Reframeの紹介
NPO法人Reframeは、学校に行きづらい子どもや生きづらさを抱える親子を支援している団体です。平日朝らか夕方まで毎日通える居場所づくり、こども食堂、体験活動のイベント、地域交流、親の会などの事業を通して、年間のべ4000名以上の子どもを支援しています。
居場所には、発達障害、HSC/HSP、聴覚情報処理障害など、さまざまな特性のある子どもたちが通っています。また、経済的困難な家庭の子どもも来ており、不登校・特性・経済的困窮などの複合的な困りを抱えています。
ビジョン
自分らしく生きられる社会、そしてすべての人が自他ともに認め合える地域社会を作ること
ミッション
学校や家庭以外に子どもが安心して過ごすことができ、学校以外に学習の機会が得られ、地域の人と共に子どもの成長を喜び合える場所を作ること
行動指針
笑顔・安心・自主性
大人から子どもたちへの「わたしたちの約束」
- あなたの「笑顔」を大切にします
- みんなが「安心」できる場所にします
- 「自分らしさ」を大切にし、お互いを「尊重」します
- 「自主性」を重視し、「自尊心」を育みます
- いろんな「ちがい」を楽しみます
- 「ないならつくろう」の精神で工夫します
事業内容
- 子どもと若者の居場所(不登校支援)
- 体験活動・イベント
- こども食堂
- 地域交流
- 不登校の親の会
- 講演会・研修会・講習会
活動の背景、社会課題について
解決を目指している社会課題
- 不登校・行きしぶりの増加
- 発達障害・HSC /HSP・聴覚情報処理障害(APD /LiD)・ギフテッドなどの多様な生きづらさの増加
- 孤立・孤独な人の増加
- 子ども・若者の自殺の増加
活動の背景
2020年、コロナ禍になりました。
大人もつらい日々を過ごしましたが、子ども・若者の苦しさもどんどん増加しました。
子ども・若者の自殺は増加し、不登校も増加。
ひきこもりも重大な問題になっていきました。
「子ども・若者が自分らしく、笑顔で暮らせる居場所を作りたい」
まずは、今、苦しんでいる子ども・若者たちを助けたい。
それに賛同してくれた人が、全国から約40人集まり、任意団体Reframeを設立しました。
2021年、みんなでアイデアを出し合い、一軒家の京町家を借り
居場所「わたしらしくいられる場所 くらら庵」を作りました。
改装資金はクラウドファンディングで調達しました。
150万円以上のご支援をいただき、本当にありがとうございました。
試行錯誤をしながらイベントを実施する中で、徐々に認知度が高まっていきました。
2024年になってからは、月のべ200人以上の子どもたちが利用するまでになりました。
くらら庵の利用者が増えてると、新たな課題が生まれました。
騒々しさに耐えられない子ども・若者が安心して過ごせなくなっていったのです。
なんとかしたい!
と思っている中で、くらら庵のすぐ近くの物件が空きました。
そして、
2023年11月「おだやかにわたしらしくいられる場所 ゆらり庵」をオープンしました。
カリキュラムのある居場所としてオープンしましたが、子どもにマッチしなかったため
2024年8月に、おだやかに過ごせる自由な居場所としてリニューアルしました。
居場所や体験活動などを通して、子どもたちに提供したいことは
「信頼できる人がいる」安心感
「笑顔」
「楽しさ」
「自分を大切にする心」自尊心
「自分で決めて行動できる力」自主性
です。
日々の遊びを通した交流や、さまざまな体験的学習を通して
子どもたちに「生きる力」を育んでいきます。
代表からのメッセージ
2020年、コロナ禍になって子どもと若者の自殺、不登校は
ますます深刻な問題になっていきました。
学校教育はカリキュラムを進めることに注力し、
子どもたちのしんどさを置いてけぼりにしがちです。
不登校の子どもだけでなく、学校に行っている子どももまた、
しんどさを我慢しながら精一杯生きています。
Reframeという名前は
「既存の価値観を見直し、新しい価値観と共に作り直す」
という意味合いを込めて名付けました。
不登校の対応で一番の壁になるのは、
「あたり前」と思われている思考です。
「学校に行くことは子どもの義務だ」(正しくは、教育を受けさせる義務)
「学校に行かい子どもはダメな子だ」
「我慢が足りない」「甘えだ」「親の甘やかしだ」
「親が子離れできていないからだ」など
今まで「あたり前」にしてきたことから外れた行動に対する声が、
不登校の親子を苦しめています。
私たちは、そういった「あたり前」や既存の「価値観」を疑い、
新たな視点で物事を見つめ直し、「自分たちの価値観」を創成したい、と考えています。
不登校だけではなく、社会での困りがあったときには
「これが本当に正しいのか?」を考えるところから始め、
「今まで」よりも「これから」を創造することを目指していきます。
私は思春期の頃、家庭内に居場所がなく、
何をしても親から怒られ、褒められずに育ちました。
学校でもなかなか友だちができず、心を閉ざすことでしか精神を保つ術がありませんでした。
なんでこんなに生きるのがつらくてしんどいんだろう?
