特定非営利活動法人松山さかのうえ日本語学校

【国際子ども食堂】外国人も日本人もつながって、変わって、寄り添い合える社会へ!

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特定非営利活動法人松山さかのうえ日本語学校は、国際子ども食堂を中心に、外国人と日本人が自然とつながり、お互いに学び合い、その人の世界が広がるきっかけをつくっています。 そんな機会づくりを通して、外国人の生きづらさに寄り添い、日本人の固定観念を変え、世界を拓く力を持つ若者を育むことで、みんなで住みやすい松山をつくろうという団体です。 そして、ここ松山から、日本全体が世界に拓かれていくロールモデルになることを目指しています。 しかし、私たちが目指す社会を実現するためには、皆さんのご協力が必要です。 一人でも多くの方に、私たちの活動を知っていただき、共感いただき、ご支援いただくことで、この地域課題を解決していくためのパートナーが増え、社会が変わるための原動力となります。 外国人も日本人もつながって、変わって、寄り添い合える社会を、私たちと一緒につくっていきませんか?

松山さかのうえ日本語学校とは

(1)活動の目的や特徴

私たちは外国人を支援の対象だと思っていません。
国籍やルーツを超えて、人と人がつながり、お互いに学び合い、個々の世界が広がる。
そんな機会づくりを通して、 外国人の生きづらさに寄り添いながら、地域社会の価値観に変化をおこし、外国人も日本人も平等に輝ける「世界を拓けた地域づくり」を目指しています。

<外国人と日本人が自然とつながるタッチポイントを>
私たちの活動は、国際子ども食堂を中心に、外国人と日本人が自然とつながる機会をつくっています。
時にはコーヒースタンドとして、時には運動会を開催するなど、毎日の暮らしの中で、自然なつながりが生まれることを大切にしています。
そういった日常のつながりから、相互理解や学びが生まれ、少しずつ社会が変わっていくものだと考えています。

(2)私たちが取り組む社会課題

愛媛県では近年、外国人や海外にルーツを持つ方々が急増しています。
慣れない日本での暮らしに生きづらさを抱える外国人。
一方で外国人との生活に不安を感じる日本人。
外国人も日本人も、お互いに認め合い、共存できる環境をつくらなければ、地域社会の分断が進み、誰もが安心して暮らせない社会になってしまいます。

<外国人と日本人の悩み>
特にコロナ禍以降、外国人労働者の急増もあって、外国人の割合は増加しています。
地域に暮らす外国人にとって、日本での生活は「頼れる仲間がいない」「誰に相談していいか分からない」「パートや求人がない」など、多様な生きづらさを抱えています。
一方で日本人側にも、「何となく怖い」「どうやって話たらいいか分からない」「ちゃんと働いてもらえるか分からない」など、外国人が地域コミュニティに入ることに不安を感じています。

(3)私たちの活動の特徴

私たちはこの地域課題を解決するため、国籍や年齢に関係なく、人と人がつながり、お互いに学び合う機会づくりをしています。
「支援」という縦の関係性や、「交流」という一過性なものではなく、外国人も日本人もフラットに学び合いながら、成長し続けられる舞台を提供します。
そして、外国人が地コミュニティや企業に参加するだけでなく、そこで外国人が活躍できるような環境、いわば「世界に拓かれた地域社会」に変わっていくことを目指しています。

<世界を拓く若者の育成>
私たちの活動の運営には、多くの若者が携わっています。
海外留学生や日本人大学生など、国籍やルーツを超えて、多くの若者が一緒にチームを組み、共に考え、協働して事業を進めています。
そういったプロセスを通して、「世界を拓く力を持つ若者」を育て、彼らが地域社会の中心になり、社会を変えていく中心的存在になることを期待しています。

<活動の実績>

(5)寄付者とともに目指す地域づくり

しかし、私たちが目指す社会を実現するためには、地域の皆さんのご協力が必要です。
一人でも多くの方に、私たちの活動を知っていただき、共感いただき、ご支援いただくことで、
この地域課題を解決していくためのパートナーが増え、社会が変わるための原動力となります。

寄付という行動を通じて、外国人も日本人もつながって、変わって、寄り添い合える社会を、
私たちと一緒につくっていきませんか?

