2011年3月11日東日本大震災ー。 翌年よりキャンドルナイト事業を実施した仙台JC
東日本大震災発災翌年の2012年3月11日、仙台JCは仙台市の依頼により「わたしたちは忘れない~世界中に伝える“ありがとう”~」と題してキャンドルナイトを実施、世界中からいただいた支援に対する感謝の想いを発信いたしました。この希望の光は、これから復興へ進む道を照らす光となるものでした。それから毎年3月11日に震災の風化防止と防災意識向上を目的に事業を実施してまいりました
震災翌年以降も仙台JCによって運営されたキャンドルナイト事業は、各種協力団体にお力添えいただきながら例年実施。県内外多くのボランティアの皆様にも携わっていただくなか、準備段階から活動していただいたのが、地元の高校生たち=高校生連携協議会の皆様でしたー。
事業は仙台JCの手を離れて民間団体へ…バトンを受け取ったのは地元の『高校生』
2017年の事業実施を最後に仙台JCはこの事業を民間団体へ移行することとを決定しました。そこでここ近年、企画・運営に深く携わってきた地元高校生によって構成される高校生連携協議会が「このまま継続して自分たちが繋げていきたい」と名乗りを上げました。この大切なバトンは、次代を担う子どもたちへ力強く手渡されました。
「毎年のテーマ決定」から自分たちで…。 約半年以上の準備期間を経てー
例年“産みの苦しみ”を感じるテーマ決め、メンバーそれぞれの想いをひとつにするため、言葉を選び、みんなが納得するテーマを何日間もかけて議論し作っていきます。テーマが決まると一気に準備が始動。各部会に分かれれて企画や当日の進行方法、ゲストには誰をお招きするか。楽曲の演奏などの演出依頼など、「忙しい」いまの高校生たちがなんとか自分の時間を見つけ、みんなの都合に合わせて会議や打ち合わせに参加します
これからは「震災を知らない」子どもたちにも
高校生たちは「あの悲惨な出来事の中には人々の愛やあたたかさがありました。震災から12年経ついま、震災の記憶がない人、経験していない人、知らない人が増え、そして震災を忘れたい人もいます。しかし、風化させないためにはあの日起きた、ありのままの出来事を伝え続けることが必要です」と、これからの事業の継続こそが重要と考えています
ご支援金の使い道
皆様から寄せられた支援金は、事業開催のための運営費にあてられます。式典にかかる音響関係の設備・レンタル代やいまは協力企業様のご協賛品でまかなえている紙コップやキャンドル、テント借用費用など。また事前準備のための事務用品、広報用ポスター、チラシ製作費。年によっては防災関連グッズ(防災絵本など)の印刷・製本諸経費など。準備期間中の移動費や食事代などはそれぞれが負担しています。今後も長く事業を継続していくためにも、多額の寄付金よりも、少額でよいので毎年お願いしたい。と、企業様へ向けても「最高1万円」と末永い支援をお願いしております
ご寄付いただいた個人・法人名の公開について
ご寄付・ご協力いただいた個人のお名前、法人名に関しましては、原則以下のとおり公開いたします
・3.11キャンドルナイトホームページ・SNSページ等インターネット媒体での公開
・当日会場でポスター掲示
※いずれも3月8日までにご寄付の確認をできた皆様(当該年に公開できなかったお名前は翌年度のページで公開)
※個人名や法人名の公開をご希望されない方は別途ご連絡をお願いします