と思っていたら、34歳で発達障害だと診断されました。
「そうか、それでなのか」
やっと理由がわかりました。
今、発達障害やHSCなどで困っている子ども、若者が増えています。
不登校や経済的理由で居場所がない子たちも。
Reframeの取り組みは、
私が子どもの頃に「あったらよかったなぁ」と思うことを具現化したものです。
今の子どもたちの教育や心のケアに注力しながら、
子どもの主体性を第一に考えて支援しています。
遊びを通した交流、学び合い、心のケアをしながら、寄り添い、見守っています。
もしこの活動に共感いただけましたら、応援・ご支援をよろしくお願い申し上げます。
NPO法人Reframe 代表理事 朝倉美保
朝倉美保プロフィール
沿革
2021年度
- 4月1日 非営利任意団体Reframe 設立
- 4月 クラウドファンディングCAMPFIRE 実施
- 5月1日 くらら庵 開所(子どもと若者の居場所 開始)
- 7月 こども食堂 開始
体験活動・イベント 開始
講演会 開始
2022年度
- 1月26日 法人化
- 4月1日 地域交流 開始
- 1月20日〜3月31日 継続寄付のクラウドファンディング 実施
2023年度
- 11月7日 ゆらり庵 開所
2024年度
- 8月1日 ゆらり庵 リニューアル
寄付金の使い道について
いただいたご寄付は、子ども支援の費用(お菓子、飲料、遊び道具等)、こども食堂の支援物資の費用、子どものためのイベント開催費、当法人の運営費として活用させていただきます。
子ども支援の費用
- 子どものお菓子代(月5万円ほどかかっています)
- 子どもの飲料費(熱中症対策にも使っています。月3万円ほど)
- 遊び道具(レジン液、ボードゲーム、外遊びの道具、画用紙など)
- 書籍代(マンガ、小説など)
こども食堂での支援物資(フードパントリー)
- 保存食(お米、カップ麺、パスタ、パウチ、缶詰など)
- 日用品、文房具など
- お菓子
子どものためのイベント開催費
- 8月の夏祭りのイベント費用
- 1月の餅つき大会のイベント費用
当法人の運営費
- ボランティアさんの交通費
- くらら庵、ゆらり庵の家賃、維持費
- くらら庵、ゆらり庵の支援員(職員)の雇用費
- ボランティア、支援員の研修費 など
領収書について
都度寄附の皆様には、Reframeに着金した翌月末に、ご入金ごとに領収書を発行し、メールにてお送りいたします。なお、領収日付は、お申込み日ではなく、各決済代行会社から弊団体に入金された日付となります。
尚、継続寄付(毎月のご寄付)の皆さまには、毎年1回、1月下旬に寄付金受領証明書(領収書)を発行しております(前年1年間に、当法人にて領収を確認させていただいた寄付金の合計額にて発行させていただいております)。
※郵送をご希望の方は、こちらからお問い合わせください。
よくあるご質問
活動報告はどのようにしていますか?
日々の活動は、くらら庵Instagram、ゆらり庵Instagramにて行なっております。
時差はありますが、公式ホームページにも掲載しています。
また、年に一度、活動報告書を作成し公開しています。
Reframeの色んな情報はどこから得られますか?
Instagramで発信していることも多いですが、主に公式LINEで行なっています。
よかったらご登録ください。
税制優遇は受けられますか?
弊団体は、まだ「認定NPO法人」の承認を得ていない団体になるため、残念ながら税制優遇は受けられない状態です。
多くの皆さまのご支援を得られたらすぐに、「認定」されるように動く予定です。
そのためにも、ぜひご支援をよろしくお願い申し上げます。
寄付の中止をすることはできますか?
決済完了メールに記載されている「解約フォーム」よりお手続きが可能です。
毎月の決済日は15日ですので、解約を希望される月の決済日前に、お手続きをお願いいたします。
(決済完了メールが見当たらない方は、お問い合わせフォームより「マンスリー寄付解約希望」とお書き添えの上ご連絡いただければ、担当よりご案内いたします)