一般社団法人痴漢抑止活動センター

月1000円の支援で、子ども達を痴漢から守る

女性専用車両が100年前からあったというのをご存じですか? 電車内痴漢は、100年以上も解決されない社会課題なんです。 そんな中、一般社団法人 痴漢抑止活動センターは、2015年から「痴漢抑止バッジプロジェクト」を推進しています。この活動の目的は、「現在、電車内で痴漢被害にあっている子どもたちを守るとともに、社会全体の性暴力を根絶すること」です。 痴漢抑止バッジの無料配布は、マンスリーサポーター(月額継続寄付)の皆さんの温かいご支援によって実現しています。私たちの活動には、あなたのご支援が必要不可欠です。共に力を合わせ、安全で平等な社会の実現に向けて一歩踏み出しましょう。
2021-11-01 14:58
【第10号】メビウスのリボン通信 2021年11月
・学校で「痴漢犯罪防犯講座」を実施してほしい! ・メディア掲載 ・ユーザーの声 ・デザイナーの思い「見ていないようで見ている」 ・発行者コラム

学校で「痴漢犯罪防犯講座」を実施してほしい!

今年の7月。アニメーション「学生に知ってほしい痴漢の真実」を公式サイトやYoutubeで公開しました。

私たちは、正しい知識が自分の身を守る防具にも武器にもなると考えています。だから、すべての学生に、痴漢に対する正しい知識を持ってほしいと思い、アニメーションを制作しました。

毎年夏に開催している「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」の応募者や、審査員として参加する学生、そして一般の方達にも視聴していただきたいと思っていました。

コンテスト応募者のコメントに「痴漢の事実を初めて知った」「男子も被害に遭うと知って驚いた」などの記述が例年に比べて増えていました。また、2次審査校では、先生が痴漢犯罪防犯講座を行った上で、審査をする学校もありました。

そこで、当センターは、次のステップとして、学校に向けて「痴漢犯罪防犯講座セット」を寄贈するプロジェクトを立ち上げました。

学校に痴漢抑止バッジを寄贈し、各校で痴漢犯罪に対する防犯講座を実施してもらうことを目指します。

現在、電車・バスで通学する生徒に対する痴漢犯罪防犯教育は、ほとんど行われていません。そのため、多くの子ども達は痴漢に対する知識がありません。そのため、

●自分に起きたことが、痴漢かどうか判断できない
●痴漢被害にあった時にどうしたらいいかわからない
●誰にも相談できずに一人で悩んでいる

といった状況に陥っています。だから、中高校生にこそ、電車やバスなど公共交通機関内での痴漢を未然に防ぐツールとして、痴漢抑止バッジが広く知ってほしいと考えました。

ところが、痴漢にあっている子が、痴漢抑止バッジをつけたいと思っても、学校よっては、カバンに缶バッジをつけるのが校則で禁止されている場合もあるでしょう。

マジメな子は、校則が理由で痴漢抑止バッジをつけられなくなります。

つまり、学校の先生方にも「痴漢抑止バッジは、防犯グッズ」と知っていただく必要があります。

そこで、痴漢抑止バッジを寄贈し、入学時のオリエンテーションに痴漢犯罪防犯講座が組み込まれれば、被害を未然に防いだり、咄嗟の対処をしたり、保護者や学校、警察にも相談しやすくなると考えました。

講座は、「学生に知ってほしい痴漢の真実」を視聴し、動画では伝えきれなかったことを先生から補足していただく形式を想定し、カリキュラム作成を進めています。

寄贈の資金は、10日からクラウドファンディングで募っています。左のQRコードから、サイトにログインできます。ぜひ、ご支援ください。お願いします

メディア掲載

2021.09.25:「痴漢です!」泣き叫んでも、助けはなかった 被害者は幾度も傷つく(朝日新聞)
2021.11.12:「第7回痴漢抑止バッジデザインコンテスト」最終審査がスタート 上位5作品のデザインを製品化へ(ねとらぼ)
2021.11.16:NHKラジオ マイあさ!(NHKラジオ)

ユーザーの声

痴漢抑止バッジの購入者からハガキが届いています。掲載許可をいただいている声をご紹介します。

デザイナーの思い

【デザイナー:クロレさん/麻生情報ビジネス専門学校北九州校

「痴漢行為は誰も見ていない、気づいていないと思ったら大間違いだ。ちゃんと見ているぞ。」ということをアピールするために、目をアップで描きました。指の間から目を覗かせることで、「見ていないようで見ている」ことを表現しています。

痴漢をされた人はきっとすごく怖かったはずです。された側は、心の病を抱えてしまう可能性もあります。痴漢はそれほどまでに卑劣で卑怯な犯罪です。  みんなが「痴漢は許さない」という意識をもって、周りに目を向けることで、少しでも痴漢行為が抑止できればいいと願っています。

【発行者コラム】

■「第7回痴漢抑止バッジデザインコンテスト」は全国153校から1091作品の応募がありました。■審査には、中高校生を中心に~社会人まで1349人が参加。■コンテストを通じ、多くの方と痴漢問題について考えられて、嬉しいです。■マンションの1階に美容室がオープンし、髪を切りに行くのが楽になりました。■自宅から半径500m圏内で生活しています。早くコロナが落ち着いてほしいです。(松永弥生)

【マンスリーサポーター募集中】
通学電車・バス内での痴漢から子ども達を守りたい!(月1000円~)

団体情報
一般社団法人痴漢抑止活動センター
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