国際子ども食堂のご紹介

(1)国際子ども食堂ってこんなところ

外国人が母国の料理を振る舞う、日本初の「国際子ども食堂」を松山で開催しています。国籍や年齢を問わず子どもも大人も一緒に食卓を囲むことで、外国人も日本人もお互いの世界を身近に感じられるつながりをつくっています。
この活動の始まりは、松山を選んで来てくれた留学生たちが、言語や文化の壁により孤立してしまう現状に気づいたことがきっかけでした。同時に、1人でご飯を食べる子どもが多いという課題にも直面し、みんなが気軽に集まって学びにもなる温かな居場所を目指してスタートしました。

(2)国際子ども食堂への想い

「国へ帰れず家族と会えず、大学はオンライン授業。でも、ここに来れば新しい家族がいる。」

そう話してくれたのは、毎週来てくれるインドからの留学生です。
子ども食堂は確かに子どものための食堂ですが、それ以上に留学生にとっての居場所、高校生・大学生スタッフにとっての成長ステージとして私達は捉えています。

対外的には「国際子ども食堂」と説明をしていますが、内部では「子どもパーティー」といつのまにかみんなが呼んでくれるようになりました。
子どもたちが大きくなったときにやっと「そうかあれは、子どもパーティーではなくて、子ども食堂だったのか」と、今ではなくいつか気づいてくれるような環境づくりに励んでいます。

留学生が母国に帰り、思い出す日本は毎週の子どもパーティーのように、楽しく笑顔であふれる記憶となるように、この活動を続けていきたいと思います。

(3)コロナ禍での子ども食堂

国際子ども食堂はコロナ禍から始まり、その後もずっと続けてきました。
コロナ禍なのに…と言われたこともありましたが、私達はコロナ禍だからこそ、この活動が必要だと思っています。コロナ禍で仕事を失った親御さんを持つ児童、1人で夕食を食べる児童が増えたという話も聞いています。子どもの孤食をなくすためにも、子ども食堂がこれからも尚より一層必要とされている事業だと考えています。

松山市の中でも、給食費の回収率が低く、給食の残飯料が少ないエリアとして知られているこの地区で、私達ができることをこれからも全力で取り組んでまいります。

(4)すべての子どもたちに、温かくて優しい空間を

コロナ禍以降、愛媛県内には外国人労働者が急増しています。松山市に住んでいるみなさんのお声を聞くと、「外国の人と話したことが無い」「お友達になりたいけど、機会がない」「ちょっと怖いイメージ」という回答が多いです。
将来もっと外国人の割合が増えていくことが想定されています。現状のままでさらに外国人が増えるとどうなるでしょうか。何かを考える前に、何かを始めたくてオープンしたのがこの国際子ども食堂です。

困難があるからこそ、必要なこと、絶対に譲れないもの、大切にしていかないといけないことがたくさんあります。子どもにとってももちろんですが、留学生・松山にお住まいの外国人のみなさんにとっても安心できる場所は必要です。

貧困だけではなく、孤食の児童も来てくれています。みんなで温かいごはんをおなかいっぱい食べ、宿題を教えてもらい、帰り道は留学生や大学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんたちと手をつないで帰宅。そんな環境をこれからも継続して作り続けたいと思います。
どうかみなさん、この活動にお力を貸してください。

NPO法人松山さかのうえ日本語学校
代表 山瀬麻里絵

(5)ご支援の使い道

国際子ども食堂は、皆さまからのご支援で成り立っています。
当初は地域の方々の持ちよりで食材などを賄っていましたが、今では国際子ども食堂の1回の参加者は100人を超え、多くの子どもたちに多様な料理をつくる必要があり、食材だけでなく備品などの費用も多くかかっています。
また、継続的に活動を続けていくためにも、ボランティアとして来てくれている留学生や学生さんに、交通費だけでも支払いたいと思っています。

皆さまからのご寄付は、主に食材の購入費とボランティアの交通費として使用させて頂きます。
3,000円のご寄付があれば、国際子ども食堂に参加した10名の子どもたちに多国籍の料理を提供することができ、親子で様々な文化に触れながら楽しい時間を過ごすことができます。

団体情報
特定非営利活動法人松山さかのうえ日本語学校
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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