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ROJEでは、令和6年能登半島地震で被災した子どもの居場所支援を行うために、数名のスタッフが現地で活動しています。活動の長期化に備え、クラウドファンディングも行わせていただいておりますので、何卒ご協力のほどよろしくお願いいたします。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
クラウドファンディングページ▶https://congrant.com/project/roje/10024
今回は、1月13日より現地に入り、連日子どもとかかわるスタッフとして活動している大学3年生の羽賀尚生さんに、現地での活動の様子を聞きました。
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居場所で行っていること
私は主に未就学児から小学生と一緒に遊んでいます。おんぶやだっこ、鬼ごっこやドッヂボール、おままごとから宿題の手伝いまで、子どもに合わせて対応をしています。
居場所には、毎日15名程度の子どもたちが訪れていて、遊びから学習支援までいろいろなニーズに寄り添って時間を過ごしています。
子どもたちの様子
1月17日の時点では、七尾市ではまだ断水が続いていて、学校再開の目処も立っていません。多くの人は家に戻れているようですが、子どもたちの中には地震の恐怖を思い出す子も多いようです。
一方で、普段学校で居づらさを感じていた子にも友達ができるなど、ここが訪れる子どもたちにとって居心地の良い場所になってきているように感じます。ここに来るのを楽しみにしてくれている子も多いと聞いて、活動の励みになりました。
感じる課題
子どもたちが居場所での生活を楽しみにしてくれているのが嬉しい反面、これからどのように家や学校での「日常」に戻るのかという問題が根深く残ってるように感じています。
今まさに必要な支援に加えて、今後も長い目で見て、自分たちに何ができるか考えていきたいです。
一人ひとりのあれやりたい、これやりたいに応えるのは大変ですが、わがままを受け止めてあげられる存在として、なるべく寄り添っていけたらと思います。引き続き活動を続けてまいりますので、応援よろしくお願いします。