NPO法人日本教育再興連盟

令和6年能登半島地震 緊急子ども居場所支援

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支援総額
1,232,000
49%
目標金額 2,500,000
サポーター
135
終了しました
2024年01月31日 23時59分 まで
※こちらのクラウドファンディングは終了しましたが、引き続き以下のページでご支援を募集しております。 https://giveone.net/supporter/project_display.html?project_id=20507 NPO法人日本教育再興連盟(通称ROJE)の「災害と教育事業部」では、2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震の被災地において、子どもが安心して過ごせる居場所支援に取り組んでいます。 現在は、石川県七尾市の避難所内において、子どもを預けたり遊ばせたりできる居場所を運営しています。 いただいた寄付は、全額被災地での支援活動の実施・継続に活用させていただきます。支援の長期化も見込まれる中、被災地の子どもたちにとってより良い環境整備に力を尽くしてまいります。 ご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。
2024-04-19 15:25
2023年度「能登半島地震緊急子ども居場所支援活動」のご報告
ご無沙汰してしまい申し訳ありません。 ROJE理事の伊藤です。 ROJEでは、元日に発生した令和6年能登半島地震で被災した子どもたちの居場所を守るため、1月5日より石川県七尾市を中心に緊急の支援活動を行ってまいりました。 これからも復興を支援し続けるつもりであり、活動がすべて終了するわけではありませんが、春休みが終わる4月7日に一つの区切りを迎えたため、ご報告をさせていただきます。 災害発生直後に現地入りして活動を開始できたのは、ご寄付による活動資金があったからこそです。活動をサポートいただいた皆さまに、この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。 4月以降についても、活動は継続いたしますので、引き続き注目いただけましたら幸いです。

【1月】混乱の中、子どもを受け入れる場所の確保と人集めに奔走

1月5日以降、ROJEから災害支援経験のあるメンバーが数名現地入り。以前から災害支援において連携協定を結んでいた認定NPO法人カタリバと連携を取り、避難所として開放されていた矢田郷コミュニティセンターの図書室で子どもの居場所運営を開始しました。

ライフラインも交通もストップし、大人も1日1日を生きることで精いっぱいの環境の中、緊急の課題が山積みでしたが、子どもたちを少しでも安心させられる居場所を作ることが我々の使命だと思い、この活動を維持できる体制作りに急ピッチで取り掛かりました。

被害が少なかった金沢を宿泊拠点にして、安全管理と現地の迷惑にならないことを第一優先に、ROJEで活動する教育に関心の高い大学生を徐々に集めながら毎日朝から夕方まで子どもと関わる日々が続きました。

精神科医や小児科医の助言を受けながら、子どもたちのこころとからだの健康を見守る取り組みも実施しました。

情報を必要な人に届けるためのサイトも開設

また、現地では支援に関する情報情報が十分に行き渡っていないという課題があり、これに応えるために、特に子ども支援に関する情報を中心にまとめたサイトも作成しました。

遠隔からもできることを探していたROJEに所属する学生が数多くこの活動に参加し、毎日各新聞や情報サイトをチェックして情報を集約していきました。

実際にこのサイトを見て居場所を訪れてくれた家庭もあったと聞いています。

【2月】学校再開後にうまれたニーズに応えるため、学校現場での活動もスタート

地震から1ヵ月が経ち、体育館や校庭が避難所となっていたり断水が続いていたりと、元通りの生活では全くないものの、少しずつ学校が再開し始めました。

しかし、道路状況など様々な都合から保護者の送迎が必要になった子どもの放課後の受け皿がなかったり、先生方の業務負担が大きくなってしまっていたり、学校が再開したことによって生まれたニーズも新しく見えてきました。

そこで、ROJEでは、七尾市教育委員会とコンタクトを密にし、市内3つの小学校において、それぞれ求められる形で放課後の子どもの居場所運営や日中のサポートを開始しました。

【3月】大学生スタッフの数も増え、子どもたちとの距離も縮まった

3月に入ってもコミュニティセンターと小学校での活動を続け、日によってばらつきはあったものの、毎日それぞれ15~20名くらいの子どもと一緒に時間を過ごしました。

大学生が春休み期間に入ったことで、教育に高い関心を持つメンバーが数多く参加してくれ、被災を経験した中でも子どもたちの学びが止まらないよう、学習支援にも力を入れることができました。

たくさんの時間を一緒に過ごす中で、子どもたちとも色々な話ができたようです。大学生という存在を身近に感じてもらって、子どもたちに被災地支援以上の意味を届けられていたら嬉しいなと思います。

【4月~】現地との連携を強化しながら、継続的な支援の形を模索

現地の方々とも相談して、4月7日、春休みが終了したタイミングで、毎日開放という形での居場所支援は終了することになりました。

地震直後の「緊急」の居場所支援としての活動フェーズを終え、今後は、どのように持続可能な形で継続的な支援を行っていくかというところに挑戦していきたいと考えております。

ただ、実際のところ、現地ではまだまだ復旧・復興作業が進んでいるとは言い難い状況があり、今も子どもの居場所が子どもたちはもちろん、保護者や地域、学校から求められている状況だと認識しています。そのため、しばらくは、現地のユース支援団体と協力しながら、土日を中心に居場所支援活動を続けていく予定で考えています。

今後も活動の様子を適宜ご報告できたらと思いますので、引き続き応援いただけましたら幸いです。

最後に、今回の地震により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

当団体としても、この3ヵ月をともに過ごした七尾市をはじめとする能登の方々になにができるか、なにをするべきか、今後も考え行動してまいる所存です。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

2023年度活動概要

・期間:2024/1/5~2024/4/7 計93日

・場所:石川県七尾市矢田郷コミュニティセンター、七尾市立和倉小学校、小丸山小学校、中島小学校

・内容
①子どもたちが安心して学習や遊びができる拠点の運営
宿題や受験勉強をサポートしたり、カードゲームをしたり、一緒に全力で身体を動かして遊んだり、子どもたちのニーズに合わせて様々な活動を行いました。
②学校の授業サポート
学校再開後の子どもたちの見守り体制強化や先生方の負担軽減のため、教室に入って学校生活をサポートしました。
③被災者支援に関する情報サイトの運営
現地で開放されている居場所など子ども支援に関する内容を中心に、情報を集約して発信しました。

最後に

ROJEでは、平時より、災害発生直後にスタッフを派遣し、子どもたちの居場所を作る取り組みに一刻も早く着手するための体制づくりに取り組んでいます。この活動は、皆さまからの日頃からのご支援によって支えられています。

以下のリンクからお申込みいただいたご寄付については、全額被災地支援に係るスタッフの交通費・宿泊費・現地活動費に充てさせていただきます。

能登半島地震への支援はもちろん、今後災害が発生した際の備えとして有効に活用させていただきますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

https://giveone.net/supporter/...

団体情報
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