引退馬協会
認定NPO法人

馬への感謝をこめて〜すべての馬が帰る場所「うまのふるさと」をつくりたい

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支援総額
1,375,000
13%
目標金額 10,000,000
サポーター
190
残り
35
2025年12月09日 23時59分 まで
近年、引退馬についての関心が高まってきています。一方で、馬たちが余生を過ごす養老牧場などの数や設備はまだまだ充分とはいえません。さらに、馬が亡くなった後のケア、馬のオーナーや関係者が馬たちへ想いを寄せる場所は少なく、その整備が求められています。 引退馬協会では、長年、亡くなった馬たちを想い、馬たちが帰る場所づくりの構想を温めてまいりました。その構想を実現するために、このたび引退馬協会と日高軽種馬農業協同組合、浦河町ほかの協働事業として「引退馬のためのモニュメント設立事業実行委員会」を発足させました。 馬たちが帰る「うまのふるさと」をつくるには周辺整備を含めると多額の資金が必要となります。引退馬協会としてできることは、引退馬の最前線に立つ者として、ひとりひとりの想いを結集し賛同者を増やすことだと考え、象徴となるモニュメント本体に充てるために本クラウドファンディングを立ち上げました。 「うまのふるさと」の象徴となるモニュメントは、馬産地・日高にある、北海道浦河町の「うらかわ優駿ビレッジAERU」内に設立します。このモニュメントの対象となるのは、種を問わず、元競走馬だけでなく、乗馬などあらゆる生活をおくった引退馬です。この地を馬に関わる皆様の心の拠りどころとして大切にしていきたいと考えております。温かなご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2025-11-03 18:00
モニュメントの必要性とそこに込める思い
「うまのふるさと」モニュメントは亡くなった馬たちを象徴するものです。馬のことを想うすべての人の“心の拠りどころ”となってほしいと、私たちは考えています。なぜモニュメントが必要なのか、その理由をあらためてお話いたします。

馬はその大きさ故、丸のままの亡骸を火葬することは困難です。遺体の多くは化成処理場へと運ばれていき、処理されます。搬出を急ぐこともあり、馬主様、関係者様によっては、気持ちの整理ができないままお別れということもあります。

亡くなった馬を手厚く弔うことができなかったという気持ちを抱えて過ごされている方は、少なくないと思われます。当会の会員様の中にも、馬が亡くなったことで大きな喪失感を持たれる方がたくさんおられます。お墓がある馬はごくわずかですし、馬主様、関係者様、会員様だけでなく、ファンの皆様にとっても、亡くなった馬のことを偲び、名前を残す場があれば、そこに帰ってきた馬たちとまた会いたい、想いを伝えたい、その場所を訪れたいと思われることと思います。

馬が亡くなったという喪失感を癒やし、馬への感謝と敬意を示す場所として、馬のたてがみを納め、心の拠りどころとなる場所……聖地と呼べるような場所をつくりたいと、私たちは考えています。その中心となるのが、このモニュメントです。馬の終生繋養の終着点として、馬の魂の帰る場所「うまのふるさと」が必要なのです。

「うまのふるさと」は引退馬協会の馬だけのための施設ではありません。競走馬だったサラブレッドだけでなく、乗馬としてお世話になった馬、ペットとして身近で飼われてきた馬、ポニー、ばん馬、すべての馬が名前を刻み、たてがみを納めることができます。馬を想う人々の拠りどころとなる聖地のような場所づくりを目指しています。

このクラウドファンディングは、12月9日まで実施しております。
モニュメント制作・設営のためのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

団体情報
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このページは寄付・会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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