な取り組み事例などを、ウェブサイトやSNSを通じて発信します。PTA活動のヒントやきっかけを提供します。
代表者メッセージ
「PTA・保護者組織を考える会」は、2019年に発足し、PTA活動についての意見交換や情報共有を行ってきたSNS上のコミュニティ「PTAの今を楽しく知る会」が前身です。
「PTAの今を楽しく知る会」では、PTA活動に関わる保護者の方々の声を聞くなかで、強制的・前例踏襲的な運営や組織のあり方などさまざまな課題が浮かびあがってきました。
PTA・保護者組織を取り巻く環境をよりよくしたい。PTA・保護者組織に加え、PTA連合会(協議会)やコミュニティ・スクール、地域活動、学校や教育現場についても学びを深め、子どもも大人も幸せな学校になるために、保護者は学校とどう関われば良いのか考えるきっかけを作りたい。そんな思いを胸に、皆さまとともに歩んでいきたいと思います。 「PTA・保護者組織を考える会」 代表 長島ともこ
寄付金の使い道について
PTA・保護者組織を考える会は、持続可能で「できる人が、できるときに、できることをやる」PTA・保護者組織での活動を通し、子どもも大人も幸せな学校・社会に。そう願う皆さんと、一緒につくっていく団体です。「PTA・保護者組織を取り巻く環境をよくすること」
「子どもも大人も幸せな学校になるために、保護者は学校とどう関われば良いのか考えるきっかけを作ること」を目的に、対話と連携を大切に活動を行います。これらの活動を継続し、さらに発展させていくためには、皆様からの温かいご支援が不可欠です。
皆様からのご寄付は、
・団体存続のための最低限の事務局機能(HP管理、更新、経理、総務など)の維持
・対話と学びの場の創出:PTA・保護者組織、学校関係者が集い、課題を共有し、解決策を共に考えるための会合やワークショップの開催。
・情報発信と共有:より良いPTA活動や保護者組織運営のためのノウハウ、先進事例などの情報収集や取材、発信、HP上にて共有。
・調査、提言:PTA・保護者組織、学校、地域との連携等をテーマとしたアンケート調査を独自に行い集計し、社会に向け提言。
以上に活用させていただきます。