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「第10回痴漢抑止バッジデザインコンテスト」開催中。
痴漢抑止活動センターは、痴漢被害の抑止と社会的関心の向上を目指し、「痴漢抑止バッジデザインコンテスト」を毎年開催しています。
今年で10回目を迎えるこのコンテストは、デザインを通じて痴漢問題に対する意識改革を促進し、多くの若者や一般の人々が参加することで広範な影響を与えてきました。
コンテストが始まったきっかけは、2015年、当時高校2年生だった殿岡たか子さんの行動です。
彼女は、自身が受けた痴漢被害を防ぐため、母親とともに「痴漢は犯罪です。私は泣き寝入りしません」と書かれたカードを考案し、それを身に着けたことで効果を実感しました。
この経験から、痴漢を防ぐため社会課題の提示として、「痴漢抑止バッジプロジェクト」が生まれました。
この痴漢抑止バッジは、個人の防御策としてだけでなく、社会全体に痴漢行為の問題性を広める役割を担っています。
痴漢抑止活動センターが毎年このコンテストを継続しているのは、被害者支援と社会全体での意識向上の両方を目的としているためです。
コンテストの対象を学生とすることで、次世代の性犯罪に対する理解を深め、ジェンダー平等への意識改革を促進しています。
また、学生の参加を通じて、保護者や教育者など大人世代にも問題意識が波及し、社会全体でのジェンダー問題への関心を高める狙いがあります。
今年のコンテストでは、91校から628作品の個性豊かなデザインが多数寄せられました。
1次審査には、大学生9名が参加し、60作品に絞り込みました。
その後、2次審査で中学・高校にご協力いただき8校223名による投票で、入賞12作品を決定。
11月6日~17日に開催される最終審査は、子ども~大人まで誰でもWEB上で参加できます。この最終審査を経て、今年の製品化5作品が決定します。
「痴漢抑止バッジ」は単なるアクセサリーではありません。持つ人が社会の一員として声を上げる手段となり、被害者の心の支えになることを目指しています。
バッジユーザーからは「安心して電車に乗れるようになりました」「周りに女性が立ってくれました」というメッセージをいただいています。
これまでにコンテストに参加した多くの若者が、自分のデザインを通じて社会に貢献できる喜びを感じています。
痴漢抑止バッジデザインコンテストは、世代を超えた対話の場です。デザインを介した啓発活動が、被害の抑止だけでなく、社会全体の意識を変えるきっかけとなることを願っています。多くの方々にこのコンテストに参加し、未来を守る一歩を踏み出していただければと思います。
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WEB投票▶https://forms.gle/WBdF1iN9cHs8...
メディア掲載
掲載日 |
タイトル |
掲載紙 |
2024.07.08 |
痴漢撲滅へ意識啓発 公明党市議団ら 街頭キャンペーン実施 |
公明党新聞 |
2024.08.10 |
痴漢抑止目的でデザイン募集 缶バッジ、今年で10回目 |
共同通信 |
2024.08.24 |
男性向け性玩具で「2年間痴漢しない努力した」 被害対策団体に「使用済み」送り付け…代表女性「性犯罪に問えないのおかしい」 |
弁護士ドットコム |
2024.10.16 |
〈痴漢抑止活動センターが怒りの告発〉「〇〇したことありますか?」とのセクハラ電話に“ありえない郵送物”も… |
集英社WEB |
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ユーザーの声
痴漢抑止バッジの購入者からハガキが届いています。掲載許可をいただいている声をご紹介します。
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デザイナーの思い
【デザイナー:アキ/日本デザイン福祉専門学校】
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デザインコンセプト 相手に向かって訴えかける様子を描きました。
痴漢抑止活動へのメッセージ 痴漢は誰にとっても不愉快なものでもしかしたら誰かの人生を壊すものになるかもしれません。それを止めるための活動があることは誰かの助け、支えになるのでとても大切な活動だと思います。是非そのまま活動を続けて頂けると有難いです。
殿岡たか子(痴漢抑止バッジ考案者)より
女の子が声を上げる姿がとてもかっこいい! 一緒に戦ってくれるような、守ってくれるような心強さを感じました。 私も未だに緊張しながら電車に乗っているのですが、このバッジを付ければいつもより強くなれそうです。
【発行者コラム】
■バセドウ病の件。甲状腺ホルモンの数値がよくなっており、元気になりました。■10㎏減った体重が徐々に戻ってきています。BMI18をキープするのは、ムリです(^^; ■最近は囲碁の勉強をガンバってます。公文式囲碁に入会して基礎から学び直しています■59歳で公文を始めるとは思っていませんでした💦■月2回、事務所を開放して囲碁会を開催しています。囲碁のお問合せ歓迎です。松永弥生
【マンスリーサポーター募集中】
通学電車・バス内での痴漢から子ども達を守りたい!(月1000円~)