香川県で育った若者たちが「地元が好き」「いつかは戻ってきたい」という気持ちを胸に、進路選択に望む未来を、私たちたかまつ讃岐てらす財団はめざしています。
地域を巻き込んで子どもたちの学びの機会提供を支援します。お預かりしたご寄付は、2025年度「子ども若者の体験や学びの機会を支える助成」の助成金と運営管理費に活用します。
2025-04-09 18:36
ご寄付の活用!学びや体験の様子:アイデアをカタチに

香川県内の小中学校の不登校の数は2,200人とも言われています。建築士さんが関わって、自分たちが心地の良い場所を作りました。「このテントの中では、何もしなくていいんだー」という言葉を聞いて、ついつい大人は子どもに体験を通じて何かを学ばせようとしてしまってるな、ということに気付かされました。そうだよ、何もしたくない時、静かにしていたい時もあるよね。
過去に助成を実施した取り組みを紹介します!
フレンドシップ事業
「虹の部屋こどもの居場所プロジェクト」
学 校:フレンドシップ実行委員会
助成額:50,000円
概 要:地域の建築士から助言をもらいながら通室生が話し合い、「虹の部屋」を落ち着ける場所に変える。
成果
今まで虹の部屋の活動はスタッフで相談して決めており、子どもたちに活動のアイデアを聞くことがあまりなかった。今回来ていただいた講師は「学校」や「不登校の子ども」という枠にとらわれず、子どもたちの可能性を信じ、やりたいことを引き出してくれたように思う。普段の活動では個の活動や少人数での活動が多かったが、フラードームづくりでは協働の作業が多くあり、文化祭のような非日常感を子どもたちも楽しんでいた。
熊田 知香 先生のコメント
今回の活動を参考にしながら、子どもの自主性やアイデアを生かせる活動を増やしていきたいです。また、この取り組みを高松市内の小・中学校に紹介し、今後整備されていく「校内サポートルーム」の居場所づくりの参考にしてもらいたいと考えています。
