活動・団体の紹介
RING ANJOは、近所の方、大学生、高校生、親、お年寄り、企業の方がサポーターとなり、子どもの成長に地域のみんなで関わり支え合える社会を目指しています。
今から数十年前までは、子どもが地域の方とたくさん触れ合い、ときには厳しく指導され、ときには一緒に遊び、地域で子どもを育てていくというような意識があったのではないでしょうか。しかし、時代とともに核家族化が進み、そういった意識が薄れてきていると感じます。本来ならば、女性の社会進出が促され、共働き世帯が増えてきたこの時代だからこそ、もう一度地域で子どもを育てていくという意識が必要なのではないでしょうか。
そこで、生涯にわたって楽しいを追い求め続けて、多くの他者とつながり、心身ともに健康で幸せな人々があふれる地域生活を作るために、従来の子育てではなく、新たな”Co”育てをすべく「RING ANJO」を立ち上げました。”Co”育てとは、「cooperation(協力)」「community(地域社会)」「coalition(一緒に)」の頭文字「co」を使い、地域で一緒に協力して子育てをしていこうという思いが込められています。
その中の事業の一つであるのが、子どもたちに放課後をより有意義に使い、様々な経験ができる場「学童保育」。2024年度にオープンした学童保育りんぐは、「健康」と「運動」を軸に、子どもの体力運動能力の低下を解決するための日々の運動プログラムを取り入れて活動しております。
また、公立の児童クラブには、就労要件や家庭環境の壁があるため、入ることができなかったり、学校に行けない子と同じように、公立の児童クラブには行けない子が実は少なくありません。そんな子ども、保護者の受け皿となれるような施設を目指しております。
活動の背景、社会課題について
RING ANJOは、「少子化」「子どもの体力運動能力の低下」の2つの社会的課題を解決するために立ち上がりました
まずは、「少子化」について。BIGLOBEの調べによると、子どもが欲しいと思わない理由として「育てる自信がないから」や「自由がなくなるから」といった意見が上位を占めていることが分かります。そこで、学童保育りんぐでは、就労の有無に関わらず、誰でも子供を預け、地域のみんなで子育てができるような組織づくりを行なっております。

次に「子どもの体力運動能力低下」について。
毎年5月頃に全国の小中学生が行う、「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」(=体力テスト)です。スポーツ庁から出されている報告書によると、H30年度以降、新型コロナウイルスの流行も影響し、年々子どもの体力・運動能力が低下しているということでした。これは、新型コロナウイルスの流行により、子どもが遊ぶ機会を失ってしまったことが原因であると考えらます。文科省が提唱している「幼児期運動指針」では、「遊ぶ機会が減少することは、運動能力が育たず、意欲や気力の減弱、対人コミュニケーション能力の習得ができないなど、子どもの身体と心の発達に重大な影響をもたらす」と述べられています。

さらに、同調査における愛知県の順位です。令和4年度の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によると、都道府県別で見たときに、愛知県の小学校の体力テストの平均が、男子は46位(ワースト2位)、女子は47位(ワースト1位)であることが判明しました。

これらの結果に対して、当時体育の教員であった自分に何が出来るのかを考えました。以前から、一人でも多くの子が運動が苦手でも「身体を動かすことが楽しい」と感じてもらえるような体育の授業づくりを行ってきました。しかし、体育の授業だけでは限界を感じ始めます。なぜなら、いくら体育で楽しい経験をしても、子どもたちの会話の中に出てくる放課後の主役は常に「ゲーム」なのです。
子どもの体力運動能力の向上、さらには、子どもの心身の健やかな発達のためには、ゴールデンエイジと言われる9歳~12歳、プレゴールデンエイジといわれる5歳~8歳の時期に、たくさんの多様な動きを経験することが大切です。しかし、そんな大切な時期の子どもたちの主役はいつでも「ゲーム」なのです。
「ゲーム」は必ずしも「悪」ではないかもしれません。大人だって暇さえあれば携帯でゲームをしている人も多いはずです。だって楽しいから。それならば、「ゲームに負けないくらい楽しい遊び場(たまり場)を作ればいいんだ!」と一念発起し、子どもの体力運動能力や、少子化という社会的課題にアプローチするための団体「RING ANJO」を設立することにしました。
すべての子どもに選択肢を
RING ANJOでは、近所の方、大学生、高校生、親、お年寄り、企業の方がサポーターとなり、子どもの成長に地域のみんなで関わり支え合える社会を目指しています。
「民間学童保育って高いよね。」
そうなんです。
公立の児童クラブに比べると倍以上の値段が…。
それには、
家賃や人件費、
自治体によって補助金の要件が違う等々
やむを得ない事情があります。
しかし、
学校に行けない子と同じように
「児童クラブが合わなくて行けない子」
実はとっても多いんです。
そんな子を、そんな親御さんを少しでも救いたい。
すべての子どもに民間学童保育
という選択肢を与えたい。
そこで…学童保育りんぐでは、
「保育料無償化」
を目指します!
保育料の無償化を実現するために、協賛して頂ける方や企業の方を募集します!
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