痴漢抑止活動センター
一般社団法人

痴漢対策 | 娘・息子・昔の自分を社会から守る。 月1000円からの支援のお願い

●女の子が(10歳以上)で、ショッピングモールや電車通学は危険です。 ●男の子も(10歳以下)は、1人でトイレに行かせてはダメです。 →女の子は2人に1人の性被害。 →男の子は10人に1人の性被害。 →どちらも、被害にあうのは小学校入学前から だから、私たちは「1人にしない社会」をつくろうとしています。 あなたの寄付が、その第一歩になります。 女性専用車両が100年前からあったというのをご存じですか? 電車内痴漢は、100年以上も解決されない社会課題です。 そんな中、「痴漢抑止活動センター」は、「痴漢抑止バッジ」の普及をしています。この活動の目的は、「現在、電車内で痴漢被害にあっている子どもたちを守るとともに、社会全体の性犯罪・性暴力を根絶すること」です。 【バッジ効果94.3%】 痴漢犯罪を未然に防ぐ対策として、痴漢抑止バッジの無料配布は、皆さんの温かいご支援によって実現しています。私たちの活動には、あなたのご支援が必要不可欠です。共に力を合わせ、安全で平等な社会の実現に向けて一歩踏み出しましょう。
2025-08-27 17:44
大人の女性を『女子高生みたい』と形容する社会の違和感
先日、23歳の女性アイドルを紹介する記事に「女子高生みたいだ」という言葉が添えられていました。記事のコメント欄にも「世界一かわいい」「女子高生みたい」といった声が並び、まるでそれが最高の誉め言葉のように扱われていました。 私はそのとき、強い違和感を覚えました。 なぜ大人の女性に対して、わざわざ「女子高生」という未成年のイメージを重ねる必要があるのでしょうか。

ここで問題にしたいのは、この記事ひとつではありません。
私がXのポストで「女子高生至上主義」と書いたのは、社会全体に漂っている空気、つまり「女子高生こそが最も価値ある存在」と刷り込まれてしまう風潮を指しています


Xに投稿して見えた反応

この違和感をXに投稿したところ、8,450件を超える「いいね」が集まりました。その一方で、「BBAの嫉妬」「妬んでいるだけ」といったリプライも少なくありませんでした。

こうした反応は典型的です。問題提起を「感情」や「年齢」にすり替え、真剣に議論しないまま封じ込めてしまう。
でも、本当にそうでしょうか。

多くの大人の女性、特に保護者世代やその上の世代の女性たちは、自分が若い頃に痴漢やセクハラに苦しめられてきた経験を持っています。だからこそ、次の世代の若い子たちが同じ目に遭ってほしくないという思いから、違和感を言語化しているのです。
「守りたい」という気持ちが根っこにあるのに、それを「僻み」と片付けるのは、あまりにも的外れだと感じます。


なぜ「女子高生みたい」が問題なのか

私自身も、女子高校生のころに痴漢被害に遭った経験があります。自転車で帰宅していたとき、追い越してきた男に胸を掴まれたことがありました。同じような被害にあった友人も大勢いて、「女子高校生だから狙われる」という空気を肌で感じていました。

だからこそ、大人の女性を「女子高生みたい」と誉め言葉にする社会に、強い違和感を抱くのです。
ラウンドガールやグラビアアイドルのように、大人の女性としての魅力や自己表現が評価されるべき場で、わざわざ未成年のイメージを持ち込む。
それは「女子高生が最も価値ある存在」という刷り込みを強め、未成年を性的対象にする文化を温存してしまいます。

この構図こそが、私が「気持ち悪い」と感じる理由です。


「本人が喜ぶならいい」では片付けられない

リプライの中には「本人が嫌がっていないならいいのでは」という意見もありました。もちろん、本人の受け止め方は大切です。
ですが、それだけでは社会的な影響を説明できません。

「女子高生みたい」が誉め言葉として繰り返されれば、若年層を性的に価値づける文化が強化されます。
その結果、子どもや若い世代が無意識に性的な視線にさらされやすくなる。
本人の感じ方とは切り離して、社会全体に与える影響を考える必要があります。


個人に責任を押し付けない

「女子高生ブランドを女性自身が利用している」という指摘もありました。制服をモチーフにしたファッションや自己表現は確かに存在します。
しかし、それは社会に強い需要があるからこそ成立しているものです。女性個人に責任を押し付けても問題の本質は変わりません。

実際、痴漢抑止活動センターの活動を最も応援してくれるのは、保護者世代や年配の女性たちです。彼女たちは、自分が若いころに被害を受けた経験を持っているからこそ、「子どもを守りたい」「同じ思いをさせたくない」という気持ちから支援してくれるのです。
そうした声を無視して「僻み」で片付けるのは、あまりにも現実を見ていないと思います。


うんざり、という感情

私が今回の記事を読んで最初に抱いた感情は「怒り」でも「悲しみ」でもなく、「うんざり」でした。
ラウンドガールやグラビアアイドルは、大人の女性としてのセクシーさや華やかさをアピールする職業です。
それをわざわざ「女子高生」と重ねて持ち上げることに、心底うんざりしたのです。


立ち止まって考えるために

「女子高生みたい」という言葉が誉め言葉として受け止められることに、違和感を持つ人は少なくありません。
それを「ババアの僻み」や「嫉妬」と矮小化してしまえば、問題は見えなくなります。

私が伝えたいのは、この記事ひとつではなく、社会全体に広がる「女子高生至上主義」という空気です。メディアが率先してその価値観を無自覚に拡散している現実です。
大人の女性をきちんと大人として評価できる社会。
そして、未成年の子どもたちが性的な視線にさらされない社会。

その実現のために、まずは“当たり前”とされてしまっている言葉に立ち止まって考えてほしいのです。

団体情報
痴漢抑止活動センター
一般社団法人
このページは寄付・会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・会費決済サービス「コングラント」で作成されています。