痴漢抑止活動センター
一般社団法人

痴漢対策 | 娘・息子・昔の自分を社会から守る。 月1000円からの支援のお願い

●女の子が(10歳以上)で、ショッピングモールや電車通学は危険です。 ●男の子も(10歳以下)は、1人でトイレに行かせてはダメです。 →女の子は2人に1人の性被害。 →男の子は10人に1人の性被害。 →どちらも、被害にあうのは小学校入学前から だから、私たちは「1人にしない社会」をつくろうとしています。 あなたの寄付が、その第一歩になります。 女性専用車両が100年前からあったというのをご存じですか? 電車内痴漢は、100年以上も解決されない社会課題です。 そんな中、「痴漢抑止活動センター」は、「痴漢抑止バッジ」の普及をしています。この活動の目的は、「現在、電車内で痴漢被害にあっている子どもたちを守るとともに、社会全体の性犯罪・性暴力を根絶すること」です。 【バッジ効果94.3%】 痴漢犯罪を未然に防ぐ対策として、痴漢抑止バッジの無料配布は、皆さんの温かいご支援によって実現しています。私たちの活動には、あなたのご支援が必要不可欠です。共に力を合わせ、安全で平等な社会の実現に向けて一歩踏み出しましょう。
2025-03-07 10:27
痴漢抑止バッジを見た時、私には『イヤだ』という権利があると、初めて気づいた
こんにちは。今日は、「痴漢抑止バッジを見た時、私には『イヤだ』という権利があると、初めて気づきました」というテーマでお話しします。

10年前、痴漢抑止活動をはじめた時に聞いた言葉

今から10年前、私が痴漢抑止の活動をはじめた頃に、ある女性がこう言いました。

「高校生の頃、私は痴漢被害にあっていました。でも、あの時の私は『イヤだ』と言えなかった。バッジを見て、私には『イヤだ』という権利があったんだと、初めて気づきました。」

この言葉を聞いたとき、私は衝撃を受けました。 「イヤだ」という権利。それがあることすら、多くの人が知らずにいる。

彼女は、被害にあったときに、何もできなかった自分を責めていました。でも、本当は「イヤだ」と言っていいんです。

人ごとではなく、私も「イヤだを主張する権利」があることを知らずにいました。ハタチの頃に、毎日電車の中で痴漢に遭っていたけれど、身体を触ってくる手を払うのが精いっぱいの抵抗でした。

だって、私たちは、「イヤだという権利」を誰からも教わらずに生きてきたんです。

痴漢抑止バッジは、「イヤだ」という意思表示

痴漢抑止バッジは、ただのアクセサリーではありません。 これは痴漢行為を仕掛ける人に対して、「イヤだ」と伝えるツールです。 でも、それは本当は、バッジをつけていなくても、誰もが持っている権利です。

けれど、日本では、「大人に逆らわない子がいい子」という価値観が根強くあります。 だから、子どもたちは大人に対して「イヤだ」と言う練習をする機会がない。 そのまま成長し、性暴力や性被害にあっても、声を上げられずに苦しんでいる人がたくさんいます。

「イヤだ」と言うことは、自分を守ること

嫌なことをしてくる相手には、「イヤだ」と言っていいんです。 それはわがままではなく、自分を守ること。

痴漢は犯罪です。 被害に遭わないのが一番いい。 でも、もしその危険があるなら、「イヤだ」と伝える手段を持っていてほしい。

そのひとつが、痴漢抑止バッジです。 「私はイヤです」 「私はあなたの勝手に従いません」 その意思表示をすることで、被害を未然に防ぐことができるかもしれません。

これは、私たちの権利

バッジをつけることで、「私は『イヤだ』と言っていいんだ」と自分自身にも伝えてほしい。 そして、過去の私と同じように「イヤだ」と言えなかった人が、それを思い出せるきっかけになればと思います。

これは、私たちの権利です。 どうか、その権利を知ってください。そして、行使してください。

痴漢被害に苦しむ子どもたちが、声を上げられないまま泣き寝入りする社会であってはいけません。

私たち大人ができることのひとつは、「イヤだと言っていい」と、子ども達に伝えること。そして、その手段を届けることです。

私たちは、そのために痴漢抑止活動を続けてきました。

あなたも痴漢抑止バッジを必要としている子に、無償で届けるサポーターになってください。あなたの支援が、子どもの「イヤだ」を守る力になります。

今日も聞いてくださり、ありがとうございました。

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