近年、引退馬についての関心が高まってきています。一方で、馬たちが余生を過ごす養老牧場などの数や設備はまだまだ充分とはいえません。さらに、馬が亡くなった後のケア、馬のオーナーや関係者が馬たちへ想いを寄せる場所は少なく、その整備が求められています。
引退馬協会では、長年、亡くなった馬たちを想い、馬たちが帰る場所づくりの構想を温めてまいりました。その構想を実現するために、このたび引退馬協会と日高軽種馬農業協同組合、浦河町ほかの協働事業として「引退馬のためのモニュメント設立事業実行委員会」を発足させました。
馬たちが帰る「うまのふるさと」をつくるには周辺整備を含めると多額の資金が必要となります。引退馬協会としてできることは、引退馬の最前線に立つ者として、ひとりひとりの想いを結集し賛同者を増やすことだと考え、象徴となるモニュメント本体に充てるために本クラウドファンディングを立ち上げました。
「うまのふるさと」の象徴となるモニュメントは、馬産地・日高にある、北海道浦河町の「うらかわ優駿ビレッジAERU」内に設立します。このモニュメントの対象となるのは、種を問わず、元競走馬だけでなく、乗馬などあらゆる生活をおくった引退馬です。この地を馬に関わる皆様の心の拠りどころとして大切にしていきたいと考えております。温かなご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2025-12-02 11:54
400万円・400人突破のご報告と心からの御礼
皆さまの温かいご支援により、本プロジェクトは 400万円・400人 を突破いたしました。
多くの方に応援いただき、心より深く感謝申し上げます。
そして、寄せられる応援メッセージの数々に、私たちは本当に励まされています。
「馬達が帰ってこれる故郷を」「旅立った馬達に会える場所を」「馬達へありがとうを伝える場を」「応援しています」
──そんなお言葉のひとつひとつが、前へ進む原動力となってきました。
皆さまの想いが、このプロジェクトをここまで引っ張ってきてくれています。
クラウドファンディングは、いよいよ 残り7日 となりました。
正直、まだ達成まで道のりはあります。
それでも、「うまのふるさと」を必ず形にしたい。
馬たちが安心して帰れる場所を、皆さまとともにつくりたい。
その一心で、最後の1日まで走り切ります。
どうか、残りの期間もお力をお貸しいただけましたら幸いです。
皆さまのお支えが、このプロジェクトを着実に前へ、
そして“現実のもの”へと近づけてくれています。
最後まで、変わらぬご支援を心よりお願い申し上げます。



