首都圏青年ユニオンは若者による若者のための労働組合です。
2000年代以降、非正規労働者や周辺的正社員が若年層職場の枠を超えて個人で加入できるユニオンとして2000年に結成されました。この組織は主に10代から30代の若者を対象としており、正社員のみならず、アルバイト、パート、派遣社員といった不安定な雇用形態で働く人々の権利を守るために活動しています。
最大の特徴は、職場に労働組合が存在しなくても、また現在職を失っている状態であっても、一人から加入できる点にあります。具体的な活動内容としては、賃金未払い、不当解雇、パワーハラスメント、長時間労働といった切実な労働トラブルに対し、団体交渉を通じて企業側と直接対等に話し合い、具体的な解決を勝ち取ってきました。さらに、現場での解決のみならず、社会的な啓発活動や労働法制に関する政策提言も積極的に行っています。
また、単なる労働相談の窓口に留まらず、同じ悩みを持つ若者が集まり、学び合う「居場所」としての側面も持ち合わせています。労働組合を自分たちとは無縁なものと感じがちな世代に対し、有効な武器としての労働組合を提示し続けてきました。格差社会や貧困問題が深刻化する現代において、若者の生存権と労働権を守るための重要なプラットフォームだと考えています。

