桜ライン311
認定NPO法人

東日本大震災の教訓を未来へ――桜の植樹で命を守るラインをつくるためご寄附をお願いいたします。

img-cover
img-cover
img-cover
再び津波が押し寄せたとき、自分と、大切な人の命を守れるように――。 桜ライン311は、東日本大震災の津波の最大到達地点に桜を植えることで、その教訓を未来へ伝える活動を行っているNPO法人です。 私たちが活動する岩手県陸前高田市の津波の最大到達地点を線でつなぐとおよそ170km。そこに10m間隔で桜を植樹すると17,000本の桜並木をつくることができます。 この植樹活動を通し、東日本大震災の教訓を後世に伝え残していきます。 津波は目に見えず、時間が経つとその痕跡も消えていきます。けれども、桜の並木があれば、その場所に津波が到着したことを“形”として伝え続けることができます。震災を知らない世代にも、震災の記憶を手渡していくために、植樹会や防災学習、講演活動などにも力を入れています。 私たちは、自然災害によって人命が失われる悲しみを、二度と繰り返さない未来を目指して、一本一本の桜に願いを込めて、皆さまとともに、命を守るラインを描き続けます。

活動・団体の紹介

2011年3月11日、東日本大震災が発生し、1時間以内に東北各地を津波が襲いました。

「私たちは、悔しいんです。」

その思いを同じくする者が集まり、2011年「桜ライン311」を立ち上げました。
私たちは、震災で多くの命を守ることができなかった悔しさを胸に、「災害で生まれる悲しみを二度と繰り返さない未来を創る」ことを使命としています。

そのために、津波が到達した場所を一本一本の桜でつなぎ、目に見える形で後世に伝えていく活動を続けています。瓦礫がなくなり、津波の痕跡が風景から消えていく今こそ、桜という“命を守るしるし”を未来へ残していかなければなりません。

しかし、私たちだけの力では限界があります。次の世代に教訓をつなぐために、皆さまの力をお借りしながら、桜並木を完成させていきたいと思います。

活動の背景、社会課題について

2011年3月11日14時46分頃、三陸沖でマグニチュード9.0の大規模な地震が発生し、最大17.6mの津波が陸前高田市を襲いました。津波による被災世帯数は4,063世帯(陸前高田市全世帯の50.4%)にのぼり、死者・行方不明者数1,806名という甚大な被害をもたらしました。

しかし、時の経過とともに津波の痕跡は目に見えなくなってきました。

「どこまで津波が来たのか」を形として残さなければ、将来また同じ悲劇が繰り返されてしまうかもしれません。震災を経験していない世代が増える中で、災害を「他人事」ではなく「自分事」として考えるための“記憶を伝える仕組み”が必要とされています。

活動内容の詳細、実績について

桜ライン311は、津波最大到達地点を線でつなぎ、約170kmにわたって10mごとに桜を植え、合計17,000本の桜並木をつくることを目指しています。
これまでに全国から集まった多くのボランティアとともに2,000本を超える桜を植えてきました。春と秋の植樹会、夏の育樹作業に加え、学校や地域と連携した記念植樹会や防災講演も行い、「植える」「育てる」だけでなく、次の世代に教訓を伝える取り組みを広げています。

寄附金の使い道について

皆さまからいただくご寄附は、桜の苗木の購入費や植樹・育樹の活動、そして防災啓発のための取り組みや団体運営に大切に活用されます。
一本の桜は「ここまで津波が来た」という命を守る“しるし”になります。
あなたのご支援が新しい桜の一本となり、未来の誰かの命を守る力につながります。

団体情報
このページは寄付・会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・会費決済サービス「コングラント」で作成されています。