
活動紹介
こもれびプロジェクトは2024年1月の能登半島地震発生直後に行った緊急支援を継続的な活動に移行するべく発足したプロジェクトです。現在は金沢市に拠点を設け、県内外の学生や社会人スタッフが中心となって活動しています。
活動内容は大きく3つあり、
①七尾市内での中学生までを対象とした居場所づくり
②金沢市内での小学校高学年から高校生を対象とした学習スペースの運営
③石川県立七尾高校での進路・探究学習支援
を実施しています。

最近の活動
8月17〜22日に七尾高校にて、高校生と大学生がチームになって七尾のまちづくりを考える政策立案ワークショップを実施しました。市内中心部をバスで巡るフィールドワークを行ったり、国交省の方にオンラインでお話を伺ったりしながら政策を考え、最終日には地元の方々に向けて発表を行いました。
参加した高校生には、地域への理解を深めてもらうと同時に、自分もチームに貢献できたという達成感や充実感を得てもらうことができたと感じています。一緒に取り組む大学生からグループワークの進め方や思考法を学ぶことで、憧れを抱いてもらえた部分もあり、能登の高校生に大学や大学生のことを知ってもらうという目標にも適ったプログラムになったと思っています。

学生リーダーより
能登半島地震の発災から1年9ヶ月。
私たちは、震災直後から子どもの居場所づくりに取り組み、多くの大学生を被災地に送り続けてきました。しかし近頃、現地の方からは「もう世間から忘れられてしまっているのではないか」という声も聞かれます。
活動には、石川県内だけでなく、関東・関西の学生も参加しています。地元の学生が自らの地域と向き合うこと。地域外の学生が関係人口として関わり続けること。そのどちらも、今の能登にとって大切なことだと感じています。
しかし、こうした活動を継続するためには交通費などの資金が必要です。震災への社会的な関心が薄れつつある今だからこそ、現地の子どもたちの学びと居場所を守るために、皆さまのお力をお貸しください。
温